カテゴリ: 旅/茨城

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出羽三山は山形県の羽黒山・月山・湯殿山の総称で明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の霊山でした。

月山・湯殿山は雪深い山頂や渓谷にあって通年の参拝が不可能なため、羽黒山山頂の出羽神社に三山の神々が合祀されています(三神合祭殿)。


出羽神社は以前アップしたことがありますが、夏山シーズン前に毎年必ず訪れています。

神社でありながら仏教の面影も強く残しており、特にガイドブックなどによく掲載される国宝の「五重塔」を目の当たりにすると、当時の豊かな仏教文化を垣間見ることができます。


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ところで御岩神社。

茨城県日立市の山中にあり、188柱もの神様が祀られている常陸國最古の霊山。

古代より信仰の聖地といわれ、中世には山岳信仰とともに神仏習合の霊場となり、江戸時代になると初代水戸藩主徳川頼房公により出羽三山を勧請し水戸藩の国峰と位置づけ、徳川光圀公(水戸黄門さま)など藩主代々参拝を常例とする祈願所でした。

まさに水戸藩の出羽三山です。


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以前から「神仏を祀る唯一の社」「ここに参拝するだけで日本の神様ほぼ全てにお参りできる」として名の知れた神社でしたが、近年、ひょんなことから全国的に話題を集めています。

いろんな方々のブログ記事を読むと必ず登場する不思議なストーリー。


⚫︎アポロ14号(1971年)の飛行士、故エドガー・ミッチェル氏(月面を歩いた6番目の飛行士)が宇宙から地球を眺めたときに「1ヶ所もの凄く光って見える場所があった…」その緯度・経度を計測してみたら、御岩神社のある場所だった。

⚫︎日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんは、「宇宙から地球を眺めたら日本に光の柱が立っていて、その場所を調べてみたら日立の山の中だった…」


なんと光の柱が宇宙に向かって立つらしい…。

パワースポットとして噂が広がり、今では全国各地から参拝者が訪れるようになったそうです。行ってみたくなりますよね。

僕もこの手の不思議話は嫌いではありません。

実は、お目当てはひとつ山を越えた日鉱記念館でした。予習をしているうちに御岩神社の不思議話にたどり着いたのです。

百聞は一見にしかず…神無月に入る前の初秋に行ってみました。


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御岩神社は御岩山の中腹にあり、御岩山全体がご神域。


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鳥居をくぐると高さ約50mの三本杉が出迎えてくれます。

案内板によると茨城県の天然記念物で「森の巨人たち100選」。樹齢推定500年以上…天狗が棲んでいたという伝説もある…

戸隠神社奥社への参道にある巨大杉群のように触れることができないのが残念。


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阿吽(あうん)の像がにらみを利かせる立派な楼門


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楼門をくぐると、福井県勝山市の平泉寺白山神社のような美しい光景が広がっていました…。

凛とした中にも暖かい“気”があって清々しい雰囲気です。


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やがて「斎神社」にたどり着きますが、その前にあるのが小さな池と滝。ここには山に入る人を守る不動明王が祀られていました。

洗心…心の汚れを洗い清める…


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石段を登って左には…現世の願いや後世の願いが叶うと伝えられる後生車。


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回しながら願いをかけます。


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斎神社です。


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神社でありながら大日如来と阿弥陀如来の仏像が祀られています。

神仏習合の名残り…神仏を祀る唯一の社。

中央に大日如来像お正月にしか見られないらしい右側が阿弥陀如来像。


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そして龍神の天井画。


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斎神社の境内には特大の錫杖を持ったお地蔵様も。


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そして可愛らしい眷属神(けんぞくしん)たち。


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斎神社の裏手には水子地蔵尊がひっそりとありました。


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朱塗りの神橋を渡り石段を登ると、


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御岩神社の拝殿です。

神は多くの人から拝まれるほど神威が増すといいますが、小ぶりながら重厚な雰囲気溢れる拝殿でした。


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隣にあるお稲荷さんは、伏見稲荷から勧請されているそうなので格式が高そう…


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ここまででも、なんだかんだで疲れてきました…


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御岩神社から先、奥宮である「賀毗禮(かびれ)神宮」、そして御岩山山頂までは約2kmの山道。

山岳信仰が色濃いだけにちょっとしたトレッキングです。僕らは表参道から登りました。


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山歩きをするようになって良かったなぁとあらためて思いました。

日本には四季があり、豊富な水と温暖な気候に恵まれ、国土の約70%は森林です。

しかし数々の地震や津波などの自然災害に直面してきました。


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その結果、昔の日本人は自然に対して敏感になっていったのでしょう。

自然の力の偉大さに畏敬の念を抱き、自然界のあらゆるものすべてに神が宿ると信じた…これが自然に対する祈りや畏敬の根っこになっているように思います。

自然に触れ合える素晴らしさに感謝です。


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20分ほどで賀毗禮(かびれ)神宮に到着です。

多くの参拝客で賑わっていました。


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神宮の裏山…鬱蒼とした木々が美しく神秘的。


ここから賀毗禮(かびれ)の峰、御岩山の山頂に向かいます。

危険箇所はありませんが、念のため山歩きの軽装備は必要です。


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15分ほどで見晴らしの良い山頂です。

いよいよ光の柱にご対面かと思いきや、あたり一面カレー臭…

たぶん地元のハイカーさんだと思いますが、ふつうに山歩きをして、山頂でお湯を沸かし、カップラーメンを食す…しかもカレー味…

なんか世俗的でホッとしました。

彼らにとっては、パワースポットなどと騒がれることなど関係なく、なんてことない日常のトレッキングコース。

有名になる前はこれが当たり前だったんだと思います。


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小さな祠の後ろの石柱…宇宙から光の柱が見える、といわれる元…だそうです。

すいません…皆さんが書かれてるほど“気”を感じることはできませんでした。

やはり凡人ですね…。

この時点で山頂の先にある「御嶽神社」へは行くのをやめました。

※現在、岩場の洞窟「天岩戸」へは行けません。


裏参道で下山途中、いろんな思いが頭をよぎりました。パワースポットってなんだろう?

結局は人それぞれで、僕にとっては自然そのものがパワースポットなのかなって再認識。

ほどよく汗をかいて下山し、あらためてゆっくりと参拝しました。

ちなみに奥さんと子どもたちは、「裏参道の薩都(さと)神社中宮に鳥肌が立った…」と興奮?していました。

次回はしっかり予習して、新しい発見を探してみたいと思っています。

この後はメインの日鉱記念館へ向かいます。

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鬱蒼とした樹林に囲まれた参道。

人の手が入らず、森が自然へ還り、樹叢(じゅそう)となった自然林のトンネル。

ここは、ひたちなか市の阿字ヶ浦にある酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)。


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ひたち海浜公園から車で5分ほど、阿字ヶ浦の高台にあります。

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ひたち海浜公園のコキアはちょうど見頃…

コキアとネモフィラを楽しみに年に2回は訪れる海浜公園。その際、必ず立ち寄る神社です。


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最寄り駅は、ひたちなか海浜鉄道の磯崎駅ですが、終点の阿字ヶ浦駅には潮風で傷んだ旧型車両が残されています。


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酒列磯前神社の一の鳥居。


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駐車場は鳥居の前でなくこちらの場所(拝殿の近く)にあります。

拝殿へ向かう前に、まずは樹叢の参道300mを往復してみました。


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海浜公園に行く前に訪れた小雨が降る早朝の参道です。

ヤブツバキが多いので、2月~3月頃の開花・落花時の景観は見事でしょうね。


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そして一際神々しさを放つのがタブノキ。

複数の幹に分かれ、見る角度によっては太い腕を振り回している巨人…圧倒的なオーラを発していました。

ガジュマルのように精霊が宿っている?…ような気がします。


以下は海浜公園訪問後の夕方の画像です。

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拝殿。

酒列磯前神社の主祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で創建は856年と伝えられています。


少彦名命は、伝説や神話の多い大国主命(おおくにぬしのみこと)の国づくりのパートナー。

小さな体の知恵もので、「御伽草子」の一寸法師のモデルとなりました。

日本最古の名湯、愛媛の道後温泉の開湯に関わったことから医療・温泉の神様。

他にも酒造の神としても有名です。


歴史があってとても由緒正しい神社…ではありますが、近年は「宝くじ」が当たる神社としても有名です。


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拝殿前にある「幸運の亀」。

これは宝くじ高額当選者の方からの奉納。

皆さん真剣に頭を撫でていました。


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こちらの神馬。

「神馬飾幌、黒赤壁代一式」

奉納者は宝塚記念を大賞された新潟の方…


たしかに平日早朝でも夕方でも多くの方々が熱心に参拝していましたし、県外ナンバーが多かったです。大安友引の日は大変な賑わいを見せるそうです。


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本殿


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本殿の背後に広がる、更に深い樹叢


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今回の参拝では、これまでと違い最も印象深く強い“気”をいただきました。

それにしても素晴らしい樹叢のトンネル。

宝くじを当てたい人が多いのか、参拝者の数に比べて参道を歩いている人は少ないのですが、皆さんタブノキには眼を奪われているようでした。

そしてあらためてヤブツバキの数には驚きました。コキアやネモフィラの時期だけでなく、ツバキの開花・落花時期にも訪れてみよう。

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前回、ストリップ劇場の廃墟、明野劇場をアップしましたが、茨城に来たのは、筑波山周辺にあるワインディングをドライブするのが目的でした。

気持ちの良いワインディングだけでなく、筑波嶺(つくばね)周辺の林道には、パラグライダーのテイク場が多く、じっくり見学もできるので楽しめますよ。


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今回走ったルートはこんな感じ。

交通量が多い石岡市と筑西市を最短ルートで結ぶ県道7の上曾(うわそ)峠から「林道北筑波稜線」に入ります。

このあたりには、今話題の動物園、東筑波ユートピアがありますね。


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アップダウンを繰り返しながら11.5車線ほどの林道を走るとAの地点左手に最初のパラグライダーのテイク場が。


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そしてBの地点には林道を挟んで左右にパラグライダーのテイク場があります。


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こちらが西側、筑西方面のランチャー


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そして東側、石岡方面のランチャー


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霞ヶ浦も望めます。

左右見晴らしがよく、風の通り道になっていてとても気持ちの良いところ。


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さらに走って一本杉峠の先のCの地点にあるのがウィンドパワーつくばのプロペラ。

ここからは「林道丸山線」と名称が変わり、県道64までダウンヒル。

排水溝の段差が大きいのでお尻が痛くなる。


Dの地点、県道64に突き当たったら左折してほんの200mほどのEの地点から民家の間を右折して板敷峠を通る「北筑波稜線林道」に入ります。さっきが「林道北筑波稜線」で、この林道の標識は「北筑波稜線林道」……?よくわかりません


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そしてFの地点にもパラグライダーのテイク場があってちょっとした公園みたくなっています。


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ここはランチャーが3つ。


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大きく開けているので気分爽快です。


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筑波嶺の山並みと里山がとても美しい


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Gの地点、県道42の道祖神峠に降りて本日のワインディングドライブは終了。

GWでもそれほど訪れる方は多くないんじゃないかと思います。

ドライブ好きの方におすすめのワインディングロード。ただ走るだけでなく要所要所に絶景ポイントがあるのも嬉しいですね。

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新劇と映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍し、2012年に他界した小沢昭一さんは、ストリップを最後の放浪芸と表現していました。

つまり、ストリップ劇場はエロだけでなく、芸を見せる場だったということ。


筑西市に残る有名なストリップ劇場の廃墟。

苦手な廃墟ですが、訳あって渋々訪れることになりました。

なのでアップするつもりはなかったのですが、トップ画像の写真を見て一目惚れするハメに

当時の踊り子さんでしょうか?


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この劇場は1995年前後に不審火によって火災にあっています。その後20年以上も取り壊されることなく放置されているのですが、風俗ですからこの地に建てられた経緯や経営陣、その運営状況など諸説あり、真実はよくわかりません。


立地に関しては「えっ?」という場所にあります。それでも地方の劇場にありがちなパターンで、なにも繁華街や温泉地にだけ劇場があったわけではありません。

戦後の焼け野原で産声をあげたストリップは、女性の裸を晒し、性を見せる場所でしたが、昭和50年代に入って、性そのものを売る場所となって多くの客が詰めかけました。

下館駅から車で15分ほど、畑の真ん中にある林の中というのは、運営側や客にとってむしろ好立地なわけです。


不思議に思ったのは別のこと

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これは現在のgoogleの航空地図。

劇場の前に複数の住宅がありますが、実は取り壊されており、何故か厳重にバリケードで覆われていました。

解体するのなら劇場が先でしょ?と思ったのです。なにせ現在、隣は、J◯さんですから


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入って目にする光景

入口付近はコンクリートなので火災現場跡にしてはしっかりしています。左側が受付とモギリの窓口のようです。


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そして入場してすぐにあるのが、ステージのデベソここが回転するわけです。


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照明で温度が上昇し、踊り子さんのきつめの香水の香りと汗の匂いが交じり合い、そこにお客さんの体臭と煙草やアルコールの匂いがブレンドして、すざまじい匂いが充満していたはず


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どのようなサウンドが流れていたのかわかりませんが、まさにトランス状態ですね

まな板ショーに花電車

映画・タイタニックのエンディング回顧シーンのように、瞼を閉じながら往時を偲んでみると、不思議と居心地が良かった


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箱の大きさはオーソドックス。踊り子さんとの距離も近くてとても良いつくりだと思います。


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劇場の裏には踊り子さんたちの控え室なのか?ピンク部屋なのか?わかりませんが大きめの別棟(和風)がありました。


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訪問者になぜか人気のある青いトイレ。

開放感のある大きめな窓からの採光がいいんでしょうね。


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入口に戻って、踊り子さんを舞台裏で支えた裏方さんの仕事場を見てみます。


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階段を昇ると、


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手前に音響や照明の調整室


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奥にスタッフルームがありました。


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裏方さんには、踊り子さん以上に『わけあり』の方が居るようです。


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彼らの多くは深い事情を抱え、しかも、日が当たることは決してありません


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照明係、音響・音楽・アナウンス係、清掃係、チケットのもぎり一人で何役もこなす「オールマイティな雑用係」。踊り子さんと裏方さんは一心同体なのです。


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劇場の数はだいぶ減りましたが、まだ100人以上の踊り子さんが現役として頑張り、愛情と情熱をもって“芸事”を追求しています。

そして近年、外国人観光客や女性ファンも増えており、外国語の案内シートや女性優先席を設置する劇場も出てきているそうです。

社会の片隅にある性文化というイメージがありますが、昭和を代表する日本の文化なんですよね。

焼けただれた廃劇場でしたが、不思議と居心地が良かったです。












「きて、みて、さわって

ひたち海浜公園のもふもふのコキア

あの独特な触感がたまりません(^^)





























今年は行く予定を立てていませんので画像はすべて昨年以前のものです




















今週の土日、関東地方は珍しく秋晴れが続いていますので大変な賑わいなのでは




















年々、混雑度が増してきていて海外からの観光客が圧倒的に目立ちます

特にアジア系の方々。

昨年訪れた時、みはらしの丘では日本語を耳にしませんでした(大袈裟でなく)。

逆に欧米の方々はあまり見かけない何でだろう?




















ただしネモフィラの時期は日本人も負けてはいません(^^)特にデジタル一眼を持った女性が目立ちます。





























撮影する時間帯やその年の気象条件によって色合いが変わるのも不思議




















いつ訪れても思いますが、国営公園だけあって丁寧に手入れされているなぁと感心します(ネモフィラの時期では丁寧に間引きをしていました)

「落ち葉拾い」みたいな画です(^^;;















駐車場は海浜口駐車場が絶対におすすめ!(ネモフィラの時期も)


海浜公園を訪れた際には必ず立ち寄る場所があります。










かなり北寄りになりますが、

大甕(おおみか)の古房地鼻公園。





























ここには白亜の日立灯台があって、広い久慈浜を見下ろすことが出来ます。

そんなに広い公園ではありませんがワンコの散歩に最適!

隣にあるお洒落なメープルカフェで食事をするのが定番です。











ひたち海浜公園のコキア

見頃はこれからようです(^^)

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