2020年01月26日

◎「世界広報の日」に向けて教皇メッセージ

CJC120028=VN0124◎「世界広報の日」に向けて教皇メッセージ

 【CJC】教皇フランシスコは1月24日、2020年度のカトリック教会の「世界広報の日」に先立ちメッセージを発表した。今年度広報の日のテーマは「『あなたが語り伝え、知るために』(出エジプト10・2)生きることが語りとなる」(仮訳)。。公営バチカン・ニュースが報じた。

 「世界広報の日」は、福音宣教の中でも、特に新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・インターネット・映画などのメディアを用いて行う宣教について、教会全体で考えることを目的としている。

 「広報の日」は、毎年、聖霊降臨の直前の日曜日(2020年度は5月24日)に記念されるが、日本の教会では、それより1週間早い日曜日(復活節第6主日・今年は5月17日)に行われる。

 教皇はこのメッセージで、「語ること」をテーマに、破壊的ではなく建設的なストーリー、皆で前進するためのルーツと力を見出させる良いストーリーの真理に触れる必要を説いている。

 「人間は語る存在である。人間は小さい時から、食べ物を必要とするように、話を必要としている」、「人は、自身の脆さを覆い、自分の生き方を守るために己を語ることを必要とする唯一の存在である」、「人間は、成長する存在ゆえに、語る存在でもあり、日々の物語を紡ぎながら人は豊かにされていく」と、教皇は指摘した。

 一方で、「すべての語り(ストーリー)が良いものであるとは限らない。ストーリーが何らかの目的のために利用されている時は、その命は短く、それに対してそれが良いストーリーである場合は、それは時空を超えて残っていく」と記している。

 聖書について教皇は、それは「多くのストーリーを集めた一つのストーリーであり、そこには実に様々な出来事、人々が登場する。聖書は、神が創造主であると同時に、語り手であることを示している」と述べている。

 そして、「聖書は神と人類の間の偉大な愛のストーリーであり、その中心にはイエスがいる」「人は、世々に、この聖書の重要な出来事を『語り伝え、記憶に刻む』よう招かれている」と記し、神の語り、イエスの語りに耳を傾け、イエスと似た者に変容されていく必要を説いている。□


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