2019年02月14日

#740  雑記

こんばんは、水城です。

ワタクシ、本日 新潟県に行って来ました。
ちょっと新潟県に申請書類の提出に行って来たんです。
富山は昨夜 雪が降りましたし、高速ダイジョブかいな、と。

正直 運転には自信があるんですが いかんせん方向オンチでして。
若干 緊張しながら出発したらば やっぱり雪でスピードが出せなかったんですね。

富山県から新潟県を走るとトンネルが26だか27だかあるんですね。
長ければ4キロくらいの長さがあるんです。
雪でスピード出せないのでトンネルで 稼ぐぜ、と かっ飛ばしたら130キロ出しちゃった。

今の車はちょっとアクセル踏んだら すぐスピードが出る流星ボーイなんですよね~
マンウィズ聞きながらだからテンション上がった。

んで、新潟県は いちいち道路がデカイ!
ちょっとした道も二車線だし道路のわきのライトも凝ってるし。
さすが田中角栄さんの力はすごいスわ。

長岡市の小千谷ってとこに行ったんですが急に雪深くなるんですよね~
除雪とかホントに大変だ。

は~、今日一日 仕事してないし…
土曜日は休日出勤して頑張らな。

今夜は ゆっくりお風呂に入って寝よう。


ではでは~






cloudy_garden at 20:35コメント(0)■ 雑記

2019年02月12日

#739  FF 雑記

こんばんは、水城です。寒いッスね。

今、ザックスもスコールも寒いところにいるから寒さ増し増しでんがな。
でも彼らは熱くなってますんでねえ。暑苦しいくらいですね。
ガチでやりあってます。頑張れ!

何故か【 楽しいことだけ 】のお話がたくさん読んで頂いてて ???です。
宝条のヤツが出てるんですよ?きっと皆様イヤがってらっしゃるかと思ったんですが…あり?

お分かりだったかなと思いますが、古代種が核のお話となってます。
本編の古代種さん達に脚色しちゃいますが、ルクレツィアが古代種側になっちゃった。
もう一人、古代種の方を出したいんですが まだ誰にするか迷ってたりして。
そもそも男にするか女にするか。迷うわあ。
う~ん、やっぱ、あの人かな。かな?

今回、ルクレツィアにクラウドを探して貰いましたが  ちょっと都合良すぎって思われちゃうかなーとドキドキ。
ルクレツィアに探して貰わないと時間かかるし、って思いまして。

自分はわりと尻すぼみになりがちなので、テンション下げずに頑張って書いてまいります!
たくさん読んで頂いてて、本当にありがとうございます (o^-^o)
むっさ嬉しいです!

頑張りま~す!





2019年02月11日

#738   Z/ S× C   This is the time of our life 

こんにちは~、水城です。
建国記念日、如何お過ごしでしょうか。

ワタクシ、腹をヤられて おうちに閉じ籠っております。
なんでかなあ。風邪?なんかあ。
皆様もお気をつけて。

で、相方は仕事なのでちまちまちまちま書いてたら書き上がりました~。やった。

今回、怪獣大戦争するつもりでしたが 本戦は次回に持ち越しに。
なんで読みが甘いのか。ダメですねえ。

正直、実際 闘ったらやっぱりザックスが一番 強いんじゃないでしょうか。
Ⅶ でザックスが生きてたらザックスがセフィと闘ったんでしょ?
やっぱりザックスは殺して欲しくなかったなあ。
百人いれば百人の意見があるかと思いますが、あっしはザックス、生きて欲しい。

でもグインサーガのナリス様が復活された時は無いわ~って言っちゃいましたけどね。
あれは無いわ~。
ナリス様、生きてたは無いでしょ。

ん~、お話も後半戦ではありますが あと何話なんかなあ。
読みがグダグダなので自分でもわからない。
ちゃんと計画たてて書いてらっしゃる方はスゴいなあ。

では、怪獣大戦争、続きをどうぞです。



□ This is the time of our life  21 □


《 間もなく上空に着きます 》
《 ……降りれる場所はあるか? 》
《 そうですね…… 》

スコールは雪原の中のオアシスのような場所を見下ろしながらパイロットにそう問いかける。
一面 真っ白な雪の原に緑の木々が見えて、その中に切り開いた場所がある。
そこにはロッジのような建物があり、スコールはその赤い屋根をじっと見つめる。
《 照準は合ってます 》
《 …合図するまで待機。油断するな 》
《 了解 》
《 ……………… 》

眼下に向かって銃を構える兵士を見て、イファルナは怯えたような目を向けた。



ルクレツィアは その不思議な能力でクラウドのいる場所を正確に言い当て、アイシクルの地図を見せると この場所だとスコールに告げた。
「…スコール、今ザックスはクラウドの傍から離れたわ。……どんどん離れて行く」
「何処に向かっているか分かるか?」
「このまま追えば。でももう戻らなければ」
「……ありがとう、ルクレツィア。もう会えないのか?」
「たぶん、ね。今ここにいるのを一番 驚いているのは私なのよ」
「どういう意味だ?」
「…ルクレツィアは神羅の指示で長く起きていることを制限されてるの」
「………………そうか」

イファルナの言葉に、スコールは顔を歪める。
スコールが生まれる何十年も前から存在する神羅エレクトリックカンパニー。
( ……どんな闇を抱えてるのか…俺に分かるはずもない… )
スコールは もう一度ルクレツィアにありがとうと告げるとイファルナと三人の兵と共に軍用ヘリに乗り込む。
どんどん小さくなるルクレツィアを見ながらスコールは拳を握りしめ、巻き上がる風に青灰色の目を細めた。



《 近くに降りるのは厳しいですね。まわり込みます 》
《 ………俺だけ先に下りる。南側に降下してくれ 》
《 この高さから飛び降りる気?危ないわよ! 》
イファルナの不安げな声に耳を貸そうとはせず、スコールは降りる為に安全ベルトを外す。
《 情報通り 恐らく建物内にはいないだろうが俺が中に入って10分経ったら降下してくれ。何があってもゲインズブール研究員は守るように 》
《 了解しました 》
《 スコール…… 》

不安そうに顔を曇らせるイファルナに、スコールは短く答える。
《 先に行く。兵の指示に従ってくれ 》
《 ……分かったわ。……あ、… 》
それだけ言うと、スコールは あっさりとヘリから飛び降りた。
《 ……………すごいことするのね、ソルジャーって… 》
スコールはヘリが充分に降下するのを待たず、20mは有ろう高さから飛び降りると、危なげなく着地し走って行く。
巻き上げる風は冷たく、イファルナの頬を刺すようだった。

イファルナは建物の中に消えて行く姿を見下ろしながら小さく ぶるりと震える身体を抱きしめた。




スコールは地に降りると一気にロッジを目指して駆け出した。
ルクレツィアの言った通りザックスは本当に出かけているらしく、あたりは しんと静まりかえっている。
( ………ザックスがいないのに クラウドは?ヘリの音は聞こえているはずだ。……それとも まさか、ザックスがまだ…… )

警戒して隠れているのだろうか。それともザックスは この建物内にいるのだろうか。
スコールは そう思いながらガンブレードを強く握りしめ、クラウドの名を呼ぶ。
「………クラウド、俺だ、スコールだ。何処にいる」
ゆっくりとドアを開け 中に入ると、スコールはクラウドの名を呼ばわる。
ルクレツィアと一緒に見たベッドの中を見るが そこにクラウドの姿はない。

「クラウド!何処だ、クラウド!」
まさかザックスに連れ去られ、ここにはいないのだろうか。
そう思った瞬間、スコールは ぞっと冷たいものが背中を走るのを自覚する。
「クラウド!何処だ!返事してくれ、クラウド!」
「…………………スコー…ル…」
「クラウド!」

か細い声が聞こえた時、スコールは安堵でガンブレードを取り落としそうになった。
だが求めるクラウドの姿を見た途端、覚悟はしていたはずなのに息が止まってしまう。
「ここか クラウド!………お、前……」
クラウドはキッチンのカウンターの向こうにいた。
スコールが覚えている姿より一回りも細くなった気がする。
白い顔は青ざめ、強張った唇は物言いたげに薄く開いていた。
「……何故…?…何故、ザックスと……」

クラウドは裸の身体にザックスのシャツを羽織っていた。
ザックスは外に出さないつもりだったのだろう。
部屋の中を探してもクラウドが着れる服は一枚も無く、仕方なくザックスの服を着るしかなかったのだ。 

だぶついたシャツはクラウドの首筋や胸元を隠せず、スコールの顔を醜く歪ませる。
赤く鬱血した痕が、まるで肉食獣に喰われた痕のように見える。
よく見れば腕や剥き出しの白い足にまであり、ザックスがそれを付けたと考えただけで目眩がしそうだ。
クラウドは自分の、自分だけの恋人だ。
汚されたと思うと頭がおかしくなりそうだった。

「…………すまない、…おれは…」
「何で謝る!謝るようなことをしたって言うのか!」
「……………………」
奇しくもザックスと同じことを言われて、クラウドは言葉に詰まる。
自分は 誰に、何を言えばいいのか。何を言う資格があるのか。
何か言おうとするが唇が震えて言葉が出てこない。

そんなクラウドを見て、スコールは唇を噛みしめる。
「………すまない、大きな声を出して………クラウド、良かった…もう二度と、………クラウド…」
怯える仔猫に近寄るように、スコールはゆっくりとクラウドに近づくと小さく縮こまる身体を抱きしめようとした。
「……スコール……」
自分の肩に置かれたクラウドの手に白いロープが垂れ下がっていた。
それを見た途端、スコールは全身の毛が逆立つような気がした。
スコールはロープを掴むと気合いと共に引き千切る。
手の皮膚が裂け、血が滲んだが煩わしげに放り付けると今度こそクラウドの身体を抱きしめた。

「…クラウド、クラウド…愛してる、愛してるんだ…お前がいなくなったら、俺は……」
「…………スコール、……ん、ン…ふ、……ぁ…」
他の男の匂いのする身体に苛立つと同時に、腕の中の身体は自分のモノだと強く思う。
もう二度と離さない。
二度とザックスの自由になどさせるものか、と 自分とクラウドに刻むように口づける。
「………苦し……い、……ぁ、ンん…」
「…クラウド、 俺の傍から二度と離れるな」
「………ぁ、スコール……」

頬に口づけながら スコールは低く囁き、クラウドの身体を骨も砕けよとばかりに きつく抱きしめる。
「ザックスが何故お前を連れ出したのか…それは直接 奴に聞く」
「………………」
腕の中の身体が ぎくりと強張るが、スコールは宥めるように金色の髪を優しく撫でる。
「もう平気だ。怖かっただろう?遅くなってすまない」
「ち、違うんだ…ザックスは悪くない…悪いのは…」
「クラウド」

氷のように冷たい声に、クラウドは声が出ない。
目差しも冷たく光り、自分ではなく違うものを見ているかのようだった。
「もういい。お前からは帰ってから聞く」
「スコール……待ってくれ……」
スコールはクラウドの言葉に耳を貸さず、ベッドから毛布を取って来るとクラウドの身体に巻き付けた。
「……お前は俺のモノだ。帰ったら……」
「…………んッ…、スコー…ル…あ…」

スコールはクラウドの身体に残る痕を忌々しげに見下ろすと、細い肩を掴み 白い肌をきつく吸い上げる。
痛みすら感じてクラウドは顔を歪めるが、一度では終わらず 二度三度と吸い付かれる。
「……あッ、……スコール……もう……」
「…全部 消してやる…!お前の中から全部…!」
「………スコール……おれは…」

獰猛な獣のように牙を剥く顔に クラウドが口を開いた時、ふいにスコールが身体を離した。
「クラウド!良かった…無事なのね?」
「…イファルナ…何故ここに…」
思いもよらない人物に、クラウドは驚きを隠せない。
「あなたを迎えに来たのよ?さあ、行きましょう」
「……何故…」
「…………彼女を起こしたのよ」
「…ッ、……」

その顔に、クラウドはルクレツィアのことを知っているのだと分かる。
イファルナの言葉にクラウドは弾かれたようにスコールを見た。
「イファルナ、クラウドを連れて先に戻ってくれ」
「…分かったわ。さ、行きましょう」
「………待ってくれ。ダメだ、スコール!」
「クラウドを頼む」
「了解しました」
「スコール!ダメだ!話を…スコール!」

抵抗するクラウドを兵士にまかせ外に出る。
クラウドは まだスコールに話をさせてくれと言い続けたが、無理矢理ヘリに乗せられ飛び立って行った。

ヘリの音が遠ざかるとあたりは痛いくらいの静寂に包まれる。
スコールはガンブレードを地に突き立て、剣の柄に両手を置くと仁王立ちのまま目を瞑る。
風がスコールの髪をなぶり、空高くで鳥が一声鳴いた。

その時、スコールの耳に遠くから近づくエンジンの音が聞こえ出した。
「……………………」

スコールはゆっくりと目を開けると大きく息を吸い込んだ。





「………あれは!」

ザックスはスノーバイクを止めると暮れ始めた空を見上げた。
小さくローターの音を響かせながら神羅の軍用ヘリが遠ざかって行くのが見えた。

「くそ、なんでバレた?」
ザックスは舌打ちするとロッジを目指してバイクを走らせた。
( ……もう、クラウドは連れて行かれたか?なんでバレた?今のアクセスで?…そんな訳ないはずだ )
恐らくロッジには兵士がいるだろう。
だが今 飛び立ったヘリは中型に見えた。
ソルジャーである自分を迎え撃つにしては人数がおかしい。
せいぜい4~5人くらいしか配置出来ないだろう。
そんな人数では自分を倒せるわけがない。

向こうにはバイクの音で自分が向かっているのは分かっているはずだ。
ザックスはロッジの手前でバイクを停めると慎重に雪の上に立つ。
あたりは しんとしていて誰もいないかのようだ。
だが 痛いくらいの殺気に ザックスはバイクからゆっくりとバスターソードを引き抜く。

ぎゅ、ぎゅ、と雪を踏みしめる音があたりに響くようだ。
木立を抜けて目に入った姿に、ザックスは魔晄の目を おどけたように見開いた。

「…何だよ、お前か?スコール」
「………………」
「こんな寒い中 待ってたんか?中にいればいいのに」
「……………無駄口はいい。かまえろ」
「かあっこいいねえ。………若造が」
「………ッ、」

どこか おどけたように見えたザックスの口から低い声がもれ、いきなり殺気が溢れだす。
二まわりも大きくなったような姿に、スコールは雪の大地を踏みしめる。
「………クラウドは?」
「…あいつの名を口にするな!二度と…!二度と口にするな!」
「クラウドクラウドクラウド!ク~ラ~ウ~ド~!」
「ふざけるなッ!」

神経を逆撫でするようなザックスに、いきなりスコールはガンブレードを振り上げる。
一際大きなファイガがザックスめがけて唸りを上げた。
だが、ザックスは大きく跳躍して避けると一気に駆けて建物の中に走って行く。
「クラウド!何処だ、クラウド!」
すべての部屋を見るがクラウドの姿は無く、千切れた白いロープが 長く伸びていた。

「……いると思うのか?」
「……………お前、クラウドを神羅に渡したのか?」
部屋の中で立ち尽くすザックスの背中をスコールは睨み付ける。
「何故クラウドを連れ出した。あんた、死んだ恋人が…」
「バカ野郎!なんでクラウドを渡したんだ!」
いきなり怒鳴りつけられ、スコールは一瞬 鼻白むが負けじと怒鳴り返す。
「…ッ!……お前に言われることか!よくもクラウドを……待て、ザックス!」

ザックスはスコールの言葉を聞きもせず、建物の外へと駆け出して行く。
「逃がすかッ!」
スコールは小さく言うと魔法を詠唱する。
「…うお…ッ…」
走るザックスの目の前に地鳴りを立てて氷の壁が立ち塞がり、振り向いた顔は歯を剥き出してスコールを睨み付けていた。

「……てめえ、上等だ…!ぶっ殺してやる!」
「こっちのセリフだ!来い!」

陽が暮れて薄闇が広がる中、二人は剣を構えながら走り出した。






2019年02月10日

#737     Z/ S ×C    This is the time of our life 

こんにちは、水城でございます!
おいでくださりありがとうございますありがとうございます!

寒波で寒い週末ですねえ。
せっかくの三連休、しかもバレンタインデー前だし いろいろ計画してらした方も多いのではないかと思います。
あ、バレンタインデーか。会社のチョコ買わなきゃ。

富山も それなりに降ってますが お隣の新潟とかと比べるとまだまだ。
寒いは寒いですけどね。

あっしは昨日と明日 会社に行きますが、週末ちょっとしたポカをして凹んでます。
も~、あの大会社 T 社の方とはウマが合わない!
もう、付き合いたくない!向こうもそう思ってるよ、絶対!

は~、言い訳したいけど、言い訳だしなあ。
せっかくの週末…って云うか今年は初っぱなから良いことがナイ。
ここだけですよ、楽しいだけなのは。
楽しいことだけしてたいなあ。

そんなこんなの怪獣大戦争。
次回は ようやっと怪獣同士が闘います。
さあ、こっからだ!頑張って書いて参りますのでよろしくお願いいたします!

拍手して頂き、本当に本当にありがとうございます!
拍手、しにくいですよね。
スマホ持ってようやく分かった。なんでこんな場所にあるのか謎。

では、続きをどうぞです。



□  This is the time of our life  20 □


「どちらにしろ、今の状態では単に会社を休んでるだけだ。自分で着いて行ったんじゃないのか?」

「……そんなことは!……とにかく、クラウドを連れ戻さなければ…このままにはしておけないでしょ」

「だから あの時 排除しておけば良かったんだよ!クラウドが泣いて頼むから生かしておいたが。今だって またソルジャーだ。せっかくミッドガルから追っ払ったのに。あまりクラウドのまわりをうろつくなら今度こそ排除するべきだ!」

「……そんな簡単に…!…ガスト!あなたが あの時 独断で動いたからクラウドまで巻き込まれたのよ?殺せばいいと思ってるの?私達はそんなこと望んでないわ」

「私達は君達を大事に扱う義務がある。些細なことで秘密がもれたらどうするね?」

「だからって!あの子が可哀想だわ!外にも出ずに毎日 同じことの繰り返しで!私達に自由は無いの?」

「仕様がないじゃないか。殺されるよりマシだろう?あんな若造相手に本気になるなんてとんでもないよ!クラウドだって本当は煩わしかったに決まってる」

「ガスト!なんで あなたが決めつけるのよ!だいたい あなたはいつもそんな、」

「二人とも、いい加減にしてくれ。感情的になるのも分かるが今 優先することを決めようじゃないか。結局、まずはどうしたいんだ?」

「………彼女を起こして探させたいの」

「ルクレツィアを?」

「…ええ。彼女なら探せる」

「探して連れ戻して、嫌がったらどうする?」

「…………それは有り得ないわ」

「…まあ、良いが。連れ戻したら君達で言いきかせて貰いたいねえ。そろそろ君の娘と交配させようと思っ」

「宝条!勝手なこと、言わないでちょうだい!その話は無くなったはずよ!」

「何が勝手なものか。男と好きに まぐわいたいなら せめて子を残してもらわねば。生まれついた運命だろうよ。なら自分達で出産率を上げれるのかね?」

「………………………」


「イファルナ。君達は神羅の管理下にあるんだ。自分達が滅びぬかわりに私達の力を求めたのだ。違うかね?」

「………それは…でも、私達は実験動物じゃないわ!」

「もちろんそうだとも。君達は特別なんだ。大切な大切な存在だ。絶やすわけにはいかない。生まれた子も大切にする。精子と卵子さえあればいいのだから君の娘もクラウドも何も問題はない」

「…………母親である私が許すとでも?」

「神羅にいたくないなら自由にすればいい。ただし神羅以外で どうやって生きて行くのかね?野垂れ死にたくなければ黙っているがいい」

「……………」

「ルクレツィアを起こして さっさと連れ戻すんだな。ソルジャー二人は秘密が洩れるようなら排除する。クラウドさえ戻れば何も問題はない。いっそソルジャー同士、殺し合えば後腐れもないだろう。何か質問は?」

「………………」

「よろしい。私達だとて古代種狩りなど再びおこしたくはない。我々の元にいれば安泰なのだ。それを覚えておいてもらいたいね」



「いったい いつまで待たせる気だ!」
スコールは誰もいない部屋で苛々と足を踏み鳴らす。

エアリスに ここで待っていてくれと言われて3時間近く経った。
最初の30分は我慢して待っていたがエアリスは行ったっきり戻って来なくなり、焦れたスコールが部屋から出ようと思ったらカギがかかっていた。
一瞬 騙された、と思ったが  ぐっと堪えてエアリスが戻って来るのをひたすら待った。

だがそれも、限界だった。

( こんなカギなんか すぐ壊せる。……やるか? )
スコールはドアのカギを見つめながら ぎゅっと拳を握った。
その時、解錠を示すライトがグリーンになり、扉が ゆっくりと開いた。
「……ごめんなさいね、待たせてしまって。ソルジャー・スコール」
「… いや」

扉を開けると そこにスコールが立っていて、イファルナは思わず ぎょっとしたが平静を装い 部屋の中へ入る。
イファルナに続いてガスト博士も入り、スコールは身構えるように口許を引き締めた。
「私は はじめまして、だわね。エアリスの母親でイファルナと云うの」
「座りたまえ。手短に話そう」
「…………………」

クラウドの前では温厚な笑顔を絶やさないガスト博士だったが、スコールを見る目は まるで毛虫を見るかのように冷たい。
声にも温かみなどは 一切なく、クラウドへの態度と自分への態度への変わりように いっそ感心するほどだった。

「クラウドに会いに来たようだが彼はここにはいない。ある男に連れ去られたようなのだ」
硬い表情のガスト博士は淡々と言葉を発したが、スコールはそれに対して落ち着いていられるものではなかった。
「どういうことだ!いったい…いったい誰に!いつからだ!」
「まずはクラウドの身を優先せねば。その為に協力するな?」
「…………もちろん協力する。だが情報は必要だ。以前の侵入者達か?」
「いいえ、違うわ。………ソルジャーに、だと思うの。まだ確定はしていないけれど」
「ソルジャー?……誰だ?」

ぎくり、と強張る身体に スコールは奥歯を噛みしめる。
ソルジャー、と聞いて ある人物が頭に浮かんだからだ。
( まさか………まさか。そんなはずは…いったい あの二人にどんな接点があるって云うんだ。有り得ない… )
頭は否定するが、鼓動がおさまらない。
「……最近、再雇用されたソルジャーよ」
「………………何故…」

イファルナの言葉に スコールは愕然とする。
( …何故ザックスが………ザックスに着いていったのか?それとも無理矢理?何故? …理由がない。………それとも あるのか?俺の知らない理由が? )
古の森で、ザックスは亡くした恋人の写真を見せようとしていた。
あれほど恋人のことを思っていた風だったのに 何故クラウドを連れ出したのか。

( ………クラウドが死んだ恋人の関係者、だったとか?息子?親戚?それとも別の理由か? )
「………クラウドが最後に確認されたのはいつだ?」
「金曜日の終業、までよ。タイムカードは押してるから」
「金曜日?今日は木曜日だぞ?ザックスのスケジュールは?」
「あなた、ザックスって、何故…」
「まさか お前、グルになってクラウドを連れ出したのか?そうなのか!」

激昂するガスト博士は目を剥いてスコールを睨みつける。
その眼光の危うさに スコールは薄ら寒いものを感じながら負けじと睨みつける。
「俺はアイシクルから今 帰って来たんだ。それでどうやってクラウドを連れ出せるって云うんだ。バカバカしい」
「…こッ、この若造が…」
「やめて頂戴!とにかく、クラウドを探さないと!協力してくれるのね?」
「………俺は何をすればいい?」

睨み会う二人に、イファルナは割って入るように訴えかける。
「……着いて来て頂戴。そしてこのことは他言無用よ」
「…分かった」 
「……………」
ガスト博士は不満げに顔を歪ませたが もう何も言わずそのまま部屋を出て行った。



「ごめんなさいね。ガストはクラウドを心配してるのよ」
「…………………………」
研究棟の中をイファルナに導かれながら スコールはむっすりと唇を引き結ぶ。
クラウドの上司だと云うガスト博士には面識のあった時から反りが合わない。
( いい年をしてクラウド、クラウド。ガストがどんな目でクラウドを見ているのか分かったもんじゃない。うっとおしい )

すでに壮年であるガスト博士は落ち着いた人格者だと云う者が多いが、スコールには真逆だ。
クラウドの傍に現れた自分に対して親のような心配をしていると云えば聞こえがいいが、どう差し引いても嫉妬に似た感情としか思えない。
正直、ガスト博士の傍にこそクラウドを置いておきたくないのだ。
そう思うと、自分達は似ているのかもしれないが だからと云って楽しい気分になるはずもない。

( …………ここは…? )
イファルナに導かれるまま そんなことを考えながら歩いていたら いつの間にか変わった場所に入り込んでいた。
さっきまで白い無機質な研究棟が淡いオフホワイトの壁になり、中庭のようなものがある場所に変わっていた。
吹き抜けの中庭には緑の葉を大きく広げた大木があり、そのまわりにはベンチが置いてある。
観賞用ではなく、充分 憩いの出来る広さの中庭だった。
実際、ベンチに座って本を読んでいる女性がいた。

「待たせてごめんなさい、ルクレツィア」
「大丈夫よ。………彼がスコール?」
ルクレツィア、と呼ばれた女性はどこか浮世離れした雰囲気の女性だった。
手に持っていた本を閉じ、肩から滑り落ちていたショールを引き上げ淡く微笑む。

「時間がないのでしょう?すぐ始める?」
「ええ、あなたさえ良ければ。体調はどう?」
「今日は気持ちがいい日なのね。平気よ。スコール?ここに座って?始めましょう」
「………………」
何の説明もされず、いきなり何を始めると云うのか。
スコールが黙っていると、イファルナはルクレツィアの隣に座ってスコールの名を呼んだ。

「大丈夫よ、座ってスコール。早くクラウドを見つけなくては」
「………………」
そう言われては逆らえず、スコールは慎重にルクレツィアの隣に座る。
「緊張してるのね?何もしないわ。ただクラウドのことを思うだけでいい。強く、思って」
「……………」
差し出された手を見つめて顔を上げると不思議な笑みをたたえた表情に戸惑う。

クラウドを探すと云うからGPS か何かででもと思ったのに この女性は何なのか。
見るとルクレツィアの左手はイファルナの手を しっかりと握っている。
「……………あなたが探すと云うのか?」
「スコール、クラウドは携帯も置いていってるの。今のままでは探すのにかなり時間がかかるわ。でもルクレツィアなら探せるの。信じて言うとおりにして。ルクレツィアはあまり長くは起きていられないの。だから早く」
「……………………」

イファルナの言葉に、スコールはますます眉間にシワを寄せたが 確かにルクレツィアは影が薄い。
病弱なのかもしれない。
もう一度 名を呼ばれて、腹をくくったスコールは差し出された手を取る。
それはまるで氷のように冷たく、スコールを驚かせた。

「冷たいでしょう。ごめんなさいね。…………じゃあ始めるわ。二人とも、クラウドのことを思って」
「…………………」
「…………………」

(  ………なんだ?……これは…… )
言われて しぶしぶ目を瞑りクラウドの顔を思い浮かべた瞬間、身体中に風が走り抜けた。


スコール、星が綺麗だな。ミッドガルじゃ見れないな。

ウータイに?……今は危険だと聞くから気をつけて。

食事…別にこれと言って……社食で充分……分かった。付き合うよ。何が食べたいんだ?

スコール……熱い…もう、おかしくなる……もう……スコール……

クラウドを抱きしめ、口づけあった記憶が 波のように押し寄せる。
潔癖そうな唇をこじ開けるようにして何度も貪り、細くしなやかな身体を激しく揺さぶった。
その熱や吐息が甦り、息が詰まり 胸が苦しくなる。

ドコニイル
オレノくらうど…ドコダ…

巻き上がる風に揉まれるように意識が千々に乱れる。
水の中で空気を求めるように ただ彼だけを求める。
求めて、与えられなければ死んでしまうような気さえしてくる。

ドコニイル?
何処?クラウド、答えて頂戴…

ナマエヲヨンデクレ、くらうど…オレノナマエヲ…
スコールの名前を呼んで?答えて、クラウド…

ス、コール……お前か…?


( ………あれは…! )
薄暗い部屋の中にあるベッドの中でクラウドが眠っている。
柔らかな毛布に包まれ、子供のように頭を撫でられながら。
その手は……

( …………ザックス! やっぱりお前か! )

愛しげな目差しを向けながらザックスの唇が小さく動いている。
ゆっくりと顔が伏せられ 薄く開いたクラウドの唇に重ねられた瞬間、スコールの身体の中に激しく焔が巻き上がる。

「 …きゃ、あ、熱いッ!」
「……ッ、…スコール、落ち着いて…!」
「 ザックス!」

イファルナとルクレツィアは弾かれたようにスコールから身を離す。
見ればイファルナの手は火傷したように赤くなり、ルクレツィアは額から脂汗を流していた。
「待って、スコール!まだ同調したまま…」
「…ああッ、や、めて…、巻き込まれる…助けて、ルクレツィア!」
「スコール!」

慌てる二人を見もせず、スコールは仁王立ちのまま ぎゅっと拳を握りしめる。

「………何処だ。…あれは何処だ!」
「大丈夫?イファルナ。………もしもし、ラザード?今すぐヘリを準備して頂戴。…………いいから!後で話は通しておくわ。…………ソルジャー・スコールを向かわせるから。……ええ、場所はアイシクルよ」

「…アイシクル…!」

スコールは雪の舞い散る地を思い、青灰色の瞳を ぎらりと輝かせた。










2019年02月09日

#736      雑記

こんばんは~水城です。
いらっしゃいませでございますです。

は~、昨夜 相方に怒られちった。
怒られた、っつうか。

昨夜、9時過ぎから晩ごはん食べてて、途中から食欲がなくなってしまったんですね。
で、ご飯途中で にゃんと遊んだりダラダラしてたら、ダラダラして!とカミナリが…

帰りは遅いし休みも仕事に行くし家に仕事 持ってくるし!
んで疲れて寝落ちしたり遅くまで起きてちゃダメでしょうがーッ、と。
ぐぬぬぬ…
                                
小学生とかの子供がお母さんに、テレビばっか見てないで早く食べなさい~とか怒られるじゃないですか。
でも深刻にならずに案外へらっとしてる。
案外 子供って強いなあって。
でもどんな生き物でも親に見捨てられたら生きていけないって本能で分かってるんだから。
親はちゃんとしなきゃなんだけどな。


んで、またまた早く寝なさい~!って言われてます。
今は相方、寝ちゃってるからひっそり書いてます。
お話も もうちょっと。

明日には出したいと思っております。

なんだか寒波が来てますねえ。
皆さま、あったかくして三連休を楽しみましょう!


では~オヤスミナサイ。



  



cloudy_garden at 00:41コメント(0)■ 雑記
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