2016年06月












沖縄にあるリトルアメリカ。 

本島でも数少ない米軍海兵隊による実弾射撃訓練が行われている極東最大規模の基地、キャンプ・ハンセンの正門ゲート前に広がる金武町新開地。

ベトナム戦争時に米国からベトナムに渡る海兵隊の通過施設として利用され、当時は大変な賑わいだったそうです。





























入口には日本とアメリカの国旗が象られたアーチが掛かっています。

沖縄の外れにあるこの小さな街で、アメリカと沖縄の文化が濃密にチャンプルーされてきたんですね。






































島の反対側にある恩納村はリゾート地として栄えてるというのに… 

今では閉店している店が目立つようになり残念ですが、哀愁漂う街並みは80年代のアメリカにタイムスリップしたような感覚。





























この公園に無料駐車場があります





























金武町はタコライスの発祥地。 

なかなか立ち寄る機会は少ないと思いますが、沖縄の裏の姿を体感できます!




















日が暮れるとよりいっそうディープになります。

































































金武ICを降りて左折しR329を少し北に向かうと左手にバラックっぽい建物があります

いしじゃゆんたく市場






































なんだか懐かしく怪しい、なにが売ってるのかわからない雰囲気(^^;;


日本とアメリカをチャンプルーした町

とてもいい町ですよ(^^)












沖縄にきたなぁ~と感じるのは翌日の朝。

早朝、町を歩いたり、車窓から目に飛び込むのはウチナー独特の建物。











木造建築に慣れている僕らには異空間です


とびっきりの沖縄建築が二つあります。


那覇から美ら海水族館へ向かう時。

「おっ?」と気になりつつも、先を急いで通り過ぎてしまう建物。

許田ICを降りて名護市内に入ると左手に海が広がりテンションが上がりはじめますが、交通量の多さにも別なテンションが上がるはずです(^^ ;;

片側2車線の道路を進んでいると

右手に現われる不思議な建物名護市庁舎です

車の流れが早いので、気になっても素通りしてしまう方が多いはず。

市庁舎が見えたらすぐ海沿いの"21世紀の森公園"ヘ左折です。






















ここは穴場です

公園自体も素晴らしいですし、実は美しいビーチもあります。












ここでクールダウンして市役所の駐車場ヘ











かっこいい

1981年竣工













台風が多い沖縄では、頑丈なコンクリート造りの建物が重宝されています。
 
一見味気なくなりがちなコンクリートの外壁を美しく華やかに彩っているのが"花形ブロック"。涼しい風を通しつつ強い日差しと視線を遮る

ウチナーの知恵です。




















外壁のあちこちに花ブロックが使われていて風がよく抜けるようになっています




















バーゴラにはブーゲンビリアなどの緑が天然の日除けになっていました

日射しは遮るが風は通す気持ち良い風が吹き抜けていきます。




















裏には緑豊かな広場が

おばあとお孫さんが遊んでいます(^^)











そしてシーサー

56体のシーサーがあるそうです。

56人の職人さんの手によって作られたシーサーは一体一体姿形が違います。

いろいろなシーサーがいるので見比べてみるのも楽しいですね。


次は古宇利島から美ら海水族館に向かう時。

左手に今帰仁村役場が見えてくると隣に異質な建物を見かけるはず(美ら海水族館から古宇利島に向かう時は分かりづらい。ここの交差点は、長浜ビーチや赤墓ビーチヘ向かう起点にもなるので覚えておくと便利です)











風が吹き抜ける赤い回廊、今帰仁村中央公民館




















1975年に竣工ですから40年以上の時を経た建物











南国らしい開放的な雰囲気と色あい。

中庭の緑に赤い柱が映えますねぇ!

そして赤い柱が立ち並んだ回廊に気持ちの良い風が吹き抜けていきます。




















東南アジアの小学校の教室みたい

なんだか心地よい場所です。




















床には貝殻で作られたさりげない装飾 











建物は芝生の中庭を囲むようにコの字に配置されています 











中庭にある柱の上にはシーサー




















数年前までは、屋根には鳥の巣のように組まれた丸太のパーゴラがありました

昔はブーゲンビリアなどが生い茂り屋根を緑が覆っていたそうです。

屋上緑化を目指したんでしょうね。




















台風の影響などもありむき出しの状態が続いていたので撤去したのかもしれません

さっぱりしすぎて、ちょっと残念。











これが公共の建物ということに驚きます。

設計者と村民、役所がひとつになった珍しいケースなんじゃないかと思います。

沖縄の伝統を活かした開放感のある建築物です。

実は、名護市庁舎と今帰仁村中央公民館は同じ設計会社が手掛けたそうです。











ひっそりというより、

島の子供達が駆け回り、おじいやおばあが喧々諤々している姿を眺めながらの方が楽しいかもしれませんね。

今帰仁城跡や北部のビーチ巡りの帰りに、ふらり立ち寄ってみてはいかがでしょうか。













グスク群巡りは近年びっくりするほど人気があります。老若男女、そして"歴女"

プライベートビーチを探しまくる"浜女"。そして"歴女"はレンタカーで走りまわっています。

琉球の歴史的な背景を知らなくても、文化遺産に登録されたグスク群の築城技術の素晴らしさを楽しむことはできます。

さらに琉球の歴史をほんの少しだけ知っているとより深く楽しむことができます。















☆★鎌倉時代

有力な武士が支配力を強め小国家を形成し始めた時代。

沖縄でも交易で得た富や権力を元に按司(あじ・地域の首長)が地域を治め、グスクを築き、支配力を高めていきます。

有名なグスク以外にも沖縄各地にはグスクが数多く現存しています。

グスクを中心とした各集落では、農耕社会が形成されるとともに、作付け、収穫などの共同作業が必要となり集落内での協力、集落外との交流が始まります。

この頃に今につながる「ゆいまーる精神」が培われたと言えるようです。

浦添、読谷、中城、勝連、佐敷、今帰仁といった良港をもった按司は、その勢力をさらに拡大させて行き、やがて按司を統率する「世の主」が現れ、今帰仁を中心とした「北山」、浦添を中心とした「中山」、大里を中心とした「南山」に大きなグスクを築城して、沖縄本島を三分割する三山時代となりました…☆★


主権争いにより崩壊していくグスクですが、沖縄戦によって破壊されたのが一番の致命的要因。それでも修復を重ね、世界遺産登録まで漕ぎ着けたんですから凄いことです。


そして一番の楽しみ。

沖縄にはそもそも高い山は多くありません。

今となっては高台に築かれたグスク跡は貴重な絶景スポット!

夏場は覚悟が必要なんですけどね(^^;;

沖縄の歴史に興味のある・ないに関わらずグスク群巡りはおすすめです。


世界文化遺産に登録されている観光地として整備されたグスク跡は、首里城・中城城・今帰仁城・座喜味城・勝連城の5つ。


◎琉球王国の栄華にふれることができる首里城

























正殿は復元されましたが、首里城公園として一般公開されているのは、全体面積約5ヘクタールのうちほんの一部だけ。

今なお復元の最中だそうです














ライトアップされた守礼門は本当に綺麗


◎イオンモール沖縄ライカムができて盛り上がる北中城村の中城城跡













山城らしく抜群の展望を誇る、美しい城壁に囲まれたグスク跡です


























沖縄戦による被害が少なかったことで、多くの遺構がほぼ原形のまま残されているということが特徴











「首里城よりも中城城が好き」と言う方が多いのも頷けます














駐車場(案内所)の反対側に首里城に向かって開かれた正門があります

本当はここから見学し始めるのがおすすめ。














敵の侵入を防ぐため複雑に入り組んでいます














城壁で瞑想するにも、














格闘するにも最適ですね。

この広大な敷地では、プロジェクションマッピングやライブが開かれることがあります。

様々なイベントに併せて訪れてみるのも良さそうです。

・興味のある方は"護佐丸"で検索


◎美ら海水族館と併せて訪れる方の多い、桜の名所でもある今帰仁城跡













傾斜のある丘に、蛇のようにくねくねと曲がった波状で堅強な城壁。

首里城に匹敵する敷地面積を誇り、赤墓ビーチや長浜ビーチを高台から望む絶景ポイントなんですが不思議なことに画像が少ない ?何故だろう?広過ぎるからかな?














日本一早い桜まつり"今帰仁グスク桜まつり"が有名(1月下旬~2 月上旬)です。

沖縄で桜を見ながら海を眺められるなんて最高ですね(^^)

・こちらは、北山城の城主であった"攀安知(はんあんち)"で検索。無骨でいかにも"ザ・武将"という人物だったそうです。


360度の大パノラマが広がる勝連城跡













文化遺産に登録されたグスク跡の中でおすすめなのは勝連城跡

ここはウチナーにも人気があります。


























とにかく姿形、シルエットが美しい


















































三の曲輪から眺める二の曲輪、一の曲輪














二の曲輪には舎殿の跡が残っています














海に浮かんでいるよう知念岬が見えています














そして一の曲輪へ














ここからの眺めは本当に美しい

北の金武湾、南の中城湾に挟まれた勝連半島に築かれた勝連城は、まるで海に浮かんだ城のようにも感じます。














南は知念半島














東には海中道路と与勝諸島の島々、そして














北は金武湾越しにやんばるまで見渡すことができます

三方を海に囲まれた天然の要塞。今となっては爽やかな風だけが吹きわたっています。






































海中道路を走りに行く際には立ち寄ってもらいたいグスク跡です

・こちらは"阿麻和利(あまわり)"で検索


そして個人的に好きで度々訪れているのが、

遺産登録されていない玉城城跡と糸数城跡。

いずれも南部の南城市にあり、"ニライカナイ橋"や"ガンガラーの谷"の近くです。


◎ハート型の虎口の玉城城跡













本島南部の東岸にある玉城エリアには「グスクロード」と呼ばれる、グスクが数多く点在する道があります。その中でも琉球最古のグスクともいわれる玉城城。

険しい立地に造られた山城で、荒々しさと抜群の景観を楽しめます。














近年整備された50mほどの高低差のある木階段を登ると、このグスクのシンボルでもある、天然の岩盤をくり抜いた虎口(出入口)がみえてきます。

吸い込まれそう


ここで振り返ると













絶景溜め息がでます

隣のゴルフ場から「ファ~」とか、聞こえてくると現実に引き戻されてしまいますが、それもご愛嬌ですね。













人ひとりが通れる程度の虎口をくぐると中央にこじんまりとした御嶽がありました

軍事的なグスクというよりは宗教的要素が強いグスクだったのかもしれません。













東の海の彼方にあると言われている楽園"ニライカナイ"が見えそう














ハートに見えます。


◎もっともっと踏み込んでみたい方へおすすめなのが、野性味溢れる糸数城跡













玉城城跡から車で5分ほどの距離














沖縄南部最大の城壁と呼ばれる面影が充分残っています














琉球石灰岩が凶器と化していますね~


























いつもレンタカーを横付けです

時期は違いますが、車を入れた2枚の画像。

いずれも車がある方が城外です。

んっ?と思いませんか。

地面が高い方が城外で低い方が城内これはマズイでしょ。これでは攻める側に有利です。そのハンディを城壁の高さでカバーしようと したんじゃないかと思います。














城壁の城内側には2段の忍者走りが






































荒涼としたグスク跡で今にも崩れ落ちそうな石垣ですが、渦高く積み上げられた姿はなかなか立派なものです


























この張り出した物見台は凄い

防御性を高めています














天気の良い日には慶良間列島まで見渡せるというから驚きです

近くにはニライカナイ橋やガンガラーの谷があります。機会があれば立ち寄ってみてください。

何度も書きますが、沖縄では一般の方々が訪れることができる高台からの展望施設が少ないんです。それを考えるとグスク巡りは"あり"だと思います。












いつ訪れても多くの観光客で賑わってます。
特に海外の方にとっては非日常的な異空間なんでしょうね。































24時間開放してますのでゆっくり散策したい時には、夕飯時の夕方から夜に訪れることをお勧めします。





















四ッ辻あたりまで来るとひと気がなくなります







































































近所に京都で一番好きなラーメン屋さんがあります。











伏見の大黒ラーメン本店さん

麺は京都らしく太めのソーメンですが…味とCPは抜群です!













梅雨を好きな人は少ないと思いますが、
それでも神さまは素敵な植物をこの世に授けてくれました。



















































色とりどりの紫陽花が咲き乱れていました。
































阪神淡路大震災の時、高速道路から落ちそうになっていたバス……覚えてます?
運転手はここの御守りを持っていたそうです。

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