2019年08月12日

◎2年以内に「家庭教会」の根絶目指す?中国共産党

CJC19228=BW0809◎2年以内に「家庭教会」の根絶目指す?中国共産党

 【CJC】中国共産党が、今後2年間で全国の「家庭教会」(非公認地下教会)を抹殺すること目指している。実際に、この取り組みを強化しており、強制的に教会を閉鎖し、インターネット上でも「家庭教会」を標的にしている。

 中国における信教の自由の迫害と人権に関するメディア『ビター・ウインター』が入手した情報によると、公認の「三自教会」に所属していない、独立した「家庭教会」を2年以内に全て排除する計画を中国共産党が立てていると、各省の警察が公然と信者たちに告げている。

 6月23日、山東省の省都済南市東方のゾウ平市にある「家庭教会」が警察の強制捜索を受けた。教会は略奪され、指導者は警察に抵抗したために逮捕された。

 同日午前6時30分、警察と同市の「統戦部」(統一戦線工作部)の指導者を含む40人から50人が教会の集会所に到着した。警察は、集会は違法だと主張し、非常線を張り、信者を敷地内に入らせなかった。

 それより先の4月4日、湖北省の省都武漢市江岸区にある「家庭教会」(信者200人)を江岸区の「民族宗教事務局」が封鎖した。同局は前日に教会の閉鎖を通知していた。聖書と宗教関連の書物100冊以上が押収された。また同地区の教会2カ所の集会所も閉鎖された。「福音の手引き」を配布していたとして教会スタッフが追放され、そのうちの1人は警察に連行されて尋問を受けた。29日、この教会の牧師が、集会所を失った十数人の信者を野原に引き連れ、讃美歌を歌った。その結果、牧師は「市民をだました」として警察に連行された。

 また4月には、中国北部山西省運城市にある「基督家園教会」も政府公認の三自教会への参加を拒んだため、閉鎖に追い込まれている。

 現地の「民族宗教事務局」職員が、各教会の牧師に信者の個人情報と財務情報を報告するよう要求し、また政府が認めた牧師や長老を受け入れ、説教を行わせるよう命じた、という。牧師側は要求を拒否したようだ。

 4月25日、「民族宗教事務局」の8人が機械を使って教会の看板を切断し、運び出した。4日後には、同局員は出入り口の錠を取り換え、信者の集会を禁止するよう家主に命じたという。

 共産党は別の地域でも集中的な追放作戦を実施している。6月16日、厦門(アモイ)の当局は現地のプロテスタントの「家庭教会」を弾圧する大規模な作戦を開始、40カ所以上が閉鎖に追い込まれ、ウェブサイトも閉鎖された。□



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