2008年04月15日

つぐない

つぐない

【映画的カリスマ指数】★★★★★

 ”無邪気な悪意”が招いた運命の贖い

 

監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ,ジェイムズ・マカヴォイ,シーアシャ・ローナン,ロモーラ・ガライ,ヴァネッサ・レッドグレイヴ,ブレンダ・ブレッシン
製作年・国:2007/英
鑑賞日:2008/4/14:新宿テアトルタイムズスクエア
系統:ドラマ
配給:東宝東和

ストーリー:1930年代、戦火の忍び寄るイギリス。政府完了の長女セシーリアは、幼馴染のように育てられた使用人の息子ロビーと想いを通わせるようになる。小説家を目指す多感な妹ブライオニーはあるとき、ロビーがセシーリアに宛てた手紙を盗み読む。そのことをきっかけにロビーに対して強い警戒心を抱いたブライオニー。そして彼女は、ウソをつきロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまうのだった・・・。


評:『プライドと偏見』で、華々しく長編デビューを飾ったジョー・ライト監督の2作目となる最新作。
ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』を映画化した作品である。

本作は、第65回GG賞にて最優秀作品賞及び最優秀音楽作曲賞を受賞。第80回アカデミー賞では7部門にノミネートされ、作曲賞を受賞している。



    あまりに濃厚な切なさに・・・鑑賞後ドっと大きく息をついてしまった。

  あらゆる映画祭等で高く評価されたのも十分に納得できる、実に秀逸な1作。


個人的に苦手とする”壮大なスケールの大恋愛物語”かと思い、身構えて鑑賞したが・・・それはすっかり嬉しい誤算であった。

人間の持つ『残酷性』と『愚かさ』を、”戦争”と”ウソ”という要素で掘り下げながら
         一方で、”愛”と”呵責”でもって人間を救い補う物語。


この作品の独特な構成は、一見複雑ともとれるが・・・それは、この物語が持つ『ある特性』に向けて全て緻密に計算されているものだ。結末まで観終えたとき初めて、全てが意味を持って明確な形となる。

  ジョー・ライト監督のこのあまりの巧みさには、思わず唸らずにはいられない。



タイプライターの機械音をベースとしたBGM。
戦火が迫る不安な時代に、白々しいほど美しく映える情景。
その中で、姉と男の秘め事を鋭く無垢な瞳で見つめるブライオニーの姿。

どこかサスペンスにも似た緊迫感を携えたまま、そこにある人間たちの関係性と心を繊細かつ明確に映し出す前半の展開・・・・これには、否応なしに一気に引き込まれてしまう。



       やっと気づいた生涯の愛と、一生贖いきれぬ残酷なウソが・・・
               同時に生まれた汗ばむ暑さの一日。

   それは、セシーリア、ロビー、ブライオニー3人の行き先を大きく揺るがした
                  ・・・・まさに運命の一日だ。  

思春期がゆえの無邪気な悪意から生まれた、ブライオニーのウソ。
美しく奔放な姉への嫉妬と、破綻したほのかな恋心の傷み、そして彼女の純真さが大人世界への嫌悪感となって表に出た結果だろう。



そして・・・前半とは一変して、苛酷な戦火の様子が描写される後半。
そのまざまざとした惨劇は、この物語のもう一つの側面に気づかせてくれる。

   一つのウソが割いた愛、その罪の十字架を背負うこととなるブライオニー。
 しかし、この『つぐない』(原題:贖罪)にはさらに深い意味があるのではないか?

        この戦火の時代に、ウソや裏切りがなくとも割かれた絆が
                一体どれだけあったのだろう?

       人間の”戦争”という過ちによって砕かれた愛、奪われた命は
             一体誰がどうやってつぐなうというのか?


再会を一途に信じあったセシーリアとロビー、ひたすらに自らを苛み続けたブライオニー・・・彼女たちの姿には、”戦争”という人間最大の罪悪が影を潜めているように思えてならないのだ。



ジョー・ライトによる計算高いテクニックと、全キャストの素晴らしい演技力・存在感に賞賛の意を示したい傑作。

         丹念に明確な主張を持って作りこまれたこの物語が残す、
            深く濃密な余韻をぜひ味わってほしい1作だ。


clockworkorenge at 04:03│Comments(36)TrackBack(36)clip!映画論 た行 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. Atonement つぐない  [ Cinematheque ]   2008年04月15日 04:36
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリアは、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビーと思いを通わせ合うようにな...
2. 『つぐない』  [ Sweet*Days** ]   2008年04月15日 09:05
監督:ジョー・ライト CAST:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン 他 ゴールデングローブ賞 作品賞、...
3. つぐない  [ to Heart ]   2008年04月15日 23:16
一生をかけて償わなければならない罪があった。 命をかけて信じ合う恋人たちがいた。 原題 ATONEMENT 原作 イアン・マキューアン『贖罪』 上映時間 123分 製作国 イギリス 監督 ジョー・ライト 音楽 ダリオ・マリアネッリ 出演 キーラ・ナイトレイ/ジェームズ・マカヴ...
4. つぐない  [ ★Shaberiba ★ ]   2008年04月17日 12:42
これは、「償い」といえるのか・・。哀しき運命の恋人達に涙。
5. 真・映画日記『つぐない』  [            ]   2008年04月19日 19:45
JUGEMテーマ:映画 4月14日(月)◆775日目◆ 毎月14日は「TOHOの日」。 東宝系の映画館は1000円で映画が見られる。 となると、シネコンの「TOHOシネマズ」のみで適応だと思っている人が多いだろう。 この「TOHOの日」のサービスは日比谷の「シャンテシネ」でも使え...
6. つぐない  [ 映画を観たよ ]   2008年04月19日 20:53
壮大な悲恋は・・・
7. 『つぐない』  [ 京の昼寝〜♪ ]   2008年04月19日 21:07
□作品オフィシャルサイト 「つぐない」□監督 ジョー・ライト □原作 イアン・マキューアン「贖罪(新潮社刊)」 □脚本 クリストファー・ハンプトン □キャスト キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ・ガライ、シーアシャ・ローナン、ブレンダ...
8. 黒い嘘、白い嘘。『つぐない』  [ 水曜日のシネマ日記 ]   2008年04月25日 10:16
嘘をついた少女が罪の重さを背負って生きる物語です。
9. つぐない  [ 映画の話でコーヒーブレイク ]   2008年04月26日 02:12
アカデミー賞7部門にノミネートされアカデミー作曲賞獲得、 キーラ・ナイトレイ出演作なのに、CMも少なくひっそり公開されているのは何故なのでしょう? 知り合いのYさんに関内の横浜シネマリンのチケットを頂き、 調べてみたら「つぐない」上映中!ということでダッシ...
10. つぐない  [ Kinetic Vision ]   2008年04月26日 20:59
少女ブライオニー(シアーシャ・ローナン)の偽証で回り始めた歴史の歯車は、どんなに反省しても、謝罪しても、止めることができない。明るの..
11. つぐない  [ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 ]   2008年04月27日 18:21
 『一生をかけて 償わなければならない罪があった。 命をかけて 信じ合う恋人たちがいた。』  コチラの「つぐない」は、ブッカー賞作家イアン・マキューアンの「贖罪」を映画化した4/12公開となったPG-12指定の大河ロマンスなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪  ...
12. つぐない  [ スワロが映画を見た ]   2008年04月28日 22:04
原題:ATONEMENT 製作年度:2007年 製作国:イギリス 上映時間:123分 監督:ジョー・ライト 原作:イアン・マキューアン 脚本:クリストファ...
13. 「つぐない」  [ ジグソーのオレデミーアワード日記 ]   2008年04月28日 23:00
4 「つぐない」(2008) 《 一生をかけて償わなければならない罪があった。 命をかけて信じ合う恋人たちがいた。 》 4/24新宿テアトルタイムズスクエアにて観賞 introduction 監督:ジョー・ライト cast キーラ・ナイトレ....
14. 『つぐない』  [ cinema!cinema!??ミーハー映画・DVDレビュー ]   2008年04月30日 00:13
キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ主演の『つぐない』を新宿テアトルタイムズスクエアで観てきました。いやー、音楽に魅了された2時間強。 1935年のイングランド。政府官僚のジャック・タリスの屋敷では、末娘のブライオニーが休暇で帰省する兄と友人のために自...
15. つぐない  [ Akira's VOICE ]   2008年04月30日 12:08
思い込みの嘘は自分を苦しめる。  
16. 映画 『つぐない』  [ きららのきらきら生活 ]   2008年05月02日 20:04
  ☆公式サイト☆ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。幼く多感な少女のうそによって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄(ほんろう)される姿と、うそをついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描...
17. 少女は嘘を吐いたのか?  [ CINECHANの映画感想 ]   2008年05月03日 12:34
107「つぐない」(イギリス)  1935年夏、イングランド。政府官僚ジャック・タリスの屋敷では小説家を夢見る末娘ブライオニーが、休暇で帰省する兄と友人を自作の劇で歓待しようと準備に追われていた。一方大学卒業後の身の振り方が定まらず鬱屈した日々を送る姉セ...
18. 『つぐない』  [ めでぃあみっくす ]   2008年05月04日 12:07
タイプライターを叩く音を効果的に用いた音楽、13歳の少女の無垢なるゆえに犯した一つの過ちによって引き裂かれた恋人たち、そしてその過ちに生涯苦しみ続ける一人の女性の半生。上映中2時間椅子が軋む雑音さえこの映画に対して失礼だと思えるくらいに美しく、切なく、そし....
19. つぐない  [ caramelの映画日記 ]   2008年05月04日 13:23
【鑑賞】テアトルタイムズスクエア 【日本公開日】2008年4月12日 【製作年/製作国】2007/イギリス 【監督】ジョー・ライト 【出演】キーラ・ナイトレイ/ジェームズ・マカヴォイ/シアーシャ・ローナン/ロモーラ・ガライ/ヴァネッサ・レッドグレーヴ/ブレンダ・...
20. つぐない−(映画:2008年38本目)−  [ デコ親父はいつも減量中 ]   2008年05月06日 00:44
監督:ジョー・ライト 出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン、ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ブレンダ・ブレシン 評価:95点 公式サイト (ネタバレあります) 多感な少女のついた嘘が、愛し合う男女の仲...
21. つぐない/ Atonement  [ 我想一個人映画美的女人blog ]   2008年05月08日 12:10
"つぐない"といえば、テレサ・テンですが、、、 って世代がバレるか{/dododo/} こちらの作品、 今年のアカデミー賞作品賞のノミネートに、ゴールデングローブ賞作品賞受賞{/hakushu/} トロント映画祭でも高評だったし、その地味なタイトルとは裏腹に、期待が高まるのは仕...
22. キーラ・ナイトレイの「つぐない」を観た!  [ とんとん・にっき ]   2008年05月09日 07:03
なんと言っても映画「つぐない」は、キーラ・ナイトレイありきの作品です。どう考えても「つぐない」のヒロインは、キーラ・ナイトレイ以外は考えられません。キーラの美しさを前面に打ち出した、哀しくも切ないヒロインですから。スカーレット・ヨハンソンに置き換えて
23. 【2008-110】つぐない  [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ]   2008年05月14日 00:19
4 人気ブログランキングの順位は? 一生をかけて 償わなければならない罪があった。 命をかけて 信じ合う恋人たちがいた。
24. つぐない  [ パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ ]   2008年05月23日 14:25
5 一生をかけて償わなければならない罪があった。 命をかけて信じあう恋人たちがいた。あなたを愛しています!私のもとに帰ってきて・・・。 壮大なスケールで描く、切なくも美しい愛とつぐないの大河ロマン! 1935年の英国。広大な邸宅で恵まれた生活を送る13歳のブライ...
25. つぐない  [ eclipse的な独り言 ]   2008年05月25日 15:13
 美しい映画でした。映画が映画である必要性を痛感した作品でした。(5月25日 静
26. 「つぐない」観てきました♪  [ りんたろうの☆きときと日記☆ ]   2008年05月25日 23:39
☆「つぐない」 監督:ジョー・ライト 出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ・ガライ、シーアシャ・ローナン、ブレンダ・ブレシン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、パトリック・ケネディ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュノ・テンプル 1930...
27. 渚のバルコニーで待ってる ジョー・ライト 『つぐない』  [ SGA屋物語紹介所 ]   2008年05月27日 22:04
何本か観た今年のアカデミー賞関連で、最も印象に残った作品。最近書籍でも『償い』(
28. つぐない:幼き少女の証言によって、二人の人生は狂う!!  [ 銅版画制作の日々 ]   2008年05月27日 23:15
 一生をかけて、償わなければならない罪があった。 命をかけて信じあう恋人たちがいた・・・・・。   5月9日、「ハンティング・パーティ」 鑑賞後、「つぐない」を鑑賞しました。こちらは、女性客が9割くらい占めていました。やはり女性に人気があるようです。...
29. 『つぐない』  [ purebreath★マリーの映画館 ]   2008年05月27日 23:27
        一生をかけて 償わなければならない罪があった。             命をかけて 信じあう恋人たちがいた。『つぐない』監督・・・ジョー・ライト原作・・・イアン・マキューアン出演・・・キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ...
30. 映画『つぐない』を観て〜アカデミー賞受賞作品  [ KINTYRE’SDIARY ]   2008年05月31日 21:35
40.つぐない■原題:Atonement■製作年・国:2007年、イギリス■上映時間:124分■字幕:関美冬■鑑賞日:4月20日、テアトルタイムズスクエア(新宿)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ジョー・ライト□脚本:クリストファー・ハンプトン□原作:イ...
31. つぐない  [ 利用価値のない日々の雑学 ]   2008年06月08日 23:04
タイトル(邦題「つぐない」、原題atonement「償い・贖罪」)からして、どうなるか結末が見えてしまうのは上映以前に残念ではあるが、妹なりの始末の仕方には感動。このラストのために考えられたタイトルであるのなら可也凝っていると賞賛するし、同時に本作品は全編を通...
32. パリ、恋人たちの2日間  [ 映画、言いたい放題! ]   2008年06月12日 01:51
ブロガー試写会に招待されました。(^^) ニューヨーク在住のフランス人写真家のマリオンと アメリカ人のインテリアデザイナーのジャックは付き合って2年。 ちょっと倦怠ぎみ。 二人はベネチア旅行の帰りにパリのマリオンの実家に立ち寄る。 彼女の家族に会ったジャッ...
33. '08-040 『つぐない』  [ 闇に歌えば Singin' In The Dark ]   2008年07月18日 11:31
少女のたった一つの嘘が全てを変えた 彼女に出来る事はフィクションの世界にしかなかった
34. 【映画】つぐない…昼メロだなんて誤解していて申し訳ないm(__)m  [ ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 ]   2008年11月12日 23:17
{/kaeru_fine/} 最近「楽市楽座」のコマーシャルにスザンヌが出演しているのを発見{/ee_3/}したピロEKです。 実は今日の「つぐない」の記事、随分前に9割方書き終えていたのですが(「ハンコック」よりも前に)、鑑賞順でまず「ハンコック」の記事をアップ。で、その後は...
35. つぐない  [ 悠雅的生活 ]   2008年12月04日 18:24
13歳の暑い夏の日。少女が見たもの。贖えない罪。
36. 映画「つぐない」  [ Andre's Review ]   2008年12月07日 23:22
atonement 2006年 イギリス・フランス マキューアンの原作を読んだときから(正確には読む前からですが)、ずっと観たかった映画版。時間がうまく合わなかったりで劇場公開を逃し、ようやく観ることができました。 時は1935年のイギリス。空想が好きで小説を書くのが大好...

この記事へのコメント

1. Posted by cinema_61   2008年04月15日 15:37
こんにちは睦月さん。
私、この手の時代物大ロマン大作大好きですが、とくにこの作品は原作に忠実に描かれていて・・・・・・感動しました。
音楽(タイプ音やドビッシーの月の光を含めて)が素晴らしく、アカデミーの作曲賞受賞もうなずけます。
そして、ブライオニーの少女期を演じたシアーシャ・ローナンの名演技!早熟な小説家志望の女の子を見事に演じてましたね。(ロビーへの恋心から発生したような嘘が・・・)
今後、この若い監督の非凡さが楽しみです。
2. Posted by one of the supporters of him   2008年04月15日 16:30
睦月さん☆こんにちは〜♪
この『つぐない』気になっているのですよ!
そんなに良かったですか?では、ぜひ時間を作って観てこようと思います☆
最初は、キーラが出ているから
美しい景色が観れそうだから、ということで
気になっていたのですが
中身もすごく濃いようですね!
睦月さんの文章を読んで
ますます気になる作品になりました☆^^☆
3. Posted by るみりん   2008年04月15日 20:31
私もワンサポさん同様、『つぐない』が気になってました!
実は時代物は苦手なのですが、コレは面白そうだー!と^^ほんと、睦月さんのレビュを読んで、ますます気になる作品じゃ!
4. Posted by mimi   2008年04月16日 12:41
睦月さんお久しぶりです!このところバタバタしていまして;「つぐない」気になってたんですけど、レビューを読んでますます観たくなりました♪原題のatonementって、キリストの贖罪という意味なので、日本語の「つぐない」とはちょっと意味が違うのかもしれませんね。罪の十字架を背負う・・という睦月さんの文章を読んでそう感じました。また鑑賞したら感想書きます^^
5. Posted by 奈津   2008年04月16日 14:27
こんにちは。
私もキーラだから気になっていた・・・・程度でしたが、濃厚な切なさに私が耐えれるか楽しみな作品ですね。
6. Posted by ばちろう   2008年04月16日 15:46
睦月さんつぐない見に行かれたのですね〜ずっと気になっている作品のひとつです。
私、週末から風邪をひいてしまい、久々の高熱の為病院で点滴→家帰って寝るそしてまた病院…の繰り返しをやっておりました。やっと布団からもそもそとはいずり出てパソ子さんを開くことができ、こうやって見ることができましたぁぁぁぁ(涙)いやほんとうに苦しかったのよ、睦月さんくれぐれも気をつけてくださいまし。
って話ずれてすんませんっっ想像していたよりも深く濃い内容のようですね。★5だし、出来るだけ時間作って見に行きたいです。楽しみです♪
7. Posted by ち〜ぼ   2008年04月16日 23:27
タムナスさん??
8. Posted by cinema_61様へ   2008年04月17日 00:18
■cinema_61様へ
コメントありがとうございます。

映画化は難しいとされていた原作なそうですね。それをここまで完成度の高い実写にしてしまえるというのはライト監督の手腕がなせる技だと絶賛している評論家も多いようです。

音楽は大変独創的で素晴らしかったです。場面や人物の心情に合わせて、変化する曲の動きにすっかり心をつかまれました。
あの子役(←と言っては失礼か?)、若い頃の広末涼子さんに似てるなあって思いました。

彼女のウソを、一概に責めることが出来ない切なさに・・・深く心を射抜かれた1作でございました。
9. Posted by one of the supporters of him様へ   2008年04月17日 00:22
■one of the supporters of him様へ
コメントありがとうございます。

私、この作品にあまり期待してなかったんですよ(苦笑)。というのも、戦争と恋愛というのはありがちな設定であって、あまりそういう類は好みではないからなんです。

でもねえー・・・これは単純にそれだけではないんですよね。
実に多くのディープな意味合いが含まれているような感じがする物語だし、演出や構成が実に見事で監督の手腕に感嘆してしまいます。

観る人によってはちょっと眠気に襲われたり、退屈を感じたりするようですが・・・one of the supporters of himさんが大いにこの作品を堪能できることを祈っていますよ♪
10. Posted by るみりん様へ   2008年04月17日 00:24
■るみりん様へ
コメントありがとうございます!

私もね、時代もの、しかも恋愛だの戦争だのってのはあまり得意ではありません。だからね、そんなに期待せずに観ました。

いやいや・・・でも、とても秀逸な1作でございましたよ。いろんなことを深く考えさせられる物語だし、キャストの熱演もホントに素晴らしいです。

るみりんさんもどうかこの作品を存分に味わえますように!
11. Posted by くろねこ   2008年04月17日 12:40
睦月さんのレビュー。素晴らしいです!!また泣けました(涙)
あの戦場にいる若者達はみなロビー同様
愛する人達から引き離されてここに居るんですもんねぇ・・。
ホントに・・。誰が償えるというんでしょうね(涙)
私達ができることなんて、彼らの心の平穏を平和を、ブライオニー同様、祈ることだけなのかもですね・・。
奥の深い作品ですよねぇぇ(泣)
12. Posted by aki   2008年04月18日 14:21
睦月さん、お久しぶりです。

独特の品格があるのに、とっても残酷で悲しい物語でした。睦月さんの的確で無駄のないレビューで初日に行ったのですが、また切なさが蘇りました。
ブライオニーの繊細な乙女心と背中合わせの悪魔の心は思春期の多感な少女なら誰もが少なからず内に秘めてるもの。(多分…)そんな事を考えながら見ていたら、最後まんまとだまされてしまいました。(ひどいよぉ…せっかくホッとしたのに)悲しすぎる結末で重さが倍増してしまいました…(泣)でも本当によい作品でした!!
13. Posted by ななな   2008年04月19日 20:53
睦月さーん、こんばんわ。
同じく「壮大なスケールの大恋愛」が苦手です。
ちなみに悲恋も好きではありません。
そういう運命なんだから仕方ないじゃないの??ってドライな見方をしちゃうんですよね。
よくないなーと思いつつも、そこに感情が置けません。
この映画でも二人に特に感情は入れられませんでした。
そこにセシーリアとロビーもそれなりに悪いんじゃないの?っていう考えも入ってしまい(汗

だからどうしてもブライオニーをどうにかしてあげたいなーという気持ちになってしまいました。
したことは悪いことだけど、それなりのプロセスがありますから。
だから彼女が自分を責め続ける姿と、想像で書いた部分には胸が痛くなってしまいました。
そっちのが切なかったー。
14. Posted by mimi様へ   2008年04月19日 21:37
■mimi様へ
コメントありがとうございます。
ちょいとだけおひさでしたかね?お忙しいようですがご無理なさらないでくださいね。

この作品、予想以上に素晴らしかったです。いろんな捉え方があるかと思いますけれど・・・私にはこの物語のタイトル(原題込み)に含まれているものってとても深いものなんじゃないかと感じました。

mimiさんもぜひこの映画をご堪能くださいましね。
15. Posted by 奈津様へ   2008年04月19日 21:41
■奈津様へ
コメントありがとうございます。

私はねえ・・・かなり濃厚な切なさに打ち震えたんですよー。
いやあ、素晴らしかったです。

ぜひぜひ奈津さんにもご覧になっていただきたいです。お気に召されるといいなあ。
16. Posted by ばちろう様へ   2008年04月19日 21:52
■ばちろう様へ
コメントありがとうございます。

ばちろうさん。
お体大丈夫ですか?だいぶしんどかったようですね(涙)。点滴まで打ったというならばよほどひどかったんでしょう・・・。

無理せずにゆっくり休んで。
パソコンなんか後回しでもいいんだから。

私も2008年の年明けはインフルエンザでございました(涙)。高熱と悪寒、吐き気と頭痛に襲われて、もう夜も眠れぬほどに具合が悪い1週間を過ごしたのですわ。

ばちろうさん、ぶり返すといけません。
どうかどうかしっかり体調を整えてくださいましね。
17. Posted by ち〜ぼ様へ   2008年04月19日 21:57
■ち〜ぼ様へ
コメントありがとうございます。

そうそう。
タムナスさん。

タムナスさん、イイ男になったわ〜。
18. Posted by くろねこ様へ   2008年04月19日 22:03
■くろねこ様へ
コメントありがとうございます。

看護士になったブライオニーが、手を握ってあげた患者さんがいましたよね。
脳みそがあらわになって、思考回路がもうおかしくなってしまった男性。

あのシーンで、戦争そのものの哀しさを愚かを痛烈に感じたんですよ。
これは決して、ブライオニーとロビーとセシーリアだけの物語ではないんだと感じました。

ホントに奥の深い作品でしたよねえ。
19. Posted by aki様へ   2008年04月19日 22:09
■aki様へ
コメントありがとうございます。

≫ブライオニーの繊細な乙女心と背中合わせの悪魔の心は思春期の多感な少女なら誰もが少なからず内に秘めてるもの。

うんうん、分かります。
だからね、ブライオニーを一概に責める気持ちにはなれなかったんですよ。なんとなく彼女の思いが分かるような気がしたし・・・。

≫せっかくホッとしたのに)悲しすぎる結末で重さが倍増してしまいました…

ですよねえ。私もあの結末を知ったときはガックリと落ち込んでしまいましたよ(涙)。
でも、大変秀逸な1作でした。素晴らしかったです。
20. Posted by ななな様へ   2008年04月21日 01:25
■ななな様へ
コメントありがとうございます。

≫そういう運命なんだから仕方ないじゃないの??ってドライな見方をしちゃうんですよね。

アハハハ。たしかにかなりドライっすねえ(苦笑)。
でも、私も基本的にはそういう目線で観てしまうことがほとんどなんです。ただ、この作品については悲恋という要素はそこまで強く感じなかったんですよねえ。何よりも、その背景にある戦争というものに何か痛烈なものを感じたんです。

ブライオニーがあんなウソをついてしまったことを一概に責める気にはなれないんですよね。少なからず、年端もいかない少女なんてあんなもんだと思うし、私もたぶんああいう気持ちをもったことがあるから・・・共感できる部分もありました。

あんな時代でなければ・・・彼女のウソもあんなに罪深いものにならなかったかもしれないのにと思うと胸が痛みますね。
21. Posted by swallow tail   2008年04月28日 22:17
睦月さん、こんばんはー!!

そうなのよー!!
先日は青森でメビウスさんとオフしてきました・・・ムフフ♪
姐さんにも声をかけようかと思ったんだけど、突拍子もない誘いだしね(苦笑)

恋愛モノを敬遠していた10代・・・
しかもキーラは好きじゃない。
今回もスルーするつもりだったんだけど、意外と好評だったので。
そうしたらもう、一人号泣ですよ!!
気づけば胸に手を当てて眉間にシワ寄せてました。
恋愛モノにこんなにハマるなんて!!
自分でもビックリ。
でも、これは原作が名著だし、
その世界を損なうことなく巧く映画化してくれたおかげよね!

そして『キャンディキャンディ』を読みたくなってしまったわ。
(キャンディが看護婦になった時代背景が第一次世界大戦)
あれ、好きなの(照)
22. Posted by ジグソー   2008年04月28日 23:16
どうも!

正直全然好みの映画じゃないんだろうなと思って観る気0だったんですが、睦月さんを始め映画ブロガーの方の評判がよかったので見ました。

いい意味で裏切られましたね。
結構思ってた作品と違って、ギミックもあったりでサスペンスっぽくもありながら、壮大なラブストーリーもあったりと色が変わるところが好きでしたね。

話も本当に練られていて良かったですね。
切なくなりました。

何より良かったので睦月さんも書かれているタイプライターの音ですね。
あれが緊張感を増してました。
23. Posted by スワロ様へ   2008年04月30日 22:54
■スワロ様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・。

≫そうしたらもう、一人号泣ですよ!!

でしょ?これ、予想外に良かったっしょ?
ただの恋愛モノとはまたちょっとニュアンスが違うんだよね。
原作はすごく有名だけれど、映像化は不可能って言われてきたらしいじゃん。それをこれだけ秀逸な作品にしてしまった監督の手腕は素晴らしいわー。

いがらしゆみこ系なら、私は『キャンディキャンディ』よりも『ジョージー』の方が好き。あれも戦争がらみの時代背景があるんだけれど、麻薬とかも絡んでくるからかなりヘビーな物語なのよねえ。
24. Posted by ジグソー様へ   2008年04月30日 23:59
■ジグソー様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・。

ジグソーさんも観たのね。
スルーするんじゃないかな?って思ってたので、ちょっと意外でした。でも、良かったですよねー・・・この作品。

ただのメロメロな恋愛モノっていうわけじゃなくて、いろんなヒネリや仕掛けが巧妙で秀逸な1作だったと思います。

タイプライターの音を利用したBGM。
さすが、最優秀音楽作曲賞を受賞しただけのことはありますよね。
25. Posted by きらら   2008年05月02日 20:07
睦月さん、こんばんはー☆
GWいかがおすごしー?我が家はおうちでぼーっとしております。
あ!HEROES観始めたよ!旦那さんがはまってしまいそうな感じです。ワタシはまだまだかなー?これからおもしろくなるといいけど!

で、コチラの作品は今日2回目鑑賞しちゃったの。一度目よりも切なくて涙ボロボロでした。
あのタイプライターの音が痛々しくてねー。すごい作品でした。
26. Posted by CINECHAN   2008年05月03日 12:38
睦月さん、こんにちは。
アカデミー賞作曲賞を受賞したという音楽。あのタイプライターの音を巧みに交ぜた音楽。
このタイプライターの音にも意味があったんですね。
いやぁ、苦手な傾向の作品かと思ってたら、意外と冒頭からはまりましたよ。
27. Posted by にゃむばなな   2008年05月04日 12:08
本来なら壮大な恋愛劇にしてもいいところを、終始一つの嘘に人生を狂わされた3人に焦点を当てているところが何とも言えない素晴らしさを生み出しているような気がしました。

ジョー・ライト監督の今後には要注目ですね。
28. Posted by きらら様へ   2008年05月06日 00:26
■きらら様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・・・。

GWももう終わってしまいますねー・・。
おお!!HEROES見始めた!?今頃はもうかなり面白い段階じゃないかしら?私はシーズン1を見終わっちゃったので、今セカンド待ちです。

きららさん、これ、2回目観たんだね。
この作品、ホントに良かった・・・。もっともっとゴテゴテした恋愛モノかと思ってたけれど全然印象の違う作品だったもん。
素晴らしかったですよね。

さすが最優秀作曲音楽賞を受賞しただけのことはある!!音楽も、役者陣も、脚本も全てが良かった!!
29. Posted by CINECHAN様へ   2008年05月06日 18:16
■CINECHAN様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・。

やっぱり、アカデミー賞で最優秀作曲音楽賞に輝いただけのことはありますよね。
あのタイプライターの音が徐々にBGMに変化していく様はとっても素晴らしかったです。

≫いやぁ、苦手な傾向の作品かと思ってたら、意外と冒頭からはまりましたよ。

ですね。私もとても意外なほどにハマった作品でした。素晴らしかったです♪
30. Posted by にゃむばなな様へ   2008年05月06日 19:12
■にゃむばなな様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・・。

≫終始一つの嘘に人生を狂わされた3人に焦点を当てているところ

そうですね。
これがブライオニー視線で物語が展開しているからこそ活きた設定だったと思います。セシーリア視線だったなら、おそらく単純な大恋愛物語にしかなりえなかっただろうと。

原作が秀逸なだけに、それをここまでの巧みさで映像化してしまった監督の手腕も本当に素晴らしいなあと感じます。
31. Posted by じょん   2008年05月08日 19:40
睦月さんこんにちは☆
GWはずっと仕事だったので、やっと解放されてゆっくり観賞してきました。
観賞する前、私はてっきりブライオニーは嫉妬心からわざとロビーに罪をきせるのかと思っていたのですが、違いましたね。ブライオニーごめんね(>_<)きっと本当にロビーの仕業だと思ったんでしょうね。確信は無いものの…。13歳の少女ならきっと思い込んだら疑わなくなってしまうだろうし、18になって全てに気が付いた時のブライオニーの気持ち…考えただけで全身の血が引いてしまいます…。
3人の立場を思うと切なくて苦しくて仕方ありません(:_;)
思い出すだけで涙が出そうです。
映画館を出た後もしばらく泣きそうでしたが、本当に素晴らしい作品だと思いました。
32. Posted by じょん様へ   2008年05月10日 22:22
■じょん様へ
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません・・・・。

GW中もお仕事だったんですね。
じょんさん、お疲れ様でございます。

≫私はてっきりブライオニーは嫉妬心からわざとロビーに罪をきせるのかと思っていたのですが、

でもそうも取れますよ。
私はほぼそれに近い捉え方をしましたもん。ブライオニーの悪意によって生まれた悲劇だと。

個人的には恋愛映画がとても苦手なのですが、この物語はそこに特化するだけでなく、サスペンス的な要素もあったり、もっと深いメッセージ性もあったりとホントに見ごたえがある作品でした。

傑作でしたよね・・・・。
33. Posted by SGA屋伍一   2008年05月27日 21:58
こんばんは
一時の感情で罪を犯してしまい、そのために一生苦しむことになるブライオニーが哀れでなりませんでした

ブラちゃんは確かにコマッタちゃんであったけど、ロビーにも責任あると思うんですよね

あのシーンでせめてチューくらいで我慢しとけばあそこまでブライオニーが怒ることもなかったかもしれない。それを勢いに任せて最後までやっちまうから・・・

本当に最近の若者は節度がないというかモラルがないというか・・・・ あ、最近の若者じゃなかったか

この映画もまた「驚愕のラスト○○分!」な内容でしたけど、このコピーで売り出さなかったのは賢明でしたね
34. Posted by マリー   2008年05月27日 23:06
こんばんは〜。睦月さん・・・
観たかったこの作品、やっと公開されました〜。

もう、もう・・最初から最後まで切なさMAX.どうしようかと思いました。

少女ゆえの“傲慢”さ“畏れ”シアーシャちゃんの演技も凄かったし、キーラや、タムナスさん(いい加減本名で・・)そしてそれぞれの世代のブライオニーもみんな素晴らしかった。
切ない旋律のメロディーと重なるタイプラーターの音が ずっと心に響いています。
ブライオニーの乙女心を利用した、従姉妹の子のしたたかさ。ああいう時代は、あんな子がのし上がってゆくのでしょうか・・?
人間のいろんな面も見せてくれた作品でした。
観れてよかった〜と心から思える作品だった。
35. Posted by SGA屋伍一様へ   2008年05月28日 23:54
■SGA屋伍一様へ
コメントありがとうございます。

≫それを勢いに任せて最後までやっちまうから・・・

アハハ・・・でもヤッちまうのが普通でしょう。後先考えずにとりあえず本能のままにヤりたいことをヤっちまう・・・これ、人間の性分というもの(苦笑)。

≫このコピーで売り出さなかったのは賢明でしたね

そうそう。あのラストだけでなく、ほかにも魅力のたくさんある傑作ですもんね。こういう作品なら配給会社も宣伝しやすいというものです(苦笑)
36. Posted by マリー様へ   2008年05月29日 00:23
■マリー様へ
コメントありがとうございます。

≫もう、もう・・最初から最後まで切なさMAX.どうしようかと思いました。

本当にそうでしたよね。胸が震えて、苦しくて。観終わった後、全身がシビれているような感覚でしたもの・・・。

≫ブライオニーの乙女心を利用した、従姉妹の子のしたたかさ。ああいう時代は、あんな子がのし上がってゆくのでしょうか・・?

ですよねー。あの従姉のしたたかさと計算高さ・・・イライラしちゃいます(汗)。

キャストも脚本も音楽も本当に素晴らしい・・・大変印象に残る傑作でしたわー!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔