カテゴリ: 旅/京都

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ハート型の猪目窓(いのめまど)と天井画で人気のある宇治田原の正寿院。

茶畑が広がる山中にあるこの寺では918日まで風鈴まつりが催されています。

涼と癒しを与えてくれる風鈴の音色境内は涼しさが満開でした。


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お寺さんと風鈴というと、下町生まれの僕には浅草寺のほおずき市ワクワクして毎年楽しみにしていました。下町の賑やかな夏祭りは幼い頃の夏の思い出です。


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5つある風鈴トンネルは写真が撮りやすくレイアウトされており、遠近いろんな角度から撮影できるのが嬉しい。


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そして上下2段になっているので迫力もあります(音色も大迫力)。


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紫陽花の花手水。


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ご当地風鈴青森県の花笠風鈴。全国の風鈴が勢揃いしていました。


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今年はカラフルというより落ち着いた色合いが多かったみたいです。


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叶紐がいっぱい結ばれている地蔵堂。


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ここのお地蔵さんはみんなニコニコ笑っています。


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ホタルの風鈴花火、金魚、ホタル、アサガオなど絵柄が違っていてとってもかわいいです。


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駆け抜けていく南風が、風鈴の間をくぐり抜け、音色とともに涼風に変わっていきます。


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風にそよぐ音色が心地よく響き、心が癒され、洗われていく気がしました。


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お寺では邪気除けの意味でお堂や塔の軒の四方に“風鐸(ふうたく)”と呼ばれるものが吊り下げられていることがあります。この風鐸が風鈴の由来とも伝えられ、風鐸の音が聞こえる範囲は災いが起こらないと考えられているそうです。

たくさんの風鈴の音色で厄払いをして頂けるなんて、有難いですね。

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遊び場=空き地=土管子供の頃、空き地で必ず目にした土管。

ドラえもんやスーパーマリオにも登場するコンクリート製の土管は日本の風景のなかで見かけることは少なくなりました。


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煉瓦造りの重厚な建屋は大正13年に竣工された志津川発電所跡。

ちらっと見えるのは天ヶ瀬ダム。京都の小学生なら遠足や社会科見学で訪れるとききます。


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6年前の冬に訪れた時の備忘録なので記憶が薄れていますが、暖かくなると蛇がウジャウジャ出てきそうなところでした。

施設で作業をされていた方に挨拶をすませ、発電所横の砂利道の林道を登っていくとすぐに遺構がありました。


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想像以上の光景にただただ驚くばかり水圧鉄管を据付けていたコンクリートの土台です。


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そして鉄管を包んでいた土管のようなコンクリートの塊がよこたわっています。


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さらに自然の力にも驚かされますあたりを呑み込んでいますね。

現在はさらに凄い事になっているかもしれません。


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暗闇の先は水圧鉄管の終点発電所跡です。


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山の上の沈砂池へ向かわず、このまま上流へ歩いてみます。


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水圧鉄管は3本?3条?


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やはり自然の生命力に圧倒されます


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経年劣化と水圧鉄管を撤去する際に剥がれ落ちたと思われるコンクリート壁。粗石で作られていたことがわかります。


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突き当りまで来ました見上げると取水口のシュートこの上に沈砂池があるようです。


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取水口から見下ろすことは出来たとしても、まさか下から見上げることが出来るとは驚きでした。

壁面はなんとなく素掘り感があるんです人の温もりを感じた瞬間。


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僕らはここで終了ふだんなかなか目にすることのない貴重な遺構に出会えました。志津川発電所の歴史や沿革をきちんと調べた上で、機会があれば冬場に再訪してみたいと思っています。

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嵐山の渡月橋南側にある桂川(保津川)沿いの小道を15分ほど歩き、つづら折りの石段を約200段登ると静かな山寺・大悲閣千光寺(だいひかく せんこうじ)があります。

こじんまりとした客殿から眺める景色はとても美しくまさに嵐山の秘境。

喧騒から逃れてのんびりしたい方へおすすめの、桜・紅葉の隠れた名所です。

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いつもと変わらない桂川桂川は場所によって呼び方がころころ変わります。渡月橋までを保津川と呼ぶらしい。

近年、台風の影響をモロに受けてますね


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このシュールな案内板を目にした方はけっこう多いはず。海外からの観光客にも人気があるようです。


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ものの数分美しさと静けさが増していき、嵐山に居ることを忘れてしまいました。


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小道は“星のや京都”さんで行き止まり。


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ここからつづら折りの石段を登っていきます。


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ところで法衣姿で石割斧を持ち、片膝を立てて座っているこの方角倉了以(すみのくらりょうい)といいます。

南蛮貿易で財をなし、さらに徳川家康の朱印状を得て朱印船貿易を行い莫大な富を得た豪商です。

地元京都では商人としてよりも、商品を流通させるために土木事業にも力を入れたので、琵琶湖疎水の設計者である田辺朔郎(たなべさくろう)と共に「水運の父」として有名です。


保津川(大堰川)や高瀬川を私財で開削し、丹波の農産物や材木が効率良く京に運ばれるようになりました。

私財といっても船賃を徴収することで短期間で資金回収ができたといいますが、当時の社会においては、発想自体が驚くべきことです。


大悲閣千光寺は、保津川(大堰川)開削工事で命を失った霊を慰めるため、もとは嵯峨中院にあって荒廃していた千光寺を、了以がこの場所に移して隠居したお寺さんです。


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嵐山の中でもこの辺りは日が陰ると一気に気温が下がります

あまり汗をかかないよう、ゆっくりと登って下さい。


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嵐山観音さま越しに見えてきたのが、岩肌に立つ客殿。


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山門を抜けると立派な屋根瓦の鐘楼があります。


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梵鐘は3回までつくことができ、「グォ~ン♪」と重く余韻のある音が山全体に響き渡ります。

この時点で1月の14時過ぎ。

日が陰るのが本当に早い保津川を望むには正午ぐらいがベストかもしれません。


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渡月橋から写真を撮りながらゆっくり歩いて30分ほど境内に着きました。

春になれば、辺り一面に花が咲き乱れ、甘い香りがたちこめます。


切り立った岩肌に立つ客殿で冷えた身体を暖める前に、客殿の渡り廊下をぐるっと回ってみます。


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絶景というよりもロケーションが抜群です。

まるで計算し尽くしたような贅沢な風景。

眼下に保津川、そして比叡山から大文字山、清水から京都タワーまで。

大河内山荘と比べると、距離もあって視野も狭いのですが、嵐山がもえる紅葉の季節はとても美しくて、これだけの景観を望める場所は、他にはないでしょう。


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温かみのある客殿内には、住職さんがコピーした様々な資料が所狭しと並んでいて、まるで寺子屋の様相。


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なんかいろいろあります。


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算盤で作られた三重塔

千光寺は算盤上達の寺とも呼ばれ、最近では数学、理系上達の寺としても有名だそうです。


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ここだけで何時間でも過ごしていたくなるほど居心地がいいんです京都でそういう気持ちになるお寺さんはここと直指庵だけ。


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右側に見える建屋に住職さんがお住まいになっています。


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元々あった本堂は、1959年の伊勢湾台風で大きな被害を受けて解体されたそうです。その後建てられた仏殿には本尊の先手観音菩薩などが祀られています。


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そして角倉了以の像も


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本当に静かなところです。

松尾芭蕉に、夏目漱石や谷崎潤一郎も訪れ、近年では司馬遼太郎が「街道をゆく」の中でも紹介している嵐山の隠れた名所。

四季おりおりの風景が楽しめる素晴らしい山寺です。













京都の紅葉

昨年は見頃の時期がとても短く、あっと言う間に散ってしまう感じでした。

地元の方でも写真に収めるのに苦労していたぐらいですから、僕ら観光客は運任せになってしまいました。






















京都市内の手入れの行き届いた有名なお寺さんも良いですが、自然溢れる郊外のお寺さんも味わい深いものです。












ここは京都府南丹市園部にあるこじんまりとした山寺の龍穏寺。

隠れた新緑・紅葉の名所です。といってもカメラマンには人気のスポットでピーク時は大変なことになってしまうようです。






















市内から遠いイメージがあるかもしれませんが京都縦貫道を利用すれば園部ICを降りてすぐ。

東山や嵐山で渋滞にハマり、駐車場に苦労して時間を費やすことを考えるとはるかに効率が良いです。
































ぽつんとある総門がなんとも印象的。






















昨年訪れた時にはすでに見頃は過ぎていましたが、早朝だったため掃き清められる前で、たっぷりと散り紅葉を味あわせていただきました。






















今年の京都の紅葉…色づき具合はどうだったんでしょう?












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相変わらず観光客でごった返している京都。

これから紅葉の季節を迎え、さらに盛り上がってしまいます。

人混みと雑踏に疲れたらふらっと立ち寄ってほしいのがココです。











四条のど真ん中、

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

旧明倫小学校(京都芸術センター)

京都一のビジネス街であるこの界隈で、心が温かくなる場所。











京都市内の小学校の名前を見ると面白いことがわかります。

通常、学校の名前はその土地の地名をつけることが多いと思うのですが、京都ではその地域の歴史や中国の古典から名前をつけました。

ここは、私塾"明倫舎"のあとに小学校として創立されたから明倫小学校となったようです。











平成5年に閉校後、リノベーションされ平成12 年に京都芸術センターへと生まれ変わっています。

制作室として使用している12の教室・講堂・大広間・和室はイべント期間中にしか公開していませんが、常時公開している 2つのギャラリーや図書室、カフェ(前田珈琲)、そしてなにしろ廊下巡りをしているだけでも雰囲気を楽しめます。











西館入口の床には八芒星(オクタグラム)が

門柱も八角形だった


















建物自体はモダンな鉄筋コンクリートですが、一歩足を踏み入れると床や腰壁には木材が貼られており温かみがあります。

廊下やスロープを歩くと"ギシギシ"と良い音がしますよ。

校庭を挟んで西、北、南の3校舎があります。カフェや図書室のある南校舎から歩いてみます。











フレンチブル?


















お馴染みの白線


















階段踊り場の窓は大きく採光がたっぷり


















三本線のある階段手すりの親柱。

小学校とは思えない贅沢な装飾。











懐かしい水飲み場


















ここはちょっと怖い


北校舎に行ってみます。










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ここにはタイル張りの水飲み場の先に3階まで続くスロープがあります。











荒らされているわけでなく立派な切り貼りアートです(^^)

面白いのは1階から2 階、2階から3 階では窓の形や装飾が違うんです。











まず1階から2 階。











同じ大きさの四角窓をスロープにあわせて上下にヅラしています。











ここが2階。











そして2階から3 階へ。











ここは大きさの違う半円形の窓。











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昇っていて同じ景色が一つもない。

子供たちが気づく気づかないは別として遊び心が溢れた作りになっています。











素敵な丸窓です。


















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京都というと、神社仏閣に注目が集まってしまいがちですが、このような戦前建築の小学校をさりげなくリノベーションしていたりして、町の文化的レベルの高さを感じます。

このような姿勢があるからこそ、多くの人たちがこの町に魅せられるんだろうなぁ。

人混みと雑踏に疲れたらふらっと立ち寄ってみてください。

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