2019年10月07日

◎教皇が枢機卿叙任式、日本ゆかりのルクセンブルク大司教も

CJC19276=K1005◎教皇が枢機卿叙任式、日本ゆかりのルクセンブルク大司教も

 【CJC】教皇フランシスコは、バチカン(ローマ教皇庁)で開いた公開枢機卿会議で、新枢機卿13人を叙任した。枢機卿はカトリック教会で教皇に次ぐ高位聖職者。

 公営『バチカン・ニュース』によると、このたび枢機卿に叙任されたのは、コンクラーベ(教皇選挙)の投票権を持つ80歳未満の枢機卿10人と、投票権を持たない80歳以上の枢機卿3人の、合計13人。

 これで新枢機卿を加え、枢機卿会のメンバーは、有権枢機卿128人と、非有権枢機卿97人、合わせて225人となった。

 この日叙任された枢機卿の出身大陸・国による内訳は、ヨーロッパ7人(スペイン、ポルトガル、ルクセンブルグ、イタリア、チェコ=旧チェコスロバキア=、英国、リトアニア)、アフリカ3人(コンゴ民主共和国=旧ザイール=、モロッコ、アンゴラ)、中米2人(キューバ、グアテマラ)、アジア1名(インドネシア)。

 新枢機卿の1人、ジャン・クロード・オロリッシュ枢機卿(ルクセンブルグ大司教、イエズス会)は、教皇と同じイエズス会の出身で、上智大学の副学長を務めるなど、合わせて20年以上、日本に滞在し、日本との関係が深いことで知られている。

 オロリッシュ枢機卿は、叙任式に先立ち共同通信の取材に、11月に予定されている教皇の訪日に関し「東アジアの平和の大切さを説く非常に重要な旅となる。日本行きは教皇にとって長年切望してきた夢だった」と述べた。

 現在、枢機卿はヨーロッパの出身者が半数近くを占め、日本人は昨2018年6月就任した前田万葉枢機卿(大阪大司教)の1人。

 NHKは、オロリッシュ枢機卿の就任によって、教皇訪日を前に、日本との関係の深い枢機卿が誕生することになり、日本とバチカンの関係強化につながることが期待されている、と報じた。□



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