2018年10月19日

◎教皇「公式招待状があれば訪朝は可能」

CJC18302=KB1018◎教皇「公式招待状があれば訪朝は可能」

 【CJC】ヨーロッパを歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)・韓国大統領は10月18日夕方、バチカン(ローマ教皇庁)で教皇フランシスコと会談し、教皇を平壌に招待したいという北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長からのメッセージを伝えた。これに対して、フランシスコ教皇は「北韓からの公式招待状があれば訪朝は可能」と応じた。韓国のKBSラジオが報じた。

 韓国大統領府(青瓦台)による、教皇は、文在寅大統領から、金正恩国務委員長の訪朝招請のメッセージとともに、 「金委員長が招待状を送ってもよいか」という質問を受け、「文大統領の口頭メッセージで十分ではあるが、公式招待状を送ってもらえれば訪朝は可能」と述べたという。

 教皇はまた、韓半島の平和定着に向けた韓国政府の取り組みに強い支持を表明し、「止まらずに前に進め。恐れるな」と述べ、南北融和を支持した。

 2000年には、当時の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が韓国政府を通じて教皇の訪朝を招請したが、実現しなかった。□


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