スペイン 第3回クライミングツアー(ロデリャー) / ロシア・モスクワ観光 02【計画編(後編)】スペイン 第3回クライミングツアー(ロデリャー) / ロシア・モスクワ観光 04【クライミング中盤、フランス/ピレネー山脈~ルルドの泉観光】

2019年05月15日

スペイン 第3回クライミングツアー(ロデリャー) / ロシア・モスクワ観光 03【ロデリャー入り、クライミング序盤】

2019.04.26(Fri)05.10(Fri)

4/264/28 スペイン・ロデリャー入りからクライミング序盤の記録


4/26(Fri)【スペイン・バルセロナ空港へ】

同行者のMZ上さんとは飛行機の便は別々で、明日の朝にバルセロナ空港で待ち合わせることになっている。
私はロシアのアエロフロート航空に乗り、モスクワ経由でバルセロナ入りする計画だ。

前日までに荷物をまとめ、この日の朝、家を出て余裕を持って成田空港の第1ターミナル北ウイング4階へ。
アエロフロートのカウンターで搭乗券を受け取り大きなザックを預ける。
出国ゲートを通り、搭乗時刻まで時間をつぶす。
ヨーロッパ対応の使い捨てSIMカードに入れ替えておく。

定刻の12:15頃に出発するも離陸はしばらくしてから。
モスクワまでは9時間50分のフライト。
アエロフロートの機内サービスの質は悪いなんて聞いていたけれど、他の航空会社と比べても普通に良かったと思う。
もちろんエコノミークラスだけれど。
機内食は2回出て普通に食べられるし、ロシアのビールも飲めた。
成田~モスクワ便には各座席にモニターが付いていて、映画も充実していて結局3つも観てしまった。
ファーストマン、クリード2、スター誕生。

モスクワは日本との時差がマイナス6時間。
同日16時頃、モスクワのシェレメチェボ国際空港に到着。
バルセロナへの乗り継ぎ時間は3時間ほど。
乗継のセキュリティで混雑気味。
空港内の土産物売り場ではマトリョーシカやアリョンカのチョコレートが売っている。
空港ではユーロも使える。
ロシアの電波にすぐに繋がって、インターネットに接続できた。
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↑シェレメチェボ空港
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↑マトリョーシカがいっぱい
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↑ドイツ・ミュンヘンのシュパーテンのお店も

バルセロナ行きの便は概ね定刻の19:20に出発。
シェレメチェボ空港は世界の中でも定時運航率が高いほうだとか、何かの記事を読んだけれどそういうことなのだろうか。
4
時間40分のフライト。
機体は前の便よりも小さくモニターやイヤホン、スリッパは無し。
食事は1回。
食事の質は成田~モスクワ間のほうが良かった。
機内で少し寝られた。

23
時にバルセロナのエルプラット国際空港に到着。
入国審査は比較的スムーズ。
預けた荷物もすぐ出てきた。
こうして2年ぶりにスペインに入国。
スペインの電波にもじき繋がった。
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↑バルセロナ空港の到着ロビー

到着したところはターミナル1。
明日朝8時頃にターミナル2でMZ上さんと待ち合わせることになっているので、夜が明けるまで空港内で過ごすワケにもいかないので、空港からなるべく近くて安い宿を予約しておいた。

到着ロビーから空港内にあるメトロのL9線の駅を目指す。
メトロのマークに従って歩いて行き地下へ。
券売機があり画面にいくつかのチケットが並んで映っている。
最初はよく分からなかったけれど、空港に乗り入れるL9線は市内の他の路線より値段が高いらしい。
少しだけ乗っても4.6ユーロするようなのでそのチケットをクレジットカードで買う。
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↑メトロ駅に向かう
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↑券売機
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↑券売機の画面

自動改札を通り、電車に乗って3駅目のParc Nou駅で下車。
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↑地下鉄のホーム
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↑車内
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↑下車した駅
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↑下車駅の地上入口

バルセロナの地図をDL済みのグーグルマップを見ながら、今夜の宿センターエスプライホステルCentre Esplai Hostel0時頃に到着。
プールもある宿泊型のスポーツ研修施設のような造り。
かつてのオリンピック時にでも建てたのだろうか。
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↑宿に到着

私と同様に夜遅く空港に到着して来た人達もいるようで、チェックインに少し並んでいる。
部屋は2段ベッドが3つある部屋を貸し切り。
シャワーを浴びてさっさと寝る。
すでに深夜1時だが、時差ボケか寝付けなく、睡眠導入剤を飲んで寝付く。
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↑部屋への廊下
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↑ドミトリー部屋



4/27(Sat)【ロデリャー入り、クライミング初日】

荷物をまとめて、7時に宿の食堂で朝食をとる。
コーンフレークやハム、チーズなど簡単なもの。
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↑朝食
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↑宿を出る

宿を出てから、昨夜乗ったメトロを2駅戻り、ターミナル2駅で降りる。
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↑券売機
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↑券売機の画面
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↑改札口
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↑乗車券を自動改札機に通す
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↑ホーム

T2
駅とはいえ、空港のターミナルまでは連絡通路をずいぶんと歩かされる。
T2
内に馬のオブジェがあるようなので、MZ上さんとはそこの前で待ち合わせることにしていた。
実際はそのすぐ近くのレンタカー会社の受付前でMZ上さんと合流。
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↑馬のオブジェ

予約しておいたレンタカー会社ヨーロッパカーで借り出しの手続きをする。
レンタルカーズドットコムで予約した際に、一通りの保険は付けてある。
レンタカー会社は他の会社でも他の国でも同様なのだが、その他の保険やロードサービスなどをあれこれ追加したほうがよいと勧めてくる。
保険料込みの予約時の金額よりずいぶんと高い金額が示されていたら、安易にサインしないほうが良い。
現地で勧められて追加した保険料についてはレンタルカーズドットコムとしてはあずかり知らぬこと。
保険を追加するかしないかはもちろん自己責任だが、内容を聞いて不要と判断するならきちんと断ること。
ということで、今回余計な保険は付加することなく、コンパクトカーを借りる。

鍵を受け取りレンタカーの駐車場に行く。
今回の旅のお伴はフィアットのパンダ。
MT車で、当然左ハンドル。
ヨーロッパで車を借りるときは特別にオートマを指定しない限りは普通はマニュアル車のはずだ。
料金もMT車のほうが安い。
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↑フィアット・パンダ
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今回運転は私が全部した。
ヨーロッパや北米でのクライミングツアーの際はレンタカーを利用するのだが、私が運転しないことはないので、右側通行も違和感なく慣れた。
レスト日に訪れたピレネー山脈越えでは急勾配の上り坂では、非力なパンダではよりシフトダウンしないといけない。エンジンがブルッてくるので。

出発前にグーグルナビを使うスマホをダッシュボードに固定するためのホルダーを持参したのだが、今回の車には専用のホルダーが備え付けてあったのでそれを使った。
バルセロナ空港を出発。
8
40分頃。
晴れ。
すぐに高速道路に乗る。
そのまま西へ西へとひたすら走る。
空港からロデリャーまでは約270㎞。
240
㎞ほどはずっと高速道路を走る。
カタルーニャ州内を西進し、リェイダLleidaの街を過ぎてしばらくするとアラゴン州に入る。
高速道路を降りてロデリャーのあるSierra de GUARAという山域の中の曲がりくねった道を30㎞ほど走ると、ロデリャーの集落に着くはずだ。
予約してある宿アルベルグラスアルムニアスAlbergue Las Almuniasはロデリャーの集落の45㎞ほど手前にあるはず。
よって、岩場に通う日は宿から車でロデリャーまで往復することになるがたいした距離ではない。

高速道路の道中、バルバストロBarbastroの街のインターで降り、ガソリンスタンドで給油するついでに水とミートパイを買う。
ガソリンはGasolinaらしい。
ディーゼルはDiesel
車の給油口にGasolinaとステッカーが貼ってあるからガソリン車だと分かる。
寄ったガソリンスタンドの機械にあるefitecというのはおそらく銘柄名なのだろう。
Gasolina Ostanos 95
Gasolina Ostanos 98はオクタン価の違いで、日本のレギュラーとハイオクの違いくらいなのだろうか。
95
のほうが安い。
それを給油。
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↑ガソリンスタンドの給油機

ここからは下道を走りアルムニアスの宿に到着。
正午頃。
宿の場所は、道路を南からやって来て、右手に大きめのホテルの建物が見えたらそのホテル前の雁行形の駐車スペースに停めてよい。
このホテルそのものはどうも営業している気配がない。
道路を挟んだ左手の坂道を降りたすぐのところにあるのが、Albergue Las Almuniasだ。
到着時、宿の人は留守だったが、予約したMZ上さんに事前に連絡があって、部屋の鍵は置いてあるから入って構わないらしい。
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↑Albergue Las Almunias
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部屋に荷物を運び込み、さっそく岩場に出かける荷物をまとめて出発。
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↑小さなラウンジ
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5
㎞ほど車を走らせて、2年ぶりのロデリャーに到着。
ポールの並ぶ狭い駐車スペースに空きを見つけて駐車。
この日は土曜日で、翌週の土曜日もそうだったのだが車は多め。
もしここがいっぱいだったら、200mほど戻ったところにある宿付近か、あるいはさらに手前のスペースに停めることになるだろう。
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↑ロデリャーの集落

集落を抜けると、ロデリャーの岩場のある大きな谷を眼下に望める。
すぐ下に下って行くトレイルを進むと、谷底に降り立つ。
谷底を流れる川があり、ここは靴を脱いで渡渉する。
濡らしても良いサンダルを持ってくれば良かったのだが、すっかり忘れていた。
水が冷たい。
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↑ここから入る
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↑ロデリャーの谷を望む
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↑初日の渡渉ポイント
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ロデリャーの岩場のある広い谷は南北に続いていて、集落はその南側の東岸。
つまり各岩場には北に向かっていくのだが、主な渡渉地点は2ヶ所。
トレイルをすぐに下に降りる道を選ぶと、この日のようにすぐに谷底に降り立ち、ふくらはぎくらいまで濡れる渡渉となった。

東岸の上に続く広いトレイルをずっと行くと、カミーノEL CAMINOというエリアを経て、もう一つの渡渉ポイントに着く。
川は北から南に流れているので、上流でしかも少し幅が広いおかげかこちらのほうが渡渉がラク。
翌日以降はここを利用することにした。
南寄りのエリアに行くにしても、ここで渡ってから南に戻ってもたいした距離ではないはずだ。
渡渉ポイントは飛び石伝いでも渡れるようになっていて、到着して数日は水量が多めで靴を脱いで渡ったけれど、それ以降は水嵩が減ってきたので、靴を履いたまま飛び石伝いで濡れずに渡ることができた。

前述のとおり、谷は南北に続いていて、クライミングエリアはその両岸にあるので、谷の東側は西向きで西側は東向き。
なので東側にあるカミーノは午前中は陽が当たらず午後から辺り、主なエリアがたくさん並ぶ西側は朝から陽が当たるところがほとんど。
この時期、晴れた日の陽射しは強烈なので、太陽の動きを見つつ日陰のエリアを選んで一日の中でも移動することになる。
あるいは洞窟状のエリアの奥のほうのルートだと早々に陽が当たらなくなるところもあるし。
この時期はサマータイムで、朝は7時頃に明るく一方、夜は20時半頃まで明るいので、午後から岩場に行っても十分時間がある。

一昨年も一度行ったことにあるPINCE SANS RIREというエリアへ。
一昨日雨が降ったそうで、ひどく濡れているところもあり、上のほうからボタボタと滴が落ちてくる。
壁に向かって左手の斜面地にある短めのルートをやることにする。
この斜面地では以前2本登っているので、それ以外をやる。

Ciao Bambino 6b
をアップでOS
MZ
上さんも登る。
続いてTora 6cOS
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↑Toraを登る私

そこから下って、顕著な岩塔が聳え立つ麓にあるPITON DO CUERVOというエリアへ。
Los hijos del viento7a+
をトライする。
中盤と終盤に核心部があってテンション。
MZ
上さんも1便出してムーブ探り。
私は2便目でRP
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↑Los hijos del viento
を登る私

先ほど渡渉したところを渡り返して駐車場に戻る。
宿に戻ってシャワーを浴びる。
時差ボケで眠い。

20
時半の夕食まで30分ほど寝るが完全に寝落ち。
MZ
上さんがアラームをセットしていなかったらそのまま寝続けていたことだろう。

夕食は、ミートのパスタと白身魚とワイン。
この夜はよく寝た。
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4/28(Sun)【ラスベンタナスLAS VENTANAS

宿の朝食は基本的に8時からなので7時半に起床。
行動食用にパンなどを少しもらって行く。
日本から少しだけカロリーメイトみたいなものをもって来たけれど、いつも朝食のときにパンやお菓子などを少しもらって袋に入れて岩場に持って行った。
夕食時に1.5Lのペットボトルの水も付いてくるので、それも持って帰った。
朝ご飯をしっかり食べると午後までお腹が空かないし、日中それほど食べるワケではないので、行動食も水もわざわざ街まで買出しに行く必要はなく、その点とてもお気楽だった。
この日の夕方、ロデリャーの集落にもちょっとした売店があるのを見つけたのだが、このことは後述する。

この日も晴れ。
車でロデリャーへ。
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エルカミーノEL CAMINO経由でエルデルフィンEL DELFÍNのエリアへ。
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↑エルカミーノ
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↑2日目以降の渡渉ポイント
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↑EL DELFÍNを望む

ここは岩が大きなアーチ状になっていて、2年前に来たときに易しめのルートをいくつか登った。
MZ
上さんがここで6b+を登ってアップ。
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↑EL DELFÍNを登るクライマー
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↑アップで登るMZ上さん

デルフィンのアーチのすぐ隣りにももう一つアーチがあり、そのアーチから左にかけての長い壁はラスベンタナスLAS VENTANASというエリアで、8台のルートが目白押し。

このアーチの南面右手にあるJuan y Fran se nos van 7a+をトライすることにした。
まずはアップを兼ねてヌン掛けする。
ビショビショに濡れた大コルネを回り込み、その先が核心部のようだ。
テンションしてムーブ探りするもよく分からず。
核心部を抜けると前傾しているもののガバ続きとなる。
MZ
上さんはこのルートをフラッシュ。
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↑Juan y Fran se nos vanをフラッシュしたMZ上さん

私はJuan y Fran se nos van2便目を出すも、濡れたコルネの先の核心部で再びテンション。
コルネ正面から上部のホールドを取りに行くムーブを探る。
南面なのだが壁の傾斜がきついため、またこの季節は太陽高度が高いおかげか、太陽は岩壁の上のほうを通過する感じでこのルートは意外と陽が当たらない。

クライマーが連れてきた犬が寄って来る。
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傾斜もキツくて何便も出したくないので、この3便目でいい加減RPしたい。
大コルネの右側にがっちりきまる右足フットジャムをして、上部ホールドを取ってクリップする。
きまり過ぎた右足が抜けず、もしこのままフォールすれば足首が折れるのではと焦る。
何とか右足が抜けると足ブラになったが耐える。
ガバを伝ってヨレヨレになりながらもRP
昨日に続き2本目の7a+
疲れた。

ラスベンタナスの長い壁を左端まで移動する。
La del taco 7a+
にトライすることにする。
まずはヌン掛けで取付くが、23ピン目間でテンション。
そこが核心部で、その後は傾斜はないものの疲れる。
MZ
上さんもトライするもテンション。
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↑ラスベンタナスの長い壁

タコの2便目。
核心部でまたもテンション。
芳賀農水コルネを右手でアンダー持ちする持ち方がポイントかな。
このあとMZ上さんがタコをRP
18
時前、ダメ出しの3便目。
核心部で苦戦しながらもなんとか突破。
その後もヘロヘロになりながらも何とかRP
3
本目の7a+
この日は2本の7a+に計6便も出してクタクタだ。
浅い渡渉をしてカミーノ経由で戻る。
以後も渡渉ポイントは同じ。
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ロデリャーの集落にはラ・スポルティバのショップがあるので覗いてみた。
特に安いということもないし何も買わず。
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そのお店のそばの坂道を上がった先に、ミニスーパーとレストランがあった。
2
年前に来たときは気付かなかった。
本当に小さなお店ながらも、パン、ハム、チーズ、野菜、調味料、お菓子、ガス缶にトポ本も売っている。

宿に戻ってまずはシャワー。
夕食は20時半から。
キノコとグリーンピースのニョッキは山盛り。
鶏肉のソテー。
ビールを注文した。
食後にチョコレートケーキ。
宿の人にRodellarの発音を教えてもらったのだが、それは以前触れたとおり。
ニョッキが多くて満腹。
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