このブログは、地球温暖化の科学にたずさわる研究者たちが日常をつづる日記です。
執筆者の自己紹介は、下のリンク先をごらんください。
・masudako
・吉村じゅんきち
研究活動やその関連で忙しい人たちが余暇を利用して書いているものですので、残念ですが、コメントやトラックバックには返答を書かないことを原則としています。コメント欄やトラックバック欄には目を通すことを基本としていますが、ときには、すべてを読むだけの時間的余裕がない場合もありますので、あらかじめご理解ねがいます。なお、このブログは、執筆者の所属とは無関係に、それぞれの個人的見解を述べるものです。
もしよろしければ、すえながくご愛読ください。
2008年8月10日
吉村じゅん
【追記メモ 2008年12月7日17時】
執筆者紹介へのリンクを追加しました。(吉村じゅんきち)
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研究活動やその関連で忙しい人たちが余暇を利用して書いているものですので、残念ですが、コメントやトラックバックには返答を書かないことを原則としています。コメント欄やトラックバック欄には目を通すことを基本としていますが、ときには、すべてを読むだけの時間的余裕がない場合もありますので、あらかじめご理解ねがいます。なお、このブログは、執筆者の所属とは無関係に、それぞれの個人的見解を述べるものです。
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2008年8月10日
吉村じゅん
【追記メモ 2008年12月7日17時】
執筆者紹介へのリンクを追加しました。(吉村じゅんきち)
その中で気になったのは、第3章の「地球温暖化問題と環境学」にある小節「組織研究者の陥穽――共同研究者の群れ」(75〜77ページ)の部分です。私がまだ人為的温暖化説に疑念を持っていなかったころに起きた“事件”。少し長いのですが、重要なので全文引用します。
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今日地球温暖化問題は環境問題の「チャンピオン」であり、その研究に対してはかなりの研究費が投下されている。また、環境問題に取り組むことが評価される社会の趨勢にともなって、民間財団法人の研究費補助制度も充実してきたといえる。研究は単独でも共同でも可能であるが、なかには以下に記すように、共同研究者集団というより徒党を組んだロビー集団ともいえるケースも存在する。
2006年2月18日、東京の高千穂大学において、「地球温暖化に関する討論会――温暖化の原因と対策についての賛否討論」が開催された。
討論会は4名、地球温暖化の原因をCO2の人為的排出に求める側2名と、これに異を唱える側2名とに分かれて行われるという設定で組まれた。会場で配布された前者サイドの資料には、資料作成に関わった複数の協力者名が列挙されており、科学の共同研究であることが示されていた。(続く)