★Please to make me happy this year

2018年01月01日

あけおめ、でございますo(^-^)o

#664 Z×C Please to make me happy this year


あけましておめでとうございます!

あっさりと新年はやって来ますね。
ハイ、そんなとこですね。
まずはザックラ新年いっぱつめ。彼らもいっぱつめ!いやん。
誠に申し訳ありませんが、お話書くのにエネルギーを使い果たしてしまいましたので、
これにて失礼します。

頑張ってガンガン書いてくぞーと宣言させていただいて寝ます。

今年もよろしくお願い致しますo(^-^)o


オヤスミナサイ。


□ Please to make me happy this year □


「3、2、1、ゼロ!ハッピーニューイヤー!」

ユフィのカウントダウンで新年が告げられると同時に すばばん、っとクラッカーが
鳴らされる。

ここ、セブンスヘブンでは毎年恒例の年越しパーティーが開かれている。
近所の人達も集まり、店の中は人いきれで外の寒さを感じさせないほどだ。
毎年 楽しく行く年を見送り、来る年を迎えていたが、今年はザックスがいる。
いつも この日は楽しそうにしているクラウドも、今年は笑顔が多い気がする。
それは多分に、クラウドの傍から離れないザックスのおかげだろう。

「おめでとう!」
「おめでとう、今年もよろしくな」
皆 新年の挨拶を交わし、恋人達はキスをしながら笑顔で笑い合っている。

「おめでとう!クラウド!」
「ああ、おめでとう、ザックス」

ザックスがクラウドのもとに還って来てくれてまだ三ヶ月。
ザックスは 持ち前のコミュニケーション能力で あっという間に周囲に溶け込んで
しまった。
今はストライフ・デリバリーサービスの社員となり、日々 社長と共に頑張っている。

ザックスのいる初めての年越しに、皆 飲めや歌えやの大騒ぎで、飲んだり食べたり、
若いから旺盛だ。
ザックスとユフィのテキーラ勝負も多いに盛り上がり、へべれけになったユフィと
ザックスは皆の爆笑を誘っていた。

「くらうろ~オメデト~!ちゅ~!」
「あッ、てめ、ユフィ!なにクラウドに!俺も!」
「ちょっ、ふ、二人とも…ユフィ…!引っ張るな……ザッ、…ザック…んーッ!」
「ぎゃはははは!モテてるな、クラウド!」
「ずる~い、あたしも!」
「オレも!クラウド!」
「お前らシャンメリーで酔っ払ってんのか?クラウドから離れろ離れろ!」
クラウドを挟んで ぎゃあぎゃあと かしましい。
ユフィに頬にキスされ、わめくザックスに唇を奪われ、両側からデンゼルとマリンに
飛び付かれ。
大爆笑しているバレットと仲間や街の人達の笑い声は店の外まで楽しく響いていた。



片付けば明日 皆でやろうと言ってセブンスヘブンの二階に上がる。
現在ザックスはクラウドの部屋兼仕事部屋に居候中だ。
特に荷物があるわけで無し、ベットひとつ入れただけで特に変わるわけでもない。
だがザックスが来てからというもの、クラウドの部屋はこざっぱりと片付き、居心地が
良さそうになった。

「や~騒いだ騒いだ。しっかし皆 キャラ立ってるよな~」
「…ザックス、悪ふざけが過ぎるよ」
時刻はもう真夜中だ。
ふたりは声をひそめていたがザックスの愉しそうな声が続く。
「え~、あれっくらい普通だって。俺なんて一般兵時代、いいカモにされてさ。
嫌がったらエスカレートするんだよなあ」
「もう。皆も今夜はおかしかったから、変に思っては………何?」

服を脱いで着替えようとしていたクラウドの背後に にっこりと無邪気に笑う
ザックスが立っていた。
愉しそうに吊り上がった口から簡潔な言葉が飛び出した。

「しよ
「は?……ちょっ、…!」
ザックスが戻ってからセブンスヘブンで寝起きしているため、さすがに身体を
繋げることはない二人だ。
デリバリーの仕事で外に出たときだけ愛し合っていたが、なかなかデリバリーの
仕事もそれなりに忙しいし、何でも屋も始めてからは手先の器用なザックスは
引っ張りだこなのだ。

「ちょっと、ザックス!ここじゃ…」
「クラウド、愛してる。お前と新年を迎えられるなんて夢みたいだ」
「…!、…ザックス…」
真剣な眼差しで熱く囁かれ、クラウドの身体から力が抜ける。
まだザックスが傍にいる実感を持てないクラウドだ、彼の体温を感じるだけで
動悸が早くなる。

シャツの裾からザックスの手が忍び込み、嬲るように尖りを撫でられて、クラウドの
身体がびくりと震える。
「…ッあ、…ダメだ、ザックス…声が…」
「ごめん、クラウド。抱きたいんだ、今すぐ。だから…声、ガマンして」
「……や、ザッ…クス…ッ、は…ん…」
クラウドのシャツのボタンを一気に外し、背中からするりと脱がせると両手で胸の
粒を弄り出す。
「…ッん、…ふッ…ぁ…」
ザックスの口から甘い吐息と共に舌が耳に差し込まれる。
濡れた音とザックスしか知らない感じる場所をねっとりと舐められ、ずっと愛してると
囁かれてはギブアップせざるを得なかった。

クラウドは向きを代えてザックスに抱きつくと その黒い髪に手を差し入れ強く
引き寄せる。
唇を合わせてしまえば愛し合うふたりは あっという間に火が点いてしまう。
幾度も角度を変えて唇と舌を味わい、強く互いの身体を抱きしめ合う。

細く、まだ成長途中だったクラウドの身体。
それはザックスにとって女よりも なよやかで しなやかで抱きしめるたびに感嘆の
吐息をこぼしたほどだ。
それが今は筋肉もほどよく付いて若木のようで、己の猛る熱情を受け止めてくれる。

強く抱きしめられるたびにクラウドはめまいのような歓喜に包まれる。
あの頃は自分の身体を気遣ってザックスはセーブしてくれていたのだと今だから
分かる。
ザックスのすべてを受け止められることが こんなにも幸せだと身体中が叫ぶのを
止められない。

「…おれも…愛してる、愛してるよザックス、ザックス…愛してる…」
ザックスは嬉しそうに口許をほころばせると、クラウドの身体を抱え上げ、自分の
ベットの上に下ろす。

暗闇の中で荒い息が絡み合う。
服を剥ぐ音と 時おりベットが軋む音が ふたりの熱を上げていく。
「…ッく…ぁ…ぁ…キモチ、い…ザッ、クス…」
「…ふッ、ん…ン…」
甘い果実を貪るように、クラウドの昂りをザックスは 激しく音を立てて舐め上げ、
頭の上から聞こえる押し殺した声に笑みを浮かべる。
「……ん、これは?キモチいい?……クラウド、足 広げて?もっとキモチよく
なるから。ほら…」
「…や、イヤ、だ…ザックス、恥ずかしい、よ…あッん…や、恥ずかしい、ザックス…」
「…しー、クラウド。皆に聞こえちゃうだろ…ほら、濡れてきた。キモチいいんだ、な?
いいだろ?」
「…ん、んッ、ぁ、はッ…は、…」
一糸まとわぬ白い身体は淫らに両足を広げ、目の保養だな、と声が聞こえるが もう
クラウドの耳には届いていなかった。
愛しげに太ももを這っていた大きな手はクラウドの熱い双果を撫でまわす。
溢れ出る愛液にまみれ、淫らに濡れてきた昂りを綺麗に舐めとるように舌を這わされ、
クラウドはすでに息も絶え絶えだ。

「…はッ、は、はッ…ぁあ、ザックス…ザッ…ん、んんッ…ふ…」
意地悪くすぼまりを引っ掻いていた指は一気にクラウドの中に入って、迷うことなく
一点を攻め始める。
「…んッ、ン…ぁッ、や…あッ、ふッ、ん…」
最早 声を抑えられず、クラウドは自らの口を塞いでいなければ愛しい恋人の名を
叫び続けてしまいそうだった。

なのにザックスは低い声でクラウドを煽り続ける。
「…へへ、クラウドのイイとこ、変わってない。ここ押されるのと一緒に……ここ、
好きだろ…」
反り返る昂りの裏側を爪先でなぞるとクラウドが声なき声を上げて大きくのけぞり、
達してしまった。

「…はッ、はッ、はッ…ザックス…」
「キモチ良かったか?……ん、…あ、クラウド…」
クラウドは荒く息を吐きながら身を起こすとザックスに抱きつき、自ら舌を差しだして
情熱的に口づける。
そして白くすんなりと伸びた指が 猛るザックスの熱杭を擦り始める。

ギシギシと鳴り始めるベットの音に、クラウドはザックスから手を離すが、大きな手が
それを掴まえて再び自分のモノヘと導く。
「…ぁ、ザ、ックス…音が…」
「イかせて、クラウド…お前の手、すげえイイ…」
「……ザックス、…熱い…ぁ、むぅ、ん…」
くちゅくちゅと濡れた音と、くぐもったクラウドの声がザックスの嗜虐心に火を点ける。
「…ほら、声。聞こえちゃうんだろ」
「…んッ、う…ふ、」
口にザックスの指が二本 差し込まれ、クラウドの柔らかな舌を嬲る。
それすらも快感に変わり、クラウドは声を抑えることが出来なくなる。
皆に気づかれては、と思う気持ちと不道徳なことをしていると思う気持ちが
ない交ぜになり、でも気持ちが良くて蕩けそうな快感が攻めぎ合い、それが
クラウドを熱くさせていた。
「…ぁ、ザック……あぅ…ッ…んッ」
脈打つザックスのモノがクラウドの手の中で弾けると、熱い飛沫がクラウドの
喉もとまでかかる。

「…すげ、えろ…クラウド、乗れるか?…そう、ゆっくり……ああ…キモチい…
……イきそ…」
クラウドの身体を軽々と持ち上げると自分の肩に手を付かせて ゆっくりと貫く。

満足そうに息を吐く顔に唇を寄せるがいきなり始まる突き上げに、悲鳴に似た
声がもれる。
「…ッあ、あッ…やあッ…ン、んッ!」
ガツガツと突き上げられ、とうとう声を抑えられないクラウドの口を塞ぐように
ザックスの唇が押しあてられる。
肩に置かれた手は痛いほどザックスの皮膚に食い込み、声を堪えて唇を
噛みしめるクラウドの中は痛いくらいザックスを締め付け 絡み付く。

快感を堪えれば堪えるほどクラウドの中は収縮を繰り返し、ザックスを狂わせる。
「…ク、ラウド…声、聞かせて…お前の…あぁ…キモチい…」
「……ッ、ダメ…だ、みんな、に…んあッ、あッ、はぅ…ッん…ザ、ックス、…イく、
ザッァ…ッ!」
ぎしぎしと壊れるくらい悲鳴を上げるベットの上でふたりは同時に果てた。


「……はッ、は…ザックス、バ、バカ!みんなに、聞こえちゃうだろ…んッ、
ザックス!」
自分の上で目を吊り上げるクラウドを、ザックスは仔猫のように抱え上げると
ベットにうつ伏せにさせてしまう。

「…ちょっ、ザックス!」
「しー、クラウドさ。マテリアって知ってる?」
「…は?マテリ……まさかスリプル…やッ、ザックス!」
「そーゆーこと。みーんな寝てるよ。さ、続きしよ
「だ、騙したな!どーしてそうゆうこと…やッ、ザックス!」
「んー、だってクラウド、燃えただろ?うーわ、イイ眺め。今年もよろしくな、クラウド」

ザックスはクラウドの白い双丘に ちゅっとキスすると、本格的に恋人にのしかかった。






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