Ayumingpeko の 英語部屋 

学習法や留学、海外文化について書いています。 Twitterでもつぶやいていますので質問はお気軽に^^ そちらでは英語関連の事はほとんどつぶやいていないん困ったさんなんですけどね!(笑

「話せる」の不思議

ペコは英会話スクールで教えたのも長くて、いわゆる「話したい」生徒さんには色々と接して来たんですがね。

しかし、ろくに喋れる人に会った事がなかったんですよ。

なので、 今教えている大学でそこそこ「話せる」学生さんたちに会って驚愕しています。
彼らは留学も半年から1年したのだが、経験上それが「話せる」パスポートではない事はよく分かっています。
もともと彼らはある程度話せたんです。
おそらく文法力と積極性(度胸)でしょう。

「留学中どんな勉強をしましたか」というお題でプレゼンしてもらったら、案外多かったのが「スカイプ英会話」。なるほど、私はあまりにもイギリス英語にこだわっているので亜流系は好きではないが「話す事自体に慣れる」にはいいかもしれないよね。

ただし 自主的に会話をコントロールできる人
    リスニングができる人

に限るよ。 
ああ言う講師の中には相槌しか打たない、自分から話を振ってこないプロ意識に欠けている輩もいるからね。 
あと、相手が何を言っているか分からなければ「会話」にならないのでリスニングはある程度できないと話にならぬ、でしょ。

聞き取りができない人はもっと低いレベルから始めて地味にお勉強しないとダメですよ。一番いいのは中学教材のレベルが高いやつです。何種類か買ってやりましょう。
作文のパターンが見えて来たらしめたものです。


それと英語に対する興味がある

当たり前と思う??
「へー英語でこんな風に言うんだね」と言うのが楽しめないと続かないんですよ。何せ外国語学ぶのって終わりがないですからね。

英検1級を目指している(何の為に目指しているのかは知らない)生徒さんが「いつになったら勉強終わるんですかね?」と宣ったと言う話を聞いてこいつあー根本的に分かっちゃいないなあと思いました。
終わるものじゃないんですよ!生き物なんですから言葉は。
呼吸をするように、オヤツを食べるようにちびちび維持するんですよ!!


なのでものすごく短期間に集中して色々覚えるのも良いのだけど、それを落とさないように「維持」する工夫もしてみてくださいね。

会話文の(音)読はおすすめですよ。テキストので構いません。上級になってくるにしたがって映画の台本やドラマにも挑戦してみてくださいませ。

その時にはイディオムや前置詞、口語的熟語に気をつけて、たくさんこなすよりローラー作戦で、密に理解しながらやってくださいね!



 

留学はいいね。でもワーホリは奨めないね。

日本国内でたらたら英語をやっていてもうまくならない。

と言う意見にぺこは9割賛成。
ただそれってご本人がどこまでの結果を自分に求めてるかにもよるね。日本国内だけで勉強しても上級資格試験には受かるよ。
でもどれだけネイティブっぽい英語を使えるかってところは疑問。

英語って言ったって米語やら英語やらあるわけだし、発音も単語の使い方も言い回しも違う。それに文化的知識もないと本読んでて「何だこれ」って言う部分はある。(小説の誤訳もそう言った所から来てる事が多くて、土地の名前の読み違いなんかもそのひとつ。)

だからまあ留学はいいと思うのだけど、留学するにおいて困るのはまず費用。安くあげる為には
「よし奨学金をゲットしよう!」←英語力ある方にはオススメ
「よし、働きながら学校行こう!」←英語力ない人にありがち


ちょっと待て。
どこで働くのだ。
日系企業か?
英語がままならない外国人学生が働く場所と言えば、ファーストフードか日本食レストランか、住み込みのオーペア。このうちオーペアは家族に接する時間がまだ多いので比較的ましであるとして、飲食系は全然注文と定形文句しか使わないではないか。
東京のラーメン屋に行った時の事、フロアでバイトしていた中に日本人がゼロでびっくりした事がある。彼らはぺこにも分からないラーメン用語をあやつり、マニュアルトークでスムーズに業務をこなしていた。
しかし、しかしである。

彼らはそれに特化して日本語を発達させてしまったに違いない。「日常会話」が彼らにできたとは到底思えなかった。それが英語で起こる事を想定していただきたい。
Anything else? だの Are you ready to order? だのそんな事は言えるようになる。しかし日常会話はできないんだよ。

そんな事で疲れてしまって学校の復習もせずに寝てしまうようでは全くもったいない。復習は凄く大事。仕事する代わりに倍勉強して滞在期間フルに英語に浸る事の方が絶対英語の為にはいいです。
年単位で行ける人は最初は働くのもいいですが、ある程度レベルがあがると伸び悩みます。そのときこそ時間をとって徹底的に辞書と向き合って勉強して欲しい。

他の留学仲間と楽しむ事も大事だけど、後悔のないように大切に時間を使ってくださいね、留学。




 

ところでブンブク茶釜の狸が背負っているものはteakettleよw

今期、翻訳クラスというものを担当しているのだが、教科書を間違って選んでしまったなーと思っている。謎解きストーリーみたいなものなら楽しいかと思って選んでみたのだが、これ大丈夫なのか普通のテキストとしても。。。と思う事がある。

ひとつには「挿絵が紛らわしい」のである。

このまえ、サーカスのピエロが同僚のタンス貯金を盗んだだの盗んでないだのというテキストがあり、ピエロは pots and pans でできた鎧をまとっていた。と書いてあったのだ。

「みんなー、これは何かな?」とぺこは黒板に絵を書いた。両手鍋と片手鍋である。浅いものから深いものまで。両手鍋についてはpotだと言ったが、片手鍋に関しては深くなるにつれややpanであることに自信がなかったようだ。(逆にフライパンの薄さに近づいてくるほど安心したようだがwww )深めのsoup pan から小さいmilk 暖めるだけ用のmilk panまで、どんなpanでピエロが身を固めていたのかは分からない。そこで「鍋やフライパン」でできた鎧、と訳してみた。模範訳もそうなっていた。固定フレーズ pots and pans というのは「鍋類」を表すので「鍋」だけでもいいかもしれないが・・・。

ところが、挿絵に書いてあるピエロをみると、なんとティーポットをを鍋と共に身に付け、フラワーポットを足首まで履いているではないか。これ、、、、ええんかい!
この挿絵許可してええんかい著者!
他のストーリーでもやや「?」と思う場面が書かれているのだが、ちょっとあれは酷かった。

簡単な単語にも落とし穴。だから文化を知らない人の誤訳って結構多いよ。

さて、挿絵がこの教科書の気に入らん所のひとつと言ったが、他は何かと訊かれたら、うん、種明かしされた種が全く面白くないとこかな。名作選んで、市販の良訳と比べてみるとかにした方が良かったんではないか、と今更ながら思っている。個人的にナルニア国物語は名訳だと思ってるんだけど、ファンタジーは学生嫌がらないかなー><。
 
では又今度〜〜 

 

TOEICの授業を TOEICで点が取れない学生に教えているのだが

「せんせー、テスト、英語書くの出る?」
と、良く学生がテスト前に訊いてくる。

単語テストで 犬→dog のパターンが出るかと訊いているのだ。

んなもんでるか〜〜〜イ! ( -д-)ノ

君たちがいつ英語を書く機会があると言うのかね?ほとんど読んで意味が分かればいい作業しか必要とされてないだろ!!
TOEICやら何やらでいい点取るのにそんなテスト要るか!

意識の高い「キリッ」
しかし英語で自由作文するときもあるじゃないですか。
という反論は無視する。

それはそれ。
私の言ってるのは「ニーズに応じたコンテンツを常に意識しろ」だ。

例えばオーラルの授業では口語表現だけは日英翻訳を入れている。
まあ簡単な例で言えば What's the time, please?
は、「今何時ですか」の和訳なんぞ要らん。話せて欲しいから逆をテストする。

「せんせテストの点が足らん〜〜なんの課題したらいいの?」
とこれもよく訊かれる。
「自由研究してくれ。
間違ってもTOEICの教科書やったり、問題文和訳するとかやめてくれよ。そもそも教科書できるレベルだったらそんな悪い点取ってるはずないし、和訳とか間違いだらけのもの出されても直すのもウザいし直した所であんたたち見ないし!」

更には。「分からない所まで遡って自由研究してこい、中学レベルでもいい、いやむしろ高校レベルの文法なんざーするな。中学の参考書みてレポート書いて問題やってこい」と言う。

作業には意味がなくてはならない。
そしてその意味がある作業が学生の利益に繋がらなくてはいけない。

毎週の単語テストは復習と予習を兼ねている。
単語力がなさ過ぎるから授業にならんのだ。
だから毎週授業の一環としてテストをする。
英語力を伸ばしたい子はそれが毎週続くと単語力が伸びる。
授業自体でより時間外で英語をプラスαやる気のある子がでてくる。
この伸びしろが大事だと思っている。
授業自体はきっかけやペースメーカーにすぎない。

残念ながら授業は遅れがちな子を想定してゆっくり進めている。
「できる奴はどんどん先をやれ!」
と、言う事にしている。答えが欲しければやる。

辞書を持って来て(当たり前なようだが教科書も辞書も全く何も持っていない輩も時々いる)熱心に調べている子には参加点をあげる。

ボランティアして答えを書いてくれる子には参加点をあげる。

テストが悪すぎるあの子たちが嬉々として参加点をかっさらう。
作業には意味が必要だ。
それが「参加点」というセコい1点だったとしても。





 

刑事フォイル大好き

今年に入ってから「刑事フォイル」を見ているんだけど、結構はまっている。

つまんない邦題なので現代アメリカ物かと思って無視してたんだが、見てみれば1940年代のイングランドが舞台ではないか!まずここでワンポイント。

そして、これ前後編に分かれているんだが、前半ではバラバラといろいろな事件が散発しているように見えるのがこれが後半になるとピタッとパズルがはまるように解決するのだ。そこにマジックがあるわけではなく、証言をつきつめていくと「あ、そこがそこにはまるの?」 と、だまし絵のように急に今まで見えていたものが別の模様に見えてくると言う感じで、とても脚本が面白い。これがツーポイント。

そしてどうも訳を担当している人があまりイギリスの文化に詳しくないらしく、「ヨークシャー」を土地の名前だと思って訳したり(実際にはヨークシャーブディングというシュークリームの皮だけのような食べ物の名前。多分だけど肉汁を吸わせて食べるんだろうと思うがよく分からない食べ物)「ダイアリー」を日記と訳したりしている。イギリス英語でダイアリーとはスケジュール帳の事で、
ロングマン英英によると

especially British English a book with separate spaces for each day of the year, in which you write down the meetings, events etc that are planned for each day [= calendar American English]

となっている。こういう突っ込みどころが多いのがちょっと個人的には面白い。
誤訳を見つけるたびにNHKにお手紙を書いて誤訳を指摘すると直してくれたりするよw
まあ、これは第三ポイントというほどでもないが・・・。

刑事フォイルは誰か個性派がユニークに事件解決をするというドラマではない。フォイルという人物が誠にドラマ的には没個性的。ストーリーも地味な警察ワークの連続である。そして脇役たちがどんな役柄であろうと生活感があってとても人間的。
フォイルは誠実で思いやりがあり、どんな怪しい人や無礼な人に大しても失礼な言葉を吐く事もなく、ハッタリもかまさない、誘導尋問もしない。優しい。なんだか見た後に「ほ」っとするんである。
これが地味に 第三のポイント。

全然関係ないんだが、中村梅雀の弁護士もののドラマ(古い奴)を見ていて、余りにその役柄が真摯で誠実だったので刑事フォイルを思い出した。

こういう物を見るとなんだかほっとする。
無理のあるアクロバット脚本の犯罪物はしらけちゃうの。
事件を起こすのも解決するのも人間だからね。

最近人間のずるさとか身勝手さとか、つくづくそう言ったものが嫌で、犯罪ものだけど刑事フォイルみて癒されてるよ(笑

見た事ない人は一度見てみるといいかも。
好みだけどね。





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