受動喫煙は子どもの肺に悪影響を及ぼすことが知られているが、影響はそれだけではないようだ。両親に喫煙習慣があった子どもは、中年以降になって関節リウマチ(RA)を発症しやすいことが、新たな研究で明らかにされた。論文の筆頭著者である、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の吉田和樹氏は「この知見は、最もひんぱんに生じる自己免疫疾患の1つであるRAの発症に、喫煙が大きな影響を及ぼすことを再認識させるものだ」と話している。研究の詳細は「Arthritis & Rheumatology」に8月18日に掲載された。
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20210830/med/00m/070/002000d
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