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ラストサマー―トラベリング・パンツ (トラベリング・パンツ)

課題図書としておすすめ
全米ベストセラー『トラベリングパンツ』シリーズの最終章。前作がちょっと切なすぎたこともあって、最後はどうなってしまうのかとても気になっていましたが、なんのなんの・・・これが一番の傑作でした。トラベリングパンツが奇跡を起こしてくれた1・2作目と違って、パンツの存在を忘れるほど、自分たちの力で困難に立ち向かっていきます。親に進路を理解してもらえない苦しみ、再婚した母の出産で感じる孤独と疎外感。自覚している自分と他人評価とのギャップ・・・・などなど、リアルな思春期の悩みが取り上げられているこの作品。4人を取り巻く家族・親戚・友達などの人間模様も細やかに描かれていて、身近な存在に対する、誕生から死までの受けとり方をあらためて考えさせてくれます。自立することの大切さを教えてくれる一冊、課題図書にしたいくらいおすすめです。