次の文書が世に出てから4年あまりたちました。
この文書は今では紙では配布されておらず、また「IR3S/TIGS叢書」のウェブページhttp://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho/での直接の紹介がなくなってしまいましたが、PDFファイルはあいかわらず置かれています。[2018-07-15補足: その後、IR3SのサイトではPDFファイルがみつからなくなりました。第1著者の明日香さんのサイトのhttp://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/database.htmlのページにPDFファイルが置かれています。]
この文章は、2006年ごろから書き始められて2009年5月に原稿改訂がしめきられたもので、いまから見ると、過去のものという気がすることもあります。いま書くとしても、基本的主張は変わらないと思いますが、どのような温暖化懐疑論の文献に対する批判が必要だと考え、どのような学術文献を参照して議論を組みたてるかは、変わってくると思います。そのような取り組みをだれかがするかもしれませんが、わたしからお約束することは残念ながらできません。他方、執筆時期 を考慮して、歴史的文献(というのはおおげさな表現ですが)として見てくだされば、有用なこともあると思います。
ところが、歴史的文献として使うためには参考文献が確認できることが重要ですが、「参考文献」としてあげられたウェブ上の情報のアドレス(URL)が変わったところがあちこちあります。発信者が発信しつづけている場合でも、別のウェブサイトに移ったり、ウェブサイトの構成が変わったりしたことがありました。(わたしが公開していたページもひとつ採用されていますが、それを置いていたサイトをひきはらったので、移動しています。) もとのページが見つからなかったものの一部は、「インターネット・アーカイブ」でコピーが見つかりましたが、残念ながらそこでも見つからなかったものも少数ながらありました。2009年版の文書を読むかたが参考文献をたどれるようにしておいたほうがよいと思いますので、URLを改訂した参考文献リストを、わたしの個人ウェブサイト中のhttp://macroscope.world.coocan.jp/ja/reading/asuka_hoka_2009_ref.htmlに置きました。今後、定期的ではありませんが気づいたときには改訂するつもりです。移動するかもしれませんが、わたしが個人ウェブサイトを維持している限りは上記のところから行き先がわかるようにするつもりです。
2009年5月の時点で有効だったURL (いくつか確認もれがあるようですが)が4年半の間にどれだけ変わったか、という例とみることもできるかもしれません。資料として使われる情報を発信するウェブサイトでは、文書のアドレスがなるべく変わらないようにするべきです。World Wide Webを始めた人であるTim Berners-Leeさんの「クールなURIは変わらない (Cool URIs don't change)」という文書での提案が参考になると思います(必ずしもすぐその提案どおりにしようとは思わないのですが)。論文はDOI (ditigal object identifier)参照がよさそうです(「doi:」を「http://dx.doi.org/」に変えるとウェブ上でたどれます。ただし今回のリストはDOIを書いた項目と書いてない項目が不ぞろいのままです)。
[2018-07-15改訂] ここに、原本PDF (東大IR3Sウェブサイト内)へのリンクを示していましたが、リンク先のファイルがなくなったので、リンクをやめ、ファイル構成を示すだけにします。
masudako
- 明日香 壽川, 河宮 未知生, 高橋 潔, 吉村 純, 江守 正多, 伊勢 武史, 増田 耕一, 野沢 徹, 川村 賢二, 山本 政一郎, 2009年: 地球温暖化懐疑論批判 (IR3S/TIGS叢書 1)。 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)・ 東京大学地球持続戦略研究イニシアティブ(TIGS)。80ページ。
この文書は今では紙では配布されておらず、また「IR3S/TIGS叢書」のウェブページhttp://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho/での直接の紹介がなくなってしまいましたが、PDFファイルはあいかわらず置かれています。[2018-07-15補足: その後、IR3SのサイトではPDFファイルがみつからなくなりました。第1著者の明日香さんのサイトのhttp://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/database.htmlのページにPDFファイルが置かれています。]
この文章は、2006年ごろから書き始められて2009年5月に原稿改訂がしめきられたもので、いまから見ると、過去のものという気がすることもあります。いま書くとしても、基本的主張は変わらないと思いますが、どのような温暖化懐疑論の文献に対する批判が必要だと考え、どのような学術文献を参照して議論を組みたてるかは、変わってくると思います。そのような取り組みをだれかがするかもしれませんが、わたしからお約束することは残念ながらできません。他方、執筆時期 を考慮して、歴史的文献(というのはおおげさな表現ですが)として見てくだされば、有用なこともあると思います。
ところが、歴史的文献として使うためには参考文献が確認できることが重要ですが、「参考文献」としてあげられたウェブ上の情報のアドレス(URL)が変わったところがあちこちあります。発信者が発信しつづけている場合でも、別のウェブサイトに移ったり、ウェブサイトの構成が変わったりしたことがありました。(わたしが公開していたページもひとつ採用されていますが、それを置いていたサイトをひきはらったので、移動しています。) もとのページが見つからなかったものの一部は、「インターネット・アーカイブ」でコピーが見つかりましたが、残念ながらそこでも見つからなかったものも少数ながらありました。2009年版の文書を読むかたが参考文献をたどれるようにしておいたほうがよいと思いますので、URLを改訂した参考文献リストを、わたしの個人ウェブサイト中のhttp://macroscope.world.coocan.jp/ja/reading/asuka_hoka_2009_ref.htmlに置きました。今後、定期的ではありませんが気づいたときには改訂するつもりです。移動するかもしれませんが、わたしが個人ウェブサイトを維持している限りは上記のところから行き先がわかるようにするつもりです。
2009年5月の時点で有効だったURL (いくつか確認もれがあるようですが)が4年半の間にどれだけ変わったか、という例とみることもできるかもしれません。資料として使われる情報を発信するウェブサイトでは、文書のアドレスがなるべく変わらないようにするべきです。World Wide Webを始めた人であるTim Berners-Leeさんの「クールなURIは変わらない (Cool URIs don't change)」という文書での提案が参考になると思います(必ずしもすぐその提案どおりにしようとは思わないのですが)。論文はDOI (ditigal object identifier)参照がよさそうです(「doi:」を「http://dx.doi.org/」に変えるとウェブ上でたどれます。ただし今回のリストはDOIを書いた項目と書いてない項目が不ぞろいのままです)。
[2018-07-15改訂] ここに、原本PDF (東大IR3Sウェブサイト内)へのリンクを示していましたが、リンク先のファイルがなくなったので、リンクをやめ、ファイル構成を示すだけにします。
- 一括ダウンロード (all.pdf、5,707KB)
- 分割ダウンロード
- 表紙・はじめに・CONTENTS (chap0.pdf、2,628.6KB)
- 第1章 温暖化問題における「合意」 (chap1.pdf、318.5KB)
- 第2章 温暖化問題に関するマスコミ報道 (chap2.pdf、188.6KB)
- 第3章 温暖化問題の科学的基礎 (chap3.pdf、1,408.5KB)
- 第4章 温暖化対策の優先順位 (chap4.pdf、337.6KB)
- 第5章 京都議定書の評価 (chap5.pdf、360.4KB)
- 最後に・参考文献 (last.pdf、793.3KB)
- 表紙・はじめに・CONTENTS (chap0.pdf、2,628.6KB)
masudako