2017年10月












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もし、本州と九州が地続きで関門海峡がなかったら日本の歴史ってどのように変わっていたんだろう?

なにを言っているの?と思われるかもしれませんが、下関の火の山公園に来るとそんな気持ちになります。











壇ノ浦戦い、巌流島の決闘、幕末の下関戦争(長州藩vs英仏蘭米)。そして戦時中は軍事上の重要拠点(三大要塞のひとつ)

皮肉なことに血生臭い歴史ばかりが目立ちますが、ここの立地ゆえに起きたことなのでしょうか。











ご覧のように戦時中は北九州の小倉から門司、下関一帯にかけて多くの軍事施設が築かれました。

その中でも火ノ山砲台跡が築かれた火の山は、のちに公園として整備され、砲台跡を後世に語り継ぐ戦争遺構として大切に保存しています。今となっては地元の方々に愛されている公園です。

山口県のトレンド観光スポットは北西部に集中しているので、不思議と観光客は少ないように感じます。

地元の家族連れやトレッキングを楽しむ方、犬の散歩をしている方も。贅沢な公園です。











駐車場からの展望からして絶景こんなに見晴らしの良い駐車場ってあまりありません。

ロープウェイも運行しているんですよ。











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夜景が綺麗そうです。

回転展望台は修復工事中でした。











おっ、戦艦大和の弾丸。











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3砲台の掩蔽壕(えんぺいごう)はくつろぎのスペース。











びっくりするのは第4砲台跡。

海峡を守る役割でなく、要塞本部を守るために造られた堡塁(ほうるい)砲台跡です。

完璧な形で残されていました。











こんもりとした小山に登ると、苔むした石垣に囲まれた指令室へ続く道があります。


















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指令室内部はレンガ造りで天井部の曲線が美しい。目立つ落書きはありません。











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指令室を抜けると28センチ榴弾砲座(りゅうだんほうざ)跡があります。

終戦後に植えられたであろう大木が印象的でした。何の木だろう?











指令室の上、山頂部には観測所跡があります。











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もう一度指令室へ戻ると1階部へ続く先の見えない石段があり降りてみると


















なんと7連の掩蔽部がありました











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7つの掩蔽部は独立しており、それぞれ役割がはっきりしていたようです。











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これは竃(かまど)?

調理設備としか思えません。











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すべてこのように"抜けている"掩蔽部というのは初めてみました。











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これは何のために使われてたんだろう?


















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とにかく驚きの連続で、今まで訪れた戦争遺構がかすむほど。それも自由に見学できます。

あえて画像はふせますが、第4砲台跡の隣には滑り台やジャングルジムなどの遊具があり、子供たちが無邪気に遊んでいます。

下関で生まれた子供たちは、幼稚園や小学校時代に必ず遠足などで訪れる公園。

幼い頃からこんなに素晴らしい戦争遺構を身近にして育ってきたら

友ヶ島?猿島?いやいやいやとなるんじゃないかなぁ。

火の山公園。

興味がある人もない人も、一度は訪れてほしい場所です。景色も素晴らしいですよ。













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鍾乳洞に興味がない、入ったことのない、という方へお勧めできる洞窟かもしれません。











日本三大鍾乳洞のひとつで総延長約3600m

そのうち700mを観光洞として公開しており、ドラゴンブルーに輝く蒼い地底湖をひと目見ようと多くの観光客で賑わっています。


















入洞してしばらくすると、洞窟の奥へ向かってまっすぐ伸びた木道、"百間廊下"が現れます。


















木道の下は洞窟内を流れる川(沢)。

昔、龍が通ってこの細長い道ができたという逸話もまんざらではない雰囲気です。


















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龍泉洞に来ると鍾乳石には目が向かないのです。だから画像も少ない

上から滴り落ちる水が多いのも一つの要因。











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やはり、このインパクトが強すぎるからでしょうね。第一地底湖。水深35m。龍泉洞といったらここ。

観光パンフでお馴染みの地底湖です。

僕にはグズグズの写真しか撮れませんので、心に焼き付けるしかありませんね


















第二地底湖。水深は38m。

ここ数日間降り続いた大雨の影響か、水量が多く所々さざ波が立っていました。











観光洞の最終地点第三地底湖。

水深はなんと98 吸い込まれそう。

という具合に地底湖の画像は3枚のみ


















実はここから三原峠を越える帰路が僕のキモなんです(^^)

鍾乳洞には欠かせない変則的な階段。











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三原峠まで165段昇ります。


三原峠には、第一地底湖を上からのぞける展望台があります。










綺麗だなぁ

ここもハイライトのひとつです。


















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降り階段は107段。


















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鍾乳石に囲まれた階段

龍泉洞の階段には木板が貼ってあるので独特な雰囲気を感じます。


龍泉洞もあぶくま洞と同じく"恋人の聖地"に認定されています。

ハート型した龍のモニュメントは洞内ではなく入口付近にあります。

他にも、洞内にはハートスポット(ハート型に見える)があるのですが、意外と知られていないのがコレ⬇️











💖ハートの隠しアイテム。

隠していないけど暗くて見つけづらい

気になる方は探してみてください。
















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向かいにある龍泉新洞は、公開されている長さは短いですが、真っ白なフローストーンの織りなす景観が素晴らしい鍾乳洞です。

残念ながら全面撮影禁止となっていますが、鍾乳石を楽しむならこちらの方がお勧め。

原始人もいますよ(^^)


鍾乳洞巡りをするようになって肺活量が多くなりました(^^)

手ブレしないように息を止めてる時間が長くなったからかな?


・岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1

5月~9 月:8時半~18時、10月~4月:8時半~17時(お盆休みは 8時~)

・入洞料/¥1000(大人)*向かいにある龍泉新洞の入洞料含む

・音声/あり












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銀座6丁目~8 丁目界隈は、昭和バブルを感じるビルが残っていて、銀ブラ散歩も楽しいけどビルの耐震、老朽化が問題となり建て替えが迫られているエリア。

数年後は同じようなビルが建ち並びつまらなくなりそうです。











銀座6丁目にある同じテナントビルの螺旋階段。











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こちらは1968年竣工。

レトロ感満載の丸い螺旋階段。

実際は空部屋が多くてほぼ真っ暗でした。











こちらは1969年竣工











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瞼と睫毛のような美しい螺旋階段。

変わった形をしてますね。

近い将来、取り壊されてしまうのかなぁ












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籔内佐斗司さんのパブリックアート巡り。

今回はJR大分駅に隣接するJR おおいたシティの「シティ屋上広場」にいる童子たちです。


本題に入る前に少し雑談を。

JR九州の取り組みはとても興味深いという話。


日本の鉄道は安全性は抜群。ところが車両デザインとなると旧国鉄時代から今ひとつ垢抜けない気がします。

そんな中でJR九州には思わず立ち止まり、写メを撮ってしまう車両が多いですね。

JR東や西の近未来的なデザインではなく、昔懐かしいレトロなデザイン。

内装にもこだわりを感じて鉄道の旅が楽しくなります。


そしていわゆる駅ビル。

地方都市では駅前がどんどん寂れていってるのが現状。九州の場合、博多などの乗降客の多い駅は別として、鉄道の利用者は減っています。

それでもJR九州は各県の主要駅だけではありますが、手抜き感を一切感じない複合商業施設を作り上げています。


車両デザインと駅ビル。

この二つを大きく牽引しているのが、JR九州の唐池恒二会長と車両をデザインしている水戸岡鋭治さん。

お二人とも著名な方なので注目している方が多いと思います。九州を盛り上げようと頑張っているんですね。


そして唐池会長の高校時代の同級生が籔内佐斗司さん。その縁で大分と博多の駅ビル屋上の仏像を依頼しているそうです。

ちなみに寝台列車「ななつ星」のエンブレムも籔内佐斗司さんのデザイン。


ですからコンセプトがしっかりしていて、作品展数も多く、ここだけでしか見られないような展示方法など、とても工夫されていますので見応え充分です。











この日は大荒れの天気でした

画像も大荒れですのでご容赦下さい。


屋上広場のデザインは、車両をデザインしている水戸岡鋭治さん。

大雨で誰も居ませんでしたが、電動のミニトレインがあったりして、休日には多くの家族連れで賑わうそうです。











まずはお馴染みの"ひとまちいぬ"がお出迎え。セントバーナード級のデカさです。











こちらも巨大な"ぶんぶん鶏"











博多駅の屋上広場にもある"鉄道神社"











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鉄道神社といえば仲良しこよしの"縁結び七福童子"











暴風雨の中、傘がぼろぼろになりながら写真を撮る怪しいおじさん防犯カメラにはどのように映っていたのだろう











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そしてハイライトは、会津栄螺堂をモチーフとした"夢かなう ぶんぶん堂"


またまた雑談

こちらは本家の会津栄螺堂。

















観光客で賑わう木造二重螺旋建築の代表的な仏堂です。

いずれ螺旋階段シリーズで詳しく掲載しますが、正式名称は円通三匝堂(えんつうさんそうどう)といいます。

"匝"という字は、馴染みのうすい字ですが、匝る(めぐる=巡る)という意味があるそうです。


二重螺旋構造というのは簡単にいうと入口と出口が別々。順路通りに進めば参拝者は匝る(めぐる=巡る)感覚になります。

会津栄螺堂では右回りに上り、左回りに下っていきます。











そして栄螺堂の堂内には西国札所の三十三観音像が祀られており、お堂に入り、上り下りを一回匝る(めぐる=巡る)と、西国観音札所の巡礼を終えたことになります。

狭い空間に先代の知恵が凝縮された、庶民のための"即席"巡礼観音堂だったんですね。











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ぶんぶん堂も負けていません。

籔内佐斗司さんが解釈した七福神プラス一体が祀られています(^^ )

木枠にチキンネットを貼って像を見せる手法は会津栄螺堂と同じです。


















"恵比寿童子 大富久(だいふく)を釣る"


















"大黒天"











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"福禄寿童子"

三星信仰にちなんで左から「禄の童子」「福の童子」そして「寿の童子(老人)」と仲良く並んでおり、中央には、「吾唯足知」心に響く禅語。

京都の龍安寺のつくばいを思い出します。

「吾れ、唯だ、足るを知る」

知足(自分の身分をわきまえて、むさぼりの心を起こさぬこと)は僕の座右の銘です。











七福神の紅一点、"弁財天"

琵琶を抱え、バチを持って奏でる姿音楽神ですね。











"南都小鼓童子"

平城遷都1300年を記念して作成された、鹿に乗って小鼓を打つ童子です。











"布袋さま"


















"毘沙門天"

鬼を踏んづけて成敗しています。


















そしてアイドル "ぶんぶん童子"











こちらは駅改札横のぶんぶん童子











みんな相変わらず口角が上がってるなぁ(^^)

楽しそうで魅力的に映ります。

口角を上げるだけで、

・幸せホルモン「セロトニン」が出る

・副交感神経が上がってリラックスできる

・免疫力が上がる

そうです。

僕は、「口角が下がってきたなぁ」と感じたら、童子に会いに行くようにしています。














アップするか迷いました

3年ぶりに訪れた元ノ隅稲成神社…5度目の訪問。






















景色は変わることなく、素晴らしい絶景が広がっています。












潮風で傷んでいた鳥居も綺麗になっていました。

でもなにかが違う

賽銭箱の場所も変わってる。









































CNNが「Japan's 31 most beautiful places(日本の最も美しい場所 31選)として発表したのは20153月。

その後、なにがあったのだろう?












大型観光バスが我が物顔で乗り入れてきているのにはたまげました。

めちゃくちゃ狭路ではありませんが、平日でも渋滞をまねく要因になっています。


















































































タイミングが悪かったのかなぁ。

残念ながら騒がしく、賑やかな観光地になってしまった。

団体客がヒートアップし過ぎですね。

それでも画像で見るより広い空間ですから、団体客をやり過ごせば静寂が訪れます。

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