中国MBA(長江商学院MBA2010)留学ブログ

アジアで最も成功した企業家として知られている李嘉誠氏が創立者である長江商学院のMBA留学ブログです。 北京での1年間の奮闘生活を綴っています。

2011年05月

第5回 中国人クラスメイトインタビュー Coco

第5回 長江商学院MBAコース Coco(女性) 28歳

プロフィール:
1982年生まれの一人っ子、吉林省出身。母親は中学校の数学教諭で、教育熱心な家庭に育つ。母親の影響もあり、中学・高校では猛烈に勉強し、成績トップクラスで卒業。大学では得意の数字が活かせる会計を専攻。大学卒業後は、企業内コントローラーとして、外資系企業3社で経験を積んできた。将来はCFO(最高財務責任者)を目指しており、そのために幅広いマネジメント知識が必要と感じ、長江商学院MBAに入学。今週末に、日本で7年間留学仕事経験がある彼との結婚式を控え、勉強と結婚式の準備に大忙しの日々を送っている。


「暇があったら勉強しなさい」が口癖の母と、遊びに連れ出してくれた父。猛勉強で地元のトップ大学へ

Q.子供の頃、両親はどんな人だった?
A.父親はプラント会社勤務、母親は中学校の数学教諭で教育熱心な母だった。母親からは「暇があったら、勉強しなさい」というよく叱られたものだ。父親は勉強ばかりしている私を見て、外に遊びに連れて行ってくれた。寛容で優しい父親だ。

Q.中学、高校、大学時代はどんな生活だった?
A.中学では最初の2年間、母親が私の数学の先生で、とにかく数学だけは一番を目指して勉強していた。基本的に勉強は好きで他の科目もよくでき、中学卒業時の試験では全学年で3番の成績だった。高校でも勉強の毎日で、成績は常に上位5番以内。しかし、大学入学ための全国一斉テストの結果は北京の有名大学の入学基準にあと一歩届かず、地元の吉林省長春にある有名大学に入学することになった。高校の同級生の半分は大学へ、半分は軍隊に入隊した。軍隊に入った同級生は3年ほど勤務した後、親の会社か政府が用意する国営企業に就職するのが一般的だ。大学ではCPA(公認会計士)の勉強に特化したクラスに入り、会計や経済系の科目を中心に勉強した。


年収は国営企業の2倍。外資系企業3社を渡り歩いて、アパートはすでに購入済み。夢は外資系企業のCFO。同郷の彼ともうすぐ結婚

Q.これまでのキャリアは?
A.大学での専攻を活かし、企業内コントローラーとして、単身、故郷から遠く離れた江蘇省蘇州にあるシンガポール系半導体企業でキャリアをスタート。2年後、世界的に有名なドイツ系紙パック製造会社に転職。ここのCFOに特に気に入られ、職場環境や待遇はとてもよかった。一般的に、外資系企業の給料は中国企業の1.5倍から2倍程度で魅力的。大学では貧乏生活だったが、社会人になってからは稼いだ給料で、大好きな洋服や化粧品などを買いまくった。銀行からお金を借りてアパートを買ったため、貯金はあまりしなかった。職場はとても気に入っていたが、蘇州が上海に近いこともあり、気候や方言などの違いに数年経っても馴染めず、北京に行くことに決めた。外資系風力発電会社にマネジャー一歩手前のコントローラーとして転職した。北京は私にとってはとても過ごしやく、大好きな街。中国は広いので、自分にあった街を選ぶことは大事だと思う。

Q.なぜ長江商学院MBAを選んだの?
A.将来はCFO(最高財務責任者)を目指しており、そのために幅広いマネジメント知識が必要と感じていた。また、今後も外資系企業で働きたいので、英語で行われるMBAを探していた。長江商学院は中国ではとても有名なビジネススクールで、卒業生のビジネスネットワークは魅力的だ。

Q.卒業後の進路は?
これまでは会計実務に関わる仕事が多かったので、卒業後は財務実務に従事し、CFOに必要な業務を幅広く経験していきたい。また、早期にマネジメントポジションに就きたい。前の会社のCFOからは卒業後に戻ってこないかと誘われている。合弁相手探しやデューデリジェンス業務、コマーシャルマネジメント業務などができるようだ。だが、既に他の会社にもアプライしており、最終的には複数の選択肢から自分にベストな進路を決めるつもりだ。今週末に彼との結婚式を控えており、今後はワークライフバランスを大事にしていきたいと思う。彼と私の実家は近く、両親もお互い直ぐに会え、とても喜んでくれている。彼は日本で7年間、大学留学や仕事の経験があり、一度は日本に遊びに行ってみたい。

第4回 中国人クラスメイトインタビュー Frank

第4回 長江商学院MBAコース Frank(男性) 31歳

プロフィール:
1779年、四川省成都市(近くの町)生まれ。家族は両親と子供2人(彼と妹)。実家は自然豊かな片田舎で、親は農業や自営業で生計を立て、幼少の頃は貧しい生活を送る。工業学校で機械工学を学び、北京にある北京航空航天大学に進学。卒業後は、フランス系企業でソフトウェアエンジニアとして世界中の顧客を相手にハードワークをこなす。2010年長江商学院MBA入学。授業中、最も多く発言する学生のひとりで、長江アセットマネジメントクラブのリーダー。2006年に結婚し、子供を育てつつ、ハードな勉強をこなす努力家。

貧しい中で学費を貯めてくれた両親に感謝。成績トップ、リーダーを務めた中高時代。無試験で大学に進学

Q.両親や妹はどんな人?
A.生まれた頃は、両親は農業で生計を立てていたが、私が8歳ぐらいの頃に父親が会社を立ち上げ、ピーク時は20人ぐらいの従業員を有する規模の会社にまで成長していた。教育に関してはとても寛容な両親だった。工業学校の学費は高かったが(当時、年間2千元)、親は私の進学ためにお金を貯めてくれていた。両親にはとても感謝している。妹は高校卒業後に成都で働き始め、昨年結婚し、今は北京で生活している。幼少の頃は妹をよく世話し、今も仲の良い関係が続いている。北京では家も近く、よく食事や遊びに行ったりしている。

Q.中学、高校、大学時代はどんな生活だった?
A.中学では成績トップで、成都にある成都航空工業学校に進学。4年間のうち、最初の2年間は一般の高校と同じ科目を学び、3,4年時は機械工学を学んだ。生徒会の委員を務め、工業学校時代からリーダーシップを発揮できていたと思う。成績はトップで、北京にある北京航空航天大学へは試験を受けずに進学できた。同級生の多くは工業大学卒業後、働き始めた。
大学では工業学校に引き続き機械工学を専攻し、一生懸命勉強した。大学2年の後半から企業でインターンシップを経験したり、ゼミに入り専門性を磨いていった。大学でも生徒会に入り、リーダーシップを鍛えた。大学院では組み込みシステム(エンベデッドシステム)を専攻した。

エンジニアから金融へキャリアチェンジをめざして決めた長江商学院への入学。ビジネスで成功して家族と世界中を旅したい

Q.これまでのキャリアは?
A.大学院で組み込みシステム(エンベデッドシステム)を専攻し、それを活かすためにフランスに本社を置くマルチメディア企業のトムソンでソフトウェアエンジニアとして働き始めた。トムソンでは世界中の顧客やチャイナモバイルなどの中国大手企業を相手にビジネスをし、かなりハードに働いた。トムソンで3年が経過し、プログラムマネジャーに昇格、よりビジネスサイドの仕事が増えていった。この頃からビジネス自体に興味を持ち始め、MBAやベンチャービジネスなどエンジニアサイドからビジネスサイドに舵を切ろうと思い始めた。MBAの前に、金融系テクノロジーベンチャー企業でセールスマネジャーとして金融機関向けのソフトウェアツールの販売や事業開発に従事。従業員は皆エネルギッシュでベンチャー企業の良さを経験できた。

Q.なぜ長江商学院MBAを選んだの?
A.以前から金融に関心があり、自分で株式投資をしたり、金融の勉強をよくしていた。MBAを通して金融へのキャリアチェンジをしたい。嫁や子供のことを考えると、北京を離れることはできず、自然と長江商学院を選択した。教授は世界中から招聘されており、学生のレベルもトップクラスで非常に満足している。また、中国一のビジネスネットワークを有しており、人脈形成には最適なMBAだ。実際、長江アセットマネジメントクラブを設立し(25人参加)、卒業生とよくコンタクトをとるが、この人脈はすごいと思う。皆親切で、経験をシェアしてくれとても貴重なネットワークだ。

Q.卒業後の方向性は?
A.卒業後は、アセットマネジメント会社で働きたいと願っている。ウォーレンバフェットのような世界的な有名なファンドマネジャーになりたい。また、ベンチャーキャピタルも魅力的な職業だ。エンジニアとして豊富なバックグランドがあり、これを活かして中国から世界的なテクノロジー企業を育てたいと願っている。十分なお金を稼いで、家族を幸せに、世界中を家族とともに旅行したい。

Q.80年代生まれはどんな印象?
A.個人的な意見だが、70年代は伝統的、勤勉、自己統制ができるが、ちょっと退屈な人間だと思う(自分を含め)。一方、80年代は一人っ子政策の影響もあり、甘やかされて育っていると感じる。責任感もやや弱い。ただ、彼らの創造力、エネルギッシュなところはすごいと思う。

Billion Beats 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー

以前一度ご紹介しましたが、中国在中の日本人と中国人が協同で、テレビや新聞のニュースではひろわれない中国人のパーソナルなストーリーを集めたウェブサイト「Billion Beats」を運営しています。

Billion Beats 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー

私もこのブログで紹介している中国人クラスメイトのインタビュー記事をこのサイトに掲載しています。
他には、

・医者のタマゴ・ファッションブロガー「TOKYO PANDA」 の「ネットで出会った中国の女の子たち」
・カメラマン佐渡多真子さんの「カレは中国人」
・中国を代表する現代写真のアーティストのロンロン&インリ
・フォトジャーナリスト深田志穂さんの「13億分の1の中国人」
・日中ジャーナリスト陳言さんの「私の出会った日本人」
・ライター三宅玲子さんの「11歳ーコドモノキモチ」

とバラエティに富んだメンバー、コンテンツでサイトを運営しています。
私自身、他のメンバーの方の記事を読むのが毎回楽しみです。ぜひ皆さんもご一読を!

定期的にメンバーの方とは懇親会をしておりますが、とても素敵な楽しい方ばかりです。

まだサイトは立ち上がったばかりで苦労していることも多いですが、ぜひいろんな方に紹介して応援してください!
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