2017年07月












今回の北海道の旅は、普段あまり行かない場所へ行ってみることがテーマですので、旭山動物園と雪の美術館へ行ってみました。

旭山動物園は有名すぎるので、雪の美術館を取り上げます。


















場所は旭川鷹栖ICから10分ほどの R12号沿い。小高い丘の上に美術館があります。

入館料は大人¥700











まずは雪の結晶をイメージした六角形の螺旋階段を降りメインフロアへ向かいます。





























オートで撮影すると照明が白っぽくなりますね。




















最近、螺旋階段にハマっているのでなかなか先に進めません。

先週、大阪で螺旋階段巡りをしてきたので、機会があったらアップしようと思います。


メインフロアの扉を開けると"氷の回廊"



































ガラスの向こう側には氷壁が。

ひんやりして涼しい。











































そして"スノークリスタル・ルーム"

想像していたよりこじんまりとした空間でしたが、大雪山で撮影された雪の結晶の拡大写真約200点をステンドグラスのように美しく展示してあります。











結晶の形は無限大。

ひとつとして同じ形状はありません。


















メインフロア中央に広がる音楽堂は、結婚式の挙式会場にもなるという空間。




















これはヤバいやつです

ウチの奥さん、うっとりしてましたもん











他にもカフェや資料館があって大人も子供も楽しめる美術館でした。

帰り際に、「もう一回、式を挙げたくなった」とボソっと呟いた奥さんには冷や汗をかきましたが(^^ ;;













幌内炭鉱は、1879年(明治12年)に開坑した官営の北海道最初の大規模近代炭鉱。

そして1889年(明治22年)に北炭が払い下げを受け民営化となります。

縁の下で日本を支えた歴史的に重要な炭鉱の一つです。


























幌内炭鉱変電所は1919年(大正8年)頃に建設され、先日掲載した北炭清水沢火力発電所から送られてきた電気を変電していたそうです。












自社で発電から変電までをも行う北炭北海道炭礦汽船。

三条実美をとおして皇室を大株主に据え、福沢諭吉からも了承を得たうえで有力財界人や華族らが発起人となったというとてつもない会社です。

官営から払い下げを受け、炭鉱開発から鉄道事業に海運業まで手広く営んでいました。











1989年(平成元年)幌内炭鉱は閉山。

以降、行政ではなく、"みかさ炭鉱(ヤマ)の記憶再生塾事務局"の方々が管理をし、手間隙をかけて守っています。












見た感じは小さな箱のような建築物。

重厚な折れ戸をくぐると、想像以上の広い空間に驚きます。


































































発電所跡にみられる独特な窓枠。








































無機質なコンクリートとの相性が抜群です。






































































極力手を加えず、放置せず、まるで生き物を扱うように大事にしているのがわかります。










































事務局長の伊佐治さんは動物愛護のボランティアもされています。

熱いハートを持っていらっしゃる方でした。

楽しいお話有難うございました!

また伺います。












正式には札沼線(さっしょうせん)ですが、道民には学園都市線の方がしっくりくるようです。


知らない方の為に補足しますと、

札幌駅と滝川駅から車で10分足らずの新十津川駅間を結ぶローカル線。











石狩川を挟んで、函館本線の西側を並走するような感じです。


学園都市線は2つの顔を持っています。

札幌駅⇆北海道医療大学駅間は輸送密度1万人超のドル箱路線。

沿線には北海道医療大学と北海道教育大学札幌校があり、新興住宅地も広がっています。

ところが北海道医療大学駅⇆新十津川駅間の47.6kmは道内でもっとも利用者の少ない路線。


20163月のダイヤ改正で、浦臼駅⇆新十津川駅間(浦臼⇆鶴沼⇆於札内⇆南下徳富⇆下徳富⇆新十津川)は、なんと 11往復に減便されました。


つまり新十津川駅の場合、9:28に到着した電車が9:40に、始発であり終電として折り返すという

なかなか深刻な状況です。

近い将来、一部区間は廃線になる可能性がありそうです。


そこで、素敵な駅舎が残っていてノスタルジックな下徳富(しもとっぷ)駅と、なかなかの秘境っぷりの豊ヶ岡駅へ訪れてみました。




















田園に囲まれた夕暮れ時の下徳富駅



























今日の仕事はとっくに終えています






































































あとは眠りにつくだけ




















森の中にたたずむ豊ヶ岡駅は秘境駅として知られています






































木造の待合室は清潔感たっぷり



























1日上下各6

ちょうどキハ40系の402がやって来ました


浦臼駅⇆新十津川駅間が残るか否かは沿線自治体の今後の動き次第といえそうです。

このような問題は道内の他の路線でも起きています。












以前にも書いていますが、十勝の大樹町から浦幌町あたりの風景が大好きです。


昆布刈石のような険しい景観もありつつ、原生花園のある湖や湿原が豊富で、右を見ても左を見ても直線道路が広がる風景は、北海道を実感できる場所の一つだと思います。

海外からの観光客も皆無です。











最近では、豊頃町の大津海岸のジュエリーアイスが冬の風物詩として年々人気沸騰中です。この辺りは今のうちにチェックしておいた方がよいかもしれませんね。











実はこんなところにも戦争遺構があります。

太平洋戦争の末期頃、米軍上陸を阻止するためにつくられたトーチカ群が大樹町の旭浜に残っています。













R336(ナウマン国道)から歴舟川に一番近い直線道路に入り、ひたすら太平洋へ向かって走ります。




















右を見ても左を見てもまっすぐ




















ここは旧大樹ファーム跡だと思います。

20年以上も前にシンコウラブリイに逢いに来たなぁ。

途中、案内板がありますが、浜までまっすぐ進みます。




















浜にぽつんと転がっている戦争遺構のトーチカ。簡単にいえばコンクリートで塗り固められた野戦築城です。

本来は大部分を地中に埋めてカモフラージしていましたが、今となっては海岸線の侵食で姿を晒してしまっています。





























外から見るとそれなりに大きな塊ですが、中に入るととても狭い

ここに機関銃を据え、弾薬を置き、兵士が数名入ったら、もう身動きさえとれません。











入口と反対側の面には銃眼があり、外から中に向かってギュッと絞られた形状になっています。ここから銃口がヌッと出てくるんですね。




















旭浜には、浜に8基、森の中に2基が残っていますが、十勝の浜には他にもたくさん残っているそうです。


実際には使用される事無く終戦を迎え、ここで現れることのない敵に備えてじっと待ち続けるトーチカ。

今はただ静かに時が流れるだけです。













今回の北海道の旅は天候に左右されまくりでした。前半は記録的な暑さ、そして後半は大雨続きの悪天候。

山歩きに良さげな日は2日間ぐらいじゃなかったかな?

この日は午後から旭川で仕事でしたが、望岳台から十勝岳の山頂直下までピストンしてきました。

びっくりしたのは望岳台駐車場の休憩施設

長く工事中でしたが、見事な施設が完成していました。トイレなんて洗浄便座付きですよ!ここで車中泊すれば良かった





















6:00前にスタート、10:00頃迄には戻ろう。十勝岳は 4回目。

来るたびに噴煙の量が増えている気がするんですが、気のせいかな?












この角度からの富良野岳は緑豊かでごつごつしています。あちらもコンディション良さそう。










































避難小屋を過ぎたあたりから、数は少ないですが可憐な高山植物が現れます。




















































粘土質の登山道を登りきると、擂鉢火口とグランド火口を見渡す休憩地。

この辺りからの眺めが好きです。






















一度だけ登ったことのある美瑛岳。

左奥には大雪山、あちらもコンディション良さそうですね。












栗を逆さにしたような十勝岳本峰

あたりは黒い砂漠のような荒涼とした大地が広がっています。行けるところまで行ってみます。
































緑が一切ありません。






















最後の直登手前、この辺りで引き返します。






















黄色に染まった雪渓がちょっと不気味










































中途半端な山歩きとなりましたが、それでも心地よい汗をかきました。

望岳台駐車場の休憩施設が完成して、ますます登山者や観光客が増えるのではないでしょうか。

ただ、噴煙の量が心配です。

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