Ayumingpeko の 英語部屋 

学習法や留学、海外文化について書いています。 Twitterでもつぶやいていますので質問はお気軽に^^ そちらでは英語関連の事はほとんどつぶやいていないん困ったさんなんですけどね!(笑

英国トーク

ホームステイ会社の意味のない「親切」

ホームステイ。

あの「何か不満な点はないかな?」
ってステイ先に斡旋会社が電話かけて来るの、なんなんだろう。

ってこの前お風呂で考えていた。

これって「evaluation」的な話にもなるんだけどね。

そもそも語学が不自由な為に語学ホームステイしている人に
「電話」というツールで質問したところで
うまく説明できる人は少なかろう。


そして今お世話になっているファミリーに対する不満を
到着してすぐに訊いたところで出てこない。
何せ今までと違う環境に慣れるのに必死なのだから
(出て来たとしたらよっぽどだろう)

そしていくら当人が横にいなかったとしても
ファミリーに自分がステイしている間に改善命令がでるとしたら
居心地悪くなるし文句は言いにくいだろう。

ようは
苦情が言いづらいだろう。又は言えないだろう
そんな状況で会社は「ご不満がないかケアしております」
って謳う為にこの実質意味のない調査をやっている。

帰国してからだよ本当の意味でクレームつけれるのは。
ぺこがお世話になってたのは
ステイ先のランドレディが先生もしてくれるというプログラムで

語学学校に行っている生徒を泊らせてあげている
ホームステイとは多少事情がちがう。

一緒に過ごす時間が長い分
良くしてもらうと授業に難がある
うちの設備が足りないなどの文句もつけにくいのである。

まあねえ。
犬がうるさすぎて授業にならない
とか、ビデオどうでもいいの見せられて
本人寝ていたとか つっこみどころはいろいろありましたよ。

最悪なのが「教える内容がてんでなってない」
ってうちは本当に困った。
不規則活用表とか持ってこられた日には・・。
ただくっちゃべってる方がなんぼかましだった。

だけどあれは素敵なお風呂があってきれいで
ご飯がおいしいおうちだったなあ・・・w


まあ。
「評価方法の妥当性がない」
ってこんなところにもあるんだなあ
と思った事であるよ。



ああ。。でもそろそろ行きたいなあ。
又行きたい。
語学ホームステイ。










 

彼女は金髪ショートの美人だったな。

その人はぺこがイギリスでお世話になった先生の一人だった。
彼女はまだ若いのに死んだ。
なんで今日彼女の事を思い出したのかよくわからない。

彼氏が国際的な雑誌の記者だか編集者をしていて
彼がどこかに転勤になる度にその都度移動していた。
だから日本にいた時期があった。

いいなあちゃんとした資格持ってるイギリス人最強
やっぱ英語講師悪くないよ
どこ行ったって仕事あるんだもん
と思ったよなあ。

生まれ変わったらイギリス人になりたいと今でも思ってるよ(笑

彼女の授業は余り何回も受けた事が無かったけど

沢山プリントを用意してくれてて
勉強そんなにしない子も
「いいなー先生あの人なんだー」
なんて言ってた。

そんな彼女に肝臓に腫瘍ができたらしいと
元クラスメートから聞いた。
彼氏についてドバイだかどっかに行ってしまった後だった。

彼女はもう死期が近いとなったら自分の葬式の演出を
友達と考え始めたそうだ
どの曲をどのタイミングで流して
聖書の句はこれを読んでね
式次第はこれね 全部自分で決めたそうだ
「そんな姿は最後まで彼女らしかった」
と彼がメールで書いて来たそうだ

世界中に教え子がいた彼女
世界中で彼女の為にひとしきり祈りが唱えられた事だろう

なぜ彼女の事を思い出したのだろう
パートナーはいても結婚というチョイスをしない生き方を選んで
最後まで幸せだったからかな

うん彼女は幸せだったと思う
みんな彼女の事が好きだった




 

恐るべき陳くん1

ふと 思い出した。陳君(匿名でも何でもない)の事。

彼はぺこが留学していた時つるんでいた友達Sの友達で台湾人だった。
彼にはジェーンと言う 彼女がいて、(いや彼女も台湾人だったのだが)、
いつも一緒にいた。
 
彼の何がすごいって、うまく説明できないのだが
以下にあげてみる。

1 )軍隊のときにそのユニットの隊長になった。
  資金を流用して油を買い。それを売ってポケットマネーにしていたwww

2)某英国大学にプレコースから入った彼は、単位が足りずに1年目をクリアする
  事ができなかった。そうしたらどうしてそうなったのか分からないのだが
  1年めがもうあたかもクリアできたかのように面接を他の大学で行って
  なんと2年次から他の大学に編入したwww
  どうやって成績証明をチートしたんだよ。。。

3)親との関係があまり良くなかった彼は、資金が行き詰まって親からお金が出なかった。
  そうしたらなんと彼女が自分の親に頼んで彼の学費を出してもらう事になった。
  いやー、それってある意味、義務が伴ってますよね?
  「彼はジェーンにナイスすぎる。」って友達Sは言ってたけど
  当たり前じゃないっすかwww

4)台湾に帰国後、陳君はこの友人Sから会社の資金を借りた。
  そして返さなかった。そして友人Sから永遠にドロンしたwww
  連絡が、当たり前のようにとれなくなったらしい。
 
5)後日談。陳君の彼女は、あのSARSの流行った年、それにかかって死んだ。
  彼は最後まで彼女と結婚しなかった。
  (結婚せずにすんだと言うべきか)そしてぺこは確信があるのだが
  彼は学費を返さずにドロンした。

彼の親は彼に随分厳しかったらしくそれが度を越していたらしい。
もしかしたら暴力も受けていたかもしれない。
彼の心の奥底の人間に対する不信感は金銭で埋められたのだろうか。

今どうしているのだろうか。
彼に本当の友達はいないのだろう。
利用価値がなければいつでも裏切れる存在であるのだろう。
彼に今自分の家族がいるならば
それはどういう存在なのだろう。

9月の入学シーズン、ちょっと思い出してしまいました。


   

湖水地方のランドレディ3

デイビッドはとてもいい人なのですが敢えて言うならいい人すぎて
「つまらない」とおばちゃんは思ったのかもしれません。
明るいおばちゃんはもっとエキサイティングな相手と意気投合して
第二の人生を謳歌する事にしたのかもしれません。
(年頃の2人をおいて!!!)

バーバラも素敵な人でした。
子供たちにも優しくて、いつも一生懸命な人。

だけどオシャレってものをしない人でした。
髪も男の人と同じくらいの長さで、化粧も皆無。
お料理も、ブリティッシュスタンダードにしてもプレーンでした。

人間外身じゃないというけれど、
ちょっと「ほんとにそうなのかな」という感情が走ったのは確かです。
余りにも穏やか、余りにも平凡?
エキサイトメントがないと「つまらない」と思われるのではないのでしょうか!!

でもそんな2人が同類相哀れむだけじゃなくて
夫婦になりました。

大きな子供がいてもそう言う事が
アジアと違って抵抗なく行われるのだなと実感。
子供もあっけらかんとしてて
「@@@(名前忘れましたがパパの恋人)は当時あたしだれか目上の人にアドバイス欲しかったから
そういう意味で頼れる人だったわ」とか
「あー、彼は言って見ればおじいちゃんみたいなもの」(ばあちゃんの恋人を指して)
とか
「そんなに割り切って家族の事って考えられるものなの?」と思いました。

多分バーバラは元の旦那の悪口を言わなかったんでしょう。
そして自然発生的な事と受け止めていたんでしょう。
賢い人です。

ジムについてこう言ったのがとても印象的でした。

But it's life, isn't it, whatever happens -. You just have to
accept it. What else could you do?

だけど何が起ころうと、人生ってそういうものじゃない。
受け入れる以外にどうしようもないでしょ。

あたしが同じ目に会った時同じように言えるかしら。
あたしはすごく彼女を尊敬したね。

ずっと幸せに過ごしてほしい。
彼らはさっさと引退して楽しく過ごしたいらしい。
いいねえ。そう言うのも。









湖水地方のランドレディ2

訊きたい事はいろいろあったが突っ込みどころが多くて
ほんとにどこから訊いて良いやら。でもとりあえず訊いた。

「どうしてうちを売らないといけなかったの?」
「お金がなかったからよ」

そして聞いた話というのは口があんぐりな話だった。

彼女が地域の小学校の先生をやっていた事は前に書きました。
で、どうやら彼女燃え尽き症候群になったらしく
うちで一日中寝てるはめになったらしい。

で、何もできない。
子供はうちの事をまかせるには年が小さい。
それでジムに家計をまかせたんだそうです。

そしたら
全部金を使い込んだんだそうです。(!!!!!)

What did he spend the maney for?
DId he invest it to stocks or something and lost it?

「それ何に使ったの?株に使って損したとかなの?」
って訊いたら

Donno. He just spent it.
「しらない。ただ使ったのよ。」
 って彼女は首を振りました。

そのときの彼女の顔は怒りに満ちてる訳でもなく
恨んでいる風でもなく
なんとなく悲しげなようなそうでないような。

今なら分る。
人って信用できないんだなって 
少しあきらめていたかもしれない
前のだんなだって村の婦人警官(おい)
の所に、それも車で10分しかかからないところに
行ってしまったんだよ
デイビッドのおばちゃんだって
あっさり子供を捨ててどっかに行っちゃったよ

He just went back to his old wife.
奥さんのところに帰ったわ

ええええええ 何ですとおおおお

あいつ結婚してたのか!!!!
使い込みがばれたら古巣にお帰りか!!!!

ジムがとってもいい人に見えただけに
ぺこにはこの出来事はとっても衝撃だったのですよ
ええ。。。。

だって彼女はとってもいい人なんですもの
いい人って食い物にされるの??
傷つくばっかりなの?

でもそこにデイビッドがいて良かったね。。

湖水地方のランドレディ1

ぺこが留学できたのはうちのママ上の影響が大きいのです。

ママ上は自分が海外留学したかったのでぺこを快く資金援助してくれたと思います。
そのおかげで人生が全く変わったのだから本当に感謝です。
あ、親父にももちろん感謝してます。(笑

さてそんなママ上が某「インターンシップ」企画で英国にステイしていた事がありまして。
そのランドレディとは 今でもずっとやり取りが続いていておかげで彼女のファミリーヒストリーにあたしはおなじみなのですが、まあーほんとに人生っていろいろあるわ、と思わせられるお話を今日はしてみたいと思います。

ママ上がそのランドレディ「バーバラ」のお家にお世話になっていた頃、彼女の家庭は女の子が2人と旦那さん、計4人のいたって平和で上品な中流家庭でした。
バーバラは地域の小学校の校長をしていて、とても素朴であっさりしたいい人。 
隣のお家には子供たちの同級生も住んでいて、ママ上はその人たちとも交流したりして、とてもステイを楽しんできたようでした。 

ところがです。

なんでだかだんながいなくなりました。
ママ上がその次に彼女を 訪ねた時、一緒に住んでる人は(住んでいたのか泊まっていたのかよくわかりませんでしたが)「トム」から「ジム」に変わっていました。
バーバラの長女の「ロージー」は「ジム」の息子とつき合ってました。
ぺこはこの時ママ上と一緒にバーバラのおうちに行きましたが、これって子供たちどう思ってんだろ、、、などと思ったもんです。
お隣の陽気なぽっちゃりおばちゃんと歯医者のデービッドともその時会いました。
みんないい人たちw

まあ細かい事はあれこれ訊かずにそのままその時は楽しく過ごして帰ったのですが、その後なぜかバーバラからのクリスマスカードに「うちを売りたくないけど売る」とか書いてあったりして、「どうしたんだろうね」 って言ってたんです。

そうしたらそのうちうちが売れたらしくて、それでどこに引っ越したかと思えばなんとお隣のデービッドのおうち。

なんでそんな事が可能なんだwww 

実はその間、お隣の家でもとんでもない事が起きていて、多感な年ごろの兄と妹2人の子供をおいて おばちゃん(名前知らない)は男の元に走って遠くの街に行ってしまっていたのでした。
(以下続く)

いろいろインド人考(まあインドシリーズ終)

大学にはぽつぽつインド人がいました。
二世代目以降の、全く純粋の英国英悟を話す新世代のインド人達です。

学期の合間に寮の部屋を引越しした時の話。がらーんとした新しい棟であたしが一番乗りで引っ越しでした。そこへ二番目にやってきたのがインド人の彼女。
戸を開けっ放しにして、インド音楽をBGMにがんがん流しつつ、荷物を部屋にいれていました。
「あら、暇だったらちょっと話して行かない?」
と、彼女はあたしを廊下で見かけると気軽に話しかけてくれました。実は留学生にネイティブが話しかけてくれる機会なんてことはめったにない事なので、(変な交際目的ではありましたが。これは後述しましょう、機会があったら。)あたしはお邪魔する事にしました。
彼女はまことに非効率的に缶詰をひとつひとつ洋服だなに並べていました。
インド人はみんなインド音楽が好きなのかしら、ずっとイギリスに住んでいるのに、そんなもんなのかなあ・・とあたしがぼんやり考えていると、
「今日買い物行ったけど、50ポンドも使っちゃった。食べ物にお金使うってホントに簡単よね~。」彼女は言ってにこっとしました。

ここに来る前あれをしてこれをして、これをして、って他愛もない話をしばらくしていると、
「あたしね、彼氏がいるんだけどね、ばれたら親に殺されるわ。」
彼女はそんな事を言いました。(初対面なのに随分オープンですよね)
そのうちに分かった事ですが、結局彼、そこに彼女と住み込んでました。背が高くて体格のいい、インド人放れしたかっこいいインド人の彼氏さんで、彼も大学院生のようでした。
彼女が神経質なのでよくケンカしてました(笑)

パッと見普通のイギリス人学生と変わらない甘酸っぱい青春を送っている彼ら若いインド人エリートたちでしたが、実は男女交際にはまだ親世代はまだうるさく、親が決めた人としかつきあったり結婚しちゃいけない、という風潮があるらしいことを、あたしはその後いろんな人から聞いて知りました。

本国ではデートする場所がないのが問題になっているらしいって記事も読んだことありますし、うちの会社にいたインド人の女の子が社内恋愛しだした時も、「親にばれたら殺される。白人って時点でアウト。」って言ってました。 彼らが親世代になるころにはそこまで保守的ではなくなるのでしょうか?(それにしても何度この"My parents'd kill me" を聞いたことでしょう。そろって女の子たちはこう言いました。)

あの「ベッカムに恋して」ではインド人の女の子がアイルランド人コーチと恋をしますが、「イギリス人の男とつき合うなんて!」と親が嘆いて、「アイリッシュよ!!」と主人公が言い返すと、「白人だろ!そんなもんどっちでも同じだ!」 って言い返されるんですよね。

自分たちの文化を頑固なまでに守りながらも世界中に出ていくインドの人たち、誠に興味深い。今度インド料理店に暇な時間帯に行ったら、ウェイターを捕まえて何か訊いてみようかしら、などと思ったり。 
もしかしてトーク料金チャージされるかしら。商魂たくましいからなあ(笑) 

学生寮にて1 そういえば何言うにもまず F@@@ @@@!連発だったな彼女・・・

ちょっとここで大学の寮の話もしておきましょう。

実は、先の記事に部屋を移ったと書きましたが、実は初めに入った部屋の同じcorridor(廊下)での学部生たちの態度ががあまりにひどくて泣きそうになって、引っ越し申請を出していたのでした。

何がひどかったかって、もうその寮で一番ひどい子の部屋の向かいだったのですよ。黒人の1年生の女の子で、夜中の4時5時までしゃべりまくり(つつぬけ)、ウォーターピストルファイトはする、スノーファイトはする、まあ典型的に解放感を謳歌する18歳ですよ。
こっちは毎日課題が出てるのに勉強どころじゃなかったです、一学期めだからまだまだ文献にも慣れてないと言うのに。

あたしが結構夜更かし魔なのは皆さんご存じだと思いますが、そのあたしですら根負けするくらいの連日の徹夜のどんちゃん騒ぎ。こっちは授業も毎日、課題提出もそこそこありますから、毎日怒り心頭でした。

文句言わなかったの?って言われそうですが、あたし無駄な事はしない主義。言っても聞くような人じゃなさそうだったのでひたすら耐えました。

しかし!何カ月も騒ぎに騒ぎまくって、とうとう彼女が徹夜で大騒ぎができなくなる日が来ました。遊びに遊びまくった結果、「おおーどうしよう、課題が~~もう駄目出来ないー。」とかぶつぶつ彼女が泣きごとを言うようになったのです。当たり前だよ、イギリスは他が4年のところ3年でアンダー(学部)やるんだから、試験がキツイに決ってる。

もう早々にこりごりじゃーと思って部屋替えをすぐに申請していたのですが、やっと半年経って寮の部屋を移らせてもらえたのでした。そこは大学院生ばかりが集まるセルフケイタリング(食事を自分で作るところ)の棟でしたが、「あら、あなたあそこに住んでたの?あたしも耐えられなくてスグ移ってきたのよ。」と言ったイギリス人学生さんは、なんとあの黒人女子の隣の部屋だった。^0^; おおお・・。
「あたし何回も注意したけど、全然だめだったわ。」
と彼女は言ってました。
あー、やっぱりか。すごいわあたしの嗅覚。


外国訛り インド人から派生記事

BRの(ブリティッシュレイル)の案内する人、特にロンドン周辺の路線はインド人が多い気がするのですけど、もう訛り大爆発でごろごろごろってRを回しながらアナウンスしたりするのですね。
「あー、絶好調に速いなー訛ってるのに・・・。聴きとりづらい・・。」ってある日思いながら、電車で立っていると、傍に立っていた白人の初老のご婦人が、ぼそっと
'They should be speaking English.'
と言いました。
そして彼らの訛りがいかに分かりづらいか傍にいたご主人にこぼし始めました。妙に同調ムードがその近辺の白人の複数人に広がり・・・。ちょっと面白い光景でした。

^0^; ネイティブもそう感じてたんだ・・・。ははは・・。

でも、私たち外国人の方が外国訛りに関してはリスニング良かったりするのですよね。だって語学学校や大学でいっぱい外国人のクラスメートいますから。 
おかげでアフリカやアラブのお偉いさんがテレビに出ると聞ける聞ける。(笑)あたしの代はとくにアフリカアラブ系、アジア系のクラスメートが多かったので、あの訛りは慣れっこだし、懐かしいの一言に尽きます。

もちろん初めは一筋縄でいかなくて、例えばフレンチ訛りは結構きつかったりしました。フランス人てエレガントにうまい人もいるんですけど、それは少数派なようで、なんか音節を短く切る上に、ぼそぼそ「しゃべってやってんだから聴きとれよな」的な人もいる上に(=パリの人がこんな感じ)ご存じのように h を落とすのでまことに分かりづらい。

'Oh, I'm going to buy some 'oney, you know 'oney, it's very nice here.'

フランス人の友達が家族へのおみやげを買いながら、「おねー」がおいしいって言うんですけど、それが「ハニー」蜂蜜の事だと気づくまでしばらくかかりました。
そのかわり、文中に出てくる h はほとんどアクセントが無い時は英語でも発音されるのが聞こえないので、全くと言っていいほど問題なくこっちも聴き取れるんですけどね。

ある日、とても頭のいいアルゼンチン出身のクラスメートが、院の授業でものすごい勢いで2~3分の長いコメントを言った事がありまして。彼の第一言語はスペイン語で、独特の単調さでだだだだっとリズムが一定にたたみかけてくる話方。スペイン語スピーカーも早口な人はとても速く話すのですよ。
みんな課題で寝て無くて朦朧としているんですけれども、変に頭脳が冴えてもいるので、 「ふんふん」などと聴いていたのです。その日も彼は冴えまくっていたのですが。

先生が言いました。
「ごめん・・・もっかい言ってくれる??」
^0^;先生だけが聴き取れてなかったんだ。

 

ぺこの出会った英国のインド人4

大学の寮にはお掃除が週に2回入りました。
そしてインド人の「お掃除さん」 が何人かいました。(ころころした白人のおばちゃんもよくいましたが。)

あたしは、セルフケータリングの大学院生ばかりが固まっていたウォードにいたのですが、ここをしばらく担当していたのが「インドちゃん」でした。彼女は170センチ近くあるすごく美人のお掃除さんで、名前は訊いたことありません。

「はろー・・。あたし、おばさんと一緒にここに働きに来てるよ。」
もじもじと、彼女は話しました。
きく方も話す方も英語がほとんどできないので驚きました。
インドにいるインド人も英語は普通に話すんじゃないの??
と思っていたし。どう解釈していいか分からなかった。
誰かインド事情詳しい人、教えてください。
もしかして在インドのインド人、貧困層は英語も余り話せないのでしょうか?

そして、更に驚く事に20歳そこそこのインドちゃんは結婚していました。
とてもカッコいいだんなさんなの、とうっとりした顔で語ったものの、それに続いて、
「でも、あの人、出て行ってしまった。」
と彼女は言いました。
「え、どの位一緒に暮らしたの?」
「二カ月、とか・・・。それからずっと、帰って来ない。」
あたしが何も言えないでいると、不自由な英語で彼女はぽつぽつと続けました。
「叔母さん、もう忘れた方がいい、っていう。」
「だんなさんと、話したの?」
「うん・・・『若いんだから、他の人見つければ』って言う・・・。」
あらら・・・。
「連絡来ない・・でも、あたし待ってる・・・。」

きっと、その旦那さんだって、インドちゃんはすごくかわいかったから、眼をつけたんじゃないかと思う。
でも彼女はおぼこちゃんだったから、なんだか遊び人ぽいその人は、インドちゃんにすぐ飽きちゃったのね><。
何だかそこでアタシはJamesを思い出したと言うわけ。

「彼はすごーくハンサムなの。」
って自慢げにインドちゃんは言った。そしてまた顔がうっとりとなった。
あららら。顔だけがいいとこってわけじゃないだろうに。そこなの?こだわるのは・・・。カッコよすぎて離したくないの?

彼女にしてみたら運命が見つけてくれた彼なんだから、忘れられるわけない、初めてで最後の男性と思ったのかもしれない。
 「別れない。」

インドちゃんが繰り返すその言葉がなんだか痛々しかったし、空しかった。
 
PEKOのついったー
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