2018年09月10日

◎スペインで聖母子像を素人が修復し派手なピンクや空色に

CJC18263=AF0909◎スペインで聖母子像を素人が修復し派手なピンクや空色に

 【CJC】スペイン北部アストゥリアス自治州にある人口わずか28人の小村エルラニャドイロで、15世紀につくられた木彫りの聖母子像の修復を素人の女性に任せたところ、派手なピンクや黄緑色に塗られてしまい、またスペインで素人が芸術の修復に手を出して散々な結果に終わったと、大きな話題になっている。AFP通信が報じた。

 修復前の聖母子像は簡素な木彫りの像だったが、聖母マリアのマントは鮮やかなピンクに、衣服はスカイブルーに塗られ、目にはアイラインまで描かれた。幼子イエス・キリストの衣服も明るいライムグリーンに塗られた。

 スペインでは2012年にも、北東部ボルハの教会で高齢女性が修復したフレスコ画のキリストが、修復前とは似ても似つかない漫画のサルのようになってしまった例がある。

 現地紙『エル・コメルシオ』によると、聖母子像を修復したのは地元住民のマリア・ルイサ・メネンデスさん。教会の主任司祭から着色しても良いと許可を得たという。メネンデスさんは同紙に「私はプロじゃないけれど、昔から修復作業は好きだった。この像たちには着色が必要だったの。だから私はベストを尽くして色を塗ったのよ。私はとてもいい色になったと思うし、ここのみんなも気に入ってくれた」と語っている。□


cjcpress at 12:54│clip!