2018年11月30日

◎教皇が母の手逃れた自閉症児の「自由」たたえる

CJC18347=AF1129◎教皇が母の手逃れた自閉症児の「自由」たたえる

 【CJC】AFP通信によると、バチカン(ローマ教皇庁)で11月28日、教皇フランシスコによる週例の一般謁見(えっけん)の際、アルゼンチン人の男の子が教皇と遊ぼうと母親の手を逃れ、壇上に飛び出す出来事があった。

 教皇は「彼は自由だ」と述べ、参列者らに対し、「われわれは皆、神の前で自由であるべきだ」と語った。

 現地メディアによると、男の子の母親が謝罪し、この子が自閉症であることを伝えたところ、教皇は居合わせた参列者らに「この子は話すことができない。口が利けない」と述べ、「だが彼は意思を伝え、自らを表現する方法を知っている」と続けた。

 手袋をしたスイス衛兵の手を引っ張り、教皇の椅子の裏で遊ぶ男の子に、教皇は「キスをしておくれ」と語り掛け、母親が息子を捕まえようと駆け寄ると、男の子の好きにさせるよう促した。

 さらに教皇は「われわれは皆、自らに問うべきだ。自分が神の前で同じだけ自由でいるか、と。われわれは皆、子どもが父の前にいる子どもと同じように、神の前で自由であるべきなのだ」と述べた。

 教皇が「この子が話せるよう、ご加護を願おう」と呼び掛けると、参列した約7000人の信者から喝采が起こった。□


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