2019年08月19日

◎殴られた記者は工作員の可能性、中国当局が報道を沈静化?

CJC19232=BW0816◎殴られた記者は工作員の可能性、中国当局が報道を沈静化?

 【CJC】中国当局が、香港国際空港で抗議者らに襲われた政府系メディア『環球時報』の付国豪記者に関する報道を沈静化し始めた、と『大紀元時報日本』電子版が報じている。『大紀元時報』は、法輪功迫害問題など中国共産党に対する批判的報道姿勢で知られる。

 香港国際空港では8月13日、抗議デモに参加した一部の市民が、中国政府系メディア「環球時報」の付国豪記者を、抗議者に扮した警官と疑い殴打した。中国メディアは14日、相次いで付氏を英雄だと大々的に報道したが、15日になると付氏に関する報道は急激に減った。米政府系『ラジオ・フリー・アジア』(RFA)は、14日未明に始まった付記者に関するプロパガンダ報道が10時間以上続いた後、「当局は突然、報道を沈静化し始めた」と伝えた。

 付記者の身分証に記されている北京市海淀区万寿路の住所は、中国の情報機関、国家安全部(省)の職員寮だという。

 中国当局や共産党機関紙『人民日報』は当初、付記者が香港人デモ隊に殴られたのを利用して、国内で民族主義をあおり、香港市民への圧力を強化しようとしたものの、付記者が国家安全部のスパイである可能性があると指摘されたため、共産党「中央宣伝部」の担当者が、付記者について「話を避けている」と『大紀元時報日本』は伝えた。

 『環球時報』編集長の胡錫進氏は16日、米メディア『ボイス・オブ・アメリカ』(VOA)の取材に、付国豪記者について国家安全部の工作員ではないと強調した。しかし、胡編集長は、13日、香港国際空港にいた付記者が「記者証」を持っていなかったと認めた、とも『大紀元時報日本』は伝えている。□



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