厚生労働省が、各地の小児科が診療した子どもの誤飲事故を分析した結果、たばこが原因だったケースが20・2%を占め、3年連続で最多だったことが7日までに分かった。同省は「たばこの取り扱いや保管に注意し、空き缶やペットボトルを灰皿代わりに使わないでほしい」と呼び掛けている。

 全国10カ所のモニター病院から寄せられた、家庭用品による健康被害に関する情報を分析。2016年度は、子どもの誤飲事故が728件報告され、うちたばこによるものが147件だった。たばこ以外では、医薬品・医薬部外品108件(14・8%)や、プラスチック製品72件(9・9%)が多かった。

https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/4/7/24954