2019年09月

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渡島半島の海岸線は切り立った断崖絶壁が多くとても険しい崖にへばりつくように海辺を走る国道や道道がいくつもあります。

以前何度かアップしたことがありますが、渡島半島の日本海に面する松前半島からR 229を初めて北上した時の驚きは今でも忘れられません。


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太平洋に面する亀田半島にも、道南金剛と呼ばれる断崖絶壁があります。


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函館からR278を恵山に向かって走っていると、旧戸井線コンクリートアーチ橋のある汐首岬あたりから景色が変わり始め、津軽海峡と海岸線まで突き出た断崖絶壁を横目にドライブすることになります。

道南金剛へは、サンタロトンネルの手前から海岸沿いの旧国道(R41)へ入っていきます。


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R41へ入ってすぐ見えてくるのがこの素掘りトンネル群日浦洞門です。

法面保護工事が痛々しく、一見、素掘りという感じはしませんが、世界恐慌が起きた1929年に開通した素掘りの7連トンネルです。

断崖には落石防護網が設けられ、坑口には強固な落石覆い、通行する人々を徹底して守っているここは路線バスも通る生活道路なのです。


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南側の1号トンネルから。

トンネル一つ一つの長さは数十mほどです。


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2号トンネルと3号トンネルの間時化の日には完全に波を被りますね。


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3号トンネルを抜けて振り返ってみました。左奥に見えるのが日浦岬灯台です。


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そして4号トンネル。

このトンネルを抜けると道南金剛の採石場跡が見えてきます。


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まるで柱状節理の段々畑道南金剛の中身が丸見えです。


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5号〜7号トンネルを抜け採石場跡に向かってみます。


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見上げると、何百年にわたって石工たちが掘り上げたオブジェのよう


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ちょうど路線バスが通り過ぎて行きました。


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いやぁ凄いな本当に走ってるんですね。


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この角度から見ると素掘り感がハンパありません。これほど険しい地形に穴を掘り抜く人間の執念を感じました。


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サンタロナカセ岬までくると静かな漁村と、遠くに恵山が見えてきます。穏やかな日はとても気持ちいい。


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クロスバイクでツーリングする際には、交通量の多いサンタロトンネルよりのんびりと走れます。サンタロトンネルを通過すれば、あっという間に恵山方面へ辿り着けますが、歴史や大自然を感じながら遠回りするのも楽しいものです。

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室蘭のイタンキの丘。

この丘から南側地球岬の方を望むとちょっとびっくりするかもしれませんまるで礼文島にいるような美しい風景が広がっています。


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この日は、鳴き砂で有名なイタンキ浜へ訪れる際に利用する潮見公園の駐車場に車を止め、垂直に切り立つ断崖の草原へ向かいました。


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解体工事が始まった旧鶴ヶ崎中学校学校解体の様子を見るのはなかなか辛いものです。


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室蘭ユースホステルへの道奥に見える小高い丘がイタンキの丘です。


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YHを通り過ぎて突き当りのお宅の右側に、丘へ向かうトレイルコースがあります。


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歩きはじめて2分ほどでこの景色これが室蘭のスゴイところ。


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こんもりとした小高い丘がイタンキの丘。


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木製ベンチのある丘からの景色はこんな感じです。北側、イタンキ浜方面。


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南側、地球岬方面へ続くトレイル不自然なクレーターは旧日本軍の塹壕(ざんごう)跡ともいわれています。


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そして、西に目を移すと新日鐵住金と三菱製鋼特殊鋼の工場群と輪西の街


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このギャップここは工場夜景のベストスポットでもあります。このトレイルコースの魅力は、礼文島のような美しい岬に海岸線、そして室蘭の街や製鉄所などを一望できること。なんとも不思議な感覚になります。


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トレイルコースをさらに南へ高台にある突き出た岩場に向かってみます。


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ここ眺めがいいなぁ


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狭い岩場にみえますが、腰をおろせるスペースもあって意外と落ち着けます。風が穏やかな日は、絶好の休憩スポットです。


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この後、岩場からさらに南の岬へ向かってみたのですがびっくりしました


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この美しい風景に不釣合いな大量のソーラーパネル群。


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環境を守る・優しいはずのメガソーラーが自然を破壊しているという皮肉な現実近年、全国的に問題になっていますね。


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岬あたりまでくると、踏み跡が怪しくなってきたので引き返すことにします。


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それにしても素晴らしい景色です。北海道らしい大自然と工業地帯このなんとも不思議な組み合わせが室蘭の魅力かもしれません。

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R452の未開通区間、芦別から美瑛までがもし開通していたら五稜の丘付近はどのようになっていたのだろう?


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多くの観光客で賑わう名の知れた美瑛の丘とは違い、ここには観光客がほとんど来ないのでこの雄大な景色を静かに独り占めすることが出来ます。


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しかし未開通区間も2023年を目途に開通する予定です観光客の動線は変わるかもしれません。


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ここは標高が高いこともあり、就実の丘のように感覚的には美瑛の丘すべてが見渡せているような感じです。


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そよ風に揺れる麦


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何気ない風景すべてが心地よくて、ついつい長居してしまいます。


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五稜からひと気の少ない丘へ数箇所訪れて、今回の美瑛の丘めぐりは終了です。


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美瑛の丘を走っていると、いつも自分のいる場所がよくわからなくなります。走っては素敵な場所を見つけて撮っての繰り返しそれがとても楽しいのです。

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