2020年11月30日

◎カンタベリー大主教が来年夏に約3カ月の「サバティカル」

CJC20358=ES1122◎カンタベリー大主教が来年夏に約3カ月の「サバティカル」

 【CJC】英国国教会とその世界的組織『聖公会』(アングリカン・コミュニオン)の最上席の聖職者カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏が、コロナウイルスのパンデミック(大流行)のため延期している「サバティカル」(使途に制限がない職務を離れた長期休暇)を2021年に約3カ月取ることになった。

 ウェルビー氏は、「内省、祈り、霊的革新」のために「サバティカル」を取ったと、ランベス宮殿(カンタベリー大主教のロンドン公邸)が確認した。

 「サバティカル」の発表は11月21日のカンタベリー教区会議で行われた。ウェルビー氏は2021年5月から7月までケンブリッジか米国での研修の予定。「和解の概念」を追究するのでは、と見られている。

 ウェルビー氏の「サバティカル」は、今年の「ランベス会議」の後に予定されていたが、コロナウイルスのパンデミックのため延期された。□



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