業務部の久永です。

先日ボーイング社の旅客機、ボーイング787のトラブルが相次いでいるために、同機の使用を一時的に停止するとの報道がありました。
B787運航 年度内の再開困難 
僕は就航間もない頃に利用したことがありますが、機内は快適で次世代旅客機としてその普及に期待していたために、非常に残念です。
関係者には原因究明に早急に取り組んで頂き、一日も早く再び787で空の旅が楽しめる日が来てほしいものです。
下の写真は787から撮影したものですが、中央に富士山が見えるのが分かりますでしょうか?
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さて、今回はそんな787を利用した際に訪問した、和歌山県の紀伊神谷駅です。
紀伊神谷駅は南海電鉄高野線の終点極楽橋駅より一つ手前にある駅です。南海高野線の末端部はは関西でも有数の山岳路線ですが、この駅の周りはまさに山しかない!と言った印象です。当然のことながら乗降客は少なく、南海電鉄のワースト1とのことです。しかし訪問した際に、僕の他に地元の方と思われる人が下車し驚きました。
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ご覧のように駅構内はカーブの途中に設けられており、猫の額ほどの敷地しかありません。特急列車も徐行しながら通過していきます。
この駅から大阪を代表する繁華街難波まで、列車で一本なのがまったく信じられません。もっとも、関東でも池袋から奥秩父まで直通列車が走っていたりしますが。
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こんな山深い場所に位置する駅ですが、さすがは大手私鉄、有人駅(委託のようですが)であり自動改札まで設置されています。
駅舎自体はかなり年季の入ったものであり、1928年の開業時そのままかもしれません。駅舎のひさしなどの細かい装飾に当時の名残が見受けられます。
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駅舎の外観です。山に囲まれているために昼間でも薄暗いです。夜ともなれば真っ暗になるのは想像に難しくはありません。夏場は"駅前肝試し"が出来そうですね。
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駅構内を俯瞰できる場所に立ってみました。この駅の特殊な立地条件がお分かりいただけるかと思います。車両とホームとの間隔もかなりのものです。
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この駅から伸びる道を見てみましょう。まずは右方向です。林道のような細い道が山中に消えていきます。なお、この道はグーグルマップには表示されません。
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次に左方向です。駅前商店はおろか、民家や自動販売機も皆無です。なぜこんな場所に駅が設置されているのか疑問に感じますが、500mほど下ったところに集落があり、そのに住む方が少なからず利用していると思われます。また、列車交換のために信号場のような意味合いで残しているという点もあるのでしょう。
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さて、この日は左方向の道を進み隣の紀伊細川駅まで歩こうとしたのですが、なんと道路崩壊のため通行止になっていました。これはまったくの予定外。再び紀伊神谷から列車に乗るしかない・・・と思いましたが、試しに反対方向の地図に無い道を進んでみると、なんてことはない、無事下り方向の隣駅、極楽橋駅に繋がっていたのでした。
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