かなり派手に闘ったので、周囲の注意を惹かなかったかどうかが心配だったが、幸い中庭の様子は変わりない。
この程度の小競り合いなら、しょっちゅうあるのかもしれない。

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物見のポケットには金貨20枚
ひとりがザックを背負っていて、糊の入った小瓶食糧3食分が入っていた。
また、ひとりがつけていた、緑の金属の指環もいただいていくことにする。

さあ、ジャヴィンヌに報告だ。




大きな扉の前に移動していたジャヴィンヌを探し、倒した証拠を見せると、ジャヴィンヌは大喜びで涙をにじませた。

「あんたにはわからんじゃろう。さんざん苦しめられたあいつらから自由になるのが、あたしにとってどれほどの意味を持つか」

そう言って、お礼にペンダントをくれる。
つけると強運点の原点を1点増やし、全回復してくれるという優れものだ。
強運点が減った時に身につけるとしよう。

俺たちの目の前にある大きな扉が、どうやら2つ目のスローベンドアらしい。
合言葉がないと通れないらしいが、ヴャリーニャに聞くしかなさそうだ。
その前に粘液獣をやり過ごさなければならないということも教えてくれた。

最後に、ティンパン川の聖水が入った小瓶をくれる。


「シンの篤志家」に関する追加情報はなかったが、俺はジャヴィンヌに礼を言い、扉の方へ進む。


***


【技術点】 11*** / 8
【体力点】 19 / 22
【強運点】 10 / 12

【金貨&宝物】
金貨49枚

【食料】
3食分

【装備および工芸品】
背嚢、広刃の剣(攻撃力+1*)、ロケット、ラグナルの剣豪腕輪(剣を使用時、攻撃力+2**)、緑の縁なし帽、羊皮紙の巻物、緑のかつら、骨の腕輪、ゴブリンの歯3本、聖水、ガラスの小瓶(眠らぬラムに使用)、ディンテンタの蛇杖(大蛇の技術点-2、樫の若木の杖)、小石8個、先が六つ又になった緑の葉、黄色い鳥の羽根、水晶玉、石粉、祝福された堅木の槍、太陽石、火の水、鼻栓、水薬、聖水、縁なし帽、砂、糊の入った小瓶、緑の金属の指環、ペンダント(原強運点+1と全回復)、ティンパン川の聖水の入った小瓶

【報償, 罰, 呪いその他】
カレーでは術の選択でVIKを頼ることができる。
フランカーの協力: 第2巻の79を参照。

【手がかりおよび注意点】
見られずして見届けよ
黒き眼の者、地を這う
番人なりし身も今は
自由の鍵を預かる身

エルヴィンたちは鍵を欲しがっているらしい。

クリスタタンティからは道が二つある。
ひとつはアリアンナの家の前を通るが、もし家にいたら、頭を使う必要がある。
もうひとつは、大きい奴らの住むリー・キへ向かう。

北門を開ける呪文は、カレーの第一貴人が全体を、4人の有力者が四節あるうちの一節ずつ知っている。
眠らぬ雄羊(ラム)をば眠らせたくば
偽者(シャム)と呼ばるる者探せ
左の眼に導かれること。

北門の呪文
『封印されたる二本の軸よ』
『かけて命じる、いざ開門』
『ゴーレム皮なる一つの錠よ』
『クアガの鷹揚、フォーガの矜持』

マンパンの大魔法使いへ伝令に向かう七大蛇を倒す。
隠者シャドラクを探して助言を仰ぐ。
風大蛇は体を脱ぎ捨てて空気の塊となることができる。だがそのままでは死んでしまう。数分以内に体に戻れぬ限り。守るもののない体を滅ぼせば、風大蛇そのものも死ぬ。
大蛇と対決する状況(参照番号が3で終わるもの)によっては、その番号から14引いた番号を確認することにより、大蛇に情報を明かすよう命じることが可能。
眠らぬ雄羊(ラム)に小瓶の栓を同じ部屋の中で抜けば圧倒できる。
土大蛇がその力が使えるのは大地に触れているときだけ。
命が惜しくばヴァリーニャに黄金は差し出すな!
スログなる女に出会うても、出される食物は口にしてはならぬ。
水大蛇は油か苦手。
粘液獣の息を警戒せよ。
時大蛇への呪文は沼ゴブリンが持っている。
夜の暗い部屋では、行手を照らすに血の蝋燭は用いるな。
拷問長ナガマンテに会わば礼をつくせ。
天守閣への道は四つのスローベンドアに守られている。
スローベンドアをくぐれるのは、最も信用厚い家来だけ。
堅木の槍をコレトゥスに祝福してもらう。
秘密の抜け道の扉を開ける合言葉(4巻439項参照)
「シンの篤志家」と呼ばれる、マンパンに対抗する鳥人の勢力が存在する。
忠義派の鳥人は父親を、シンの篤志家は母親を崇拝している。
ジャヴィンヌをいじめるやつらを全て倒したあかつきには、死体の持ち物を調べる時の参照番号から100を引き、そこを新たに参照して物乞いの老婆のもとへ戻れ。
ヴャリーニャがスローベンドアの合言葉を知っている。