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サンゴ台から望んだ橋杭岩と紀伊大島。本州最南端の町、和歌山県串本町の日の出です。


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夜明け前、朝焼けの赤・紫・オレンジ・濃紺と微妙なグラデーションはとても美しく心惹かれます。特にサンゴ台からの眺めは、紀伊大島と海上を行き来する漁船の軌跡が良いアクセントとなって、なんとも言い表せない風景です。


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日の出は未来を感じさせ、夕日にはない美しさがありますね。


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羽田沖縄便の上空から見た本州最南端の町、串本町。町の上空は、空のハイウェイになっています。険しく複雑な地形をしているのが紀伊大島と潮岬。数年前の2月中旬に訪れた和歌山の旅の備忘録を数回に分けてアップします。


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南紀熊野ジオパーク、串本町の有名な観光スポットは橋杭岩。潮が満ちている時に訪れると、紀伊大島に向かってニョキニョキと約900mにわたって続く橋脚のような岩塔は、海に浮かんでいるように見え、さらに朝日や夕日に映えて、多くの観光客やカメラマンを魅了します。


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でも気になるのは干潮時……橋杭岩のあたり一面に転がっている岩が露わになり、まさに異空間です。


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宝永地震(1707)で起きた大津波によって移動したといわれる津波石。

沖合いから転がってきたわけではなく、橋杭岩が形成されるにあたり崩れた岩で、本来なら岩塔付近にあったはずが、大津波によって広範囲に散らばったというわけです恐るべき津波の流速。


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各地にある災害記念碑付近は特に注意が必要ですが津波石も防災の参考資料になります。

この風景を心に留めておくだけで、いざという時の心構えが変わるはずです。


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くしもと大橋を渡って紀伊大島へ向かうのですが、

この橋が上手く考えられた設計になっています。潮岬側の紀伊半島と紀伊大島の間にある小島が苗我島。そこまでは海中道路のような堤防になっています。


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苗我島から紀伊半島側を望んだ画像。


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そして苗我島に上陸するとループ橋になり、一気に高低差が激しくなって、ぐるっと一周した後にアーチ橋を渡って紀伊大島へつながる設計。上空からの映像がとても絵になります。某自動車メーカーのCMロケ地にもなりました。

紀伊大島側のポケットパークに駐車して、橋を散歩してみるととても気持ちがいいです。


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苗我島のループ橋下は潮通しがよく、魚影が濃い釣り場として人気があります。

紀伊大島へ渡ると、東側の樫野崎へ至る樫野串本線沿いに集落が無いことから、人通りの少なさに驚きます。とても静かな島です。

紀伊大島の観光スポットというと、樫野崎灯台と海金剛。印象に残ったのは海金剛です。

日米修交記念館(教科書には載っていませんが、ペリー黒船来航の62年前の1971年に、中国との貿易が不成立となった2隻のアメリカ商船が紀伊大島に上陸し貿易を申し出ました。これが公文書に記録された初めての日米間の接触であるとされており、史実を後世へ残すために建てられた小さな記念館です)の駐車スペースから最果て感の強い海を眺めてみます。


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凄い数の船舶が沖合いを航行しています。画像では4隻ほどですが、肉眼では20隻を超えていました。海・空の通り道なんですね。

日米修交記念館の裏手にある、遊歩道を抜け展望台へ向かいます。


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遊歩道は西日本の海岸線で多く見られる、ウバメガシのトンネル道の先からは砕けちる波の音が聴こえてきます。


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海金剛南伊豆の石廊崎に似ています。奥に見える灯台が樫野崎灯台、穏やかな日なら潮風が気持ちよく、


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荒れて波立っている日ならより一層壮観です。


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反対側の裏金剛へ向かうと、太平洋がドーンと広がっています。


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入り組んだ入江と断崖が続く海岸美紀伊大島の南側は断崖絶壁が続いています。


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紀伊大島の至るところで河津桜が咲いていました。来週はもう2月です。関西圏の方なら、ひと足早い春を探しにツーリングするにはもってこいのスポットですね。