カテゴリ: 旅/群馬

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前回アップした城峯公園の次に訪れたのは、下久保ダム・神流湖の北側、群馬県藤岡市の桜山公園です。


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桜山公園の冬桜はまだ3~4分咲き(15日)。

山の斜面を覆いつくすように7,000本も植えられているので、満開時には大変なことになるんじゃないでしょうか。

そしてハイカーさんが満足できるようなハイキングコースがあるので心地良い汗をかくことができます。

到着したのは10時過ぎ。

それでも第一駐車場は満車状態でした…大人気です。


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駐車場近くにある日本庭園の池の周りのもみじはちょうど見頃。


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最初の展望スペースの先にある尾根から見た冬桜。ご覧のように多くの冬桜は山の斜面に植えられているので、城峯公園のように間近で見れる冬桜は少ないのですが(山頂から南側の斜面では間近で見れます)、晩秋だということを忘れてしまう景観です。


山頂へ向かう木段は約200段。段差が不規則な木段なので、慣れていない方はなだらかな側道を歩いていました。


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そして山頂には冬桜や紅葉だけでなくいろんな花が咲いていて季節感が麻痺してしまいます。


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景色も素晴らしいですね。


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冬桜の見頃はもう少し先でしたが、紅葉が残っていてとても素晴らしいプチ山歩きを楽しめました。

この時期、花に囲まれ見晴らしの良い山道を歩くことができるなんてとても幸せです。

週末にはライトアップが行われているようですが、桜山公園の醍醐味は景観ですので日中の方が良さそうです。

今週末三連休は大変賑わうのではないでしょうか。

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太子(おおし)駅に関しては以前アップしたチャツボミゴケ公園の様子

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▶︎http://blog.livedoor.jp/club007/archives/16784588.html

を最初にご覧になっていただくとよりわかりやすいと思います。

当時、群馬鉄山とよばれていた現在のチャツボミゴケ公園周辺で採掘された鉄鉱石を、何処にどうやって運搬していたのでしょう?


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吾妻線の長野原草津口駅付近は草津温泉へ向かう玄関口。

最近では八ッ場ダム建設に伴い、吾妻線は新線への切り換え、R145はバイパスが整備されて快走路になったりと、かなり雰囲気が変わりましたが、道の駅の新設やダム工事の見学など話題が豊富なので、草津往来の休憩地として賑わっています。


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草津へのメインルートは大津交差点を右折する草津道路。大型車両も多く、ほとんどの人がこちらを利用します。

旧大子駅跡があるのは長野原草津口駅から草津や野反湖へ向かうルート。


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R292から脇道を入ったところにあります。

※吾妻郡中之条町大字太子254


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ここに初めてきたのは2013年の9月。

2年に一度開催される芸術祭“中之条ビエンナーレ”の展示場所の一つでした。

森のように草木に覆われて廃墟と化したホッパーのいたるところに、白くて小さな妖精たちがちょこんと佇んでいるという作品…

役目を終えた大子駅はずっと地元の公園となっていました。

その後、復元整備が進められ今年の4月に一般公開されました。


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案内板によると、現在の吾妻線は群馬鉄山の鉄鉱石輸送を目的として1945年(昭和20)に突貫で作られたそうです。鉄鉱石専用線?だったんですね。

同時に、長野原草津口駅(当時の長野原駅)から大子駅までは、旧日本鋼管(現JFEスチール)の専用線が作られました。

戦時中ならではの荒技…


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鉄鉱石は、群馬鉄山から太子駅まで索道(空中ケーブル)で運搬し、貨車に積み替え、旧日本鋼管(現JFEスチール)川崎製鉄所へ運ばれていったのです。といっても時代は戦争末期でコトが進まず、同年に終戦を迎えました。

むしろ戦後日本の復興を担った路線だったと書かれています。


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見違えるほどキレイに復元されたホーム。

枕木はクラウドファンディングで再現されたそうです。


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大井川鐡道井川線で活躍していた貨車が譲渡され佇んでいました。アプト式鉄道なだけにコンパクトな貨車です。


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そして圧倒的な存在感があるホッパー…大子駅の歴史の生き証人です。


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ホッパーをこうやってまじまじと観察するのは、以前アップした北海道の羽幌炭鉱・築別坑以来ですが、


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こうしてみると生々しさが全然違います。


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でも土砂を除き、草木を払って汚れを落とし、レールを敷くだけで生き返るんですね。


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シューターの開口部は元々大きいのか、倒壊によって大きくなってしまったのか…


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50年の歳月…やはり傷みが激しい。


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でもゆっくりと遺構を見学できる環境が整っていて素晴らしいことです。


戦後の1961年(昭和36)には旅客車も運行を開始し、ディーゼル車両が1日5往復していたそうです。

群馬鉄山は1965年(昭和40)に資源が枯渇し、翌1966年に閉山。

しばらく旅客営業は続きましたが、1972年(昭和47)に廃線となりました。


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そして46年の歳月を経て、中之条町六合地区産業遺産群の中核として生まれ変わりました。

硫黄鉱石を輸送した草軽電鉄(草津温泉駅~新軽井沢駅)でも修復復元に着手しなかったことを考えると思い切った取り組みです。

将来的には、碓氷峠アプトの道のように廃線跡を歩ける遊歩道が整備されたら嬉しいですね。


大人200円、中之条町民と中学生以下は無料

午前10時~午後4時

火曜・水曜は休み

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1967年(昭和42)に開通した上越線の新清水トンネルは、群馬県の湯檜曽(ゆびそ)駅からモグラ駅で人気の土合駅を通って県境を越え、新潟県の土樽駅へ続く下り線専用トンネルです。

総延長は13,490m。在来線のトンネルとしては北陸トンネルに次いで2番目の長さです。


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雪国へ続く長いトンネルの入口にあたるのが湯檜曽駅の下りホーム。


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2010年(平成22)から供用を開始した新駅舎…

駅とは思えないコンクリート打ちっ放しのシンプルな作り。

上に見えるホームに、ちょうど上り電車が入線しています。


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このように左手の階段を登ると上りホーム。


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ホームから見た土合駅方面…線路は右側にぐるっとループし、ループしてきた線路の架線が右手の山肌に見えます。

猿の鳴き声がうるさくてまいりました…


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さて下りホームですが、トンネルの中とはいえ土合駅のように何百段も降りるわけではなく。

緩やかなスロープを百mほど歩くだけです。

四角い形状のトンネルから…


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トンネルらしく丸みを帯び始め…


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いきなりのトンネル感に戸惑いましたが、土合駅とはまた違った魅力があります。

(以前アップした土合駅の様子はこちら)

▶︎http://blog.livedoor.jp/club007/archives/5725444.html


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水上駅方面…太陽の明かりが見えます。


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新清水トンネルの入口です。


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そして土合駅方面…このホームは、とにかく長いのが特徴で緩やかにアールを描いています。


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ここが暗闇のはじまりです…覗き込んでも何も見えません。


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土合駅方面から水上駅方面を振り返ると、このホームの姿がよくわかります。


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長岡行きの下り列車が入線してきました。

この列車に飛び乗り、土合駅まで行き462+24段を駆け上がり、4kmの道のりを歩いて戻ってこようか…本気でそんな気持ちになりました。

賑やかな土合駅と違い、雪国の風の音が微かに聞こえる静かな駅でした。

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各地の有名な木造駅舎を数多く見てきましたが、歴史を感じさせる温かみと地域の方々に愛されている現役の駅舎で頭抜けていたのが、わたらせ渓谷鐵道の上神梅(かみかんばい)駅です。


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わたらせ渓谷鐵道…通称“わ鐵”は、群馬県の桐生駅から渡良瀬川の渓谷に沿って遡り、足尾銅山で栄えた栃木県の間藤駅に至る44.1kmの第三セクター鉄道で、トロッコ電車も運行していて家族連れに大人気。

上神梅駅は桐生駅から5駅目。


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木の電柱の奥に、なんとも素朴な木造駅舎。重さを考慮してか屋根に瓦は使われていません。そして入口のひさしは苔むしたトタン。


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駅名看板がレトロ…


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壁や天井…使われている木材は1912年(大正元年)開業以来のままでしょうか?

なんとも深い味わいと温もりを感じます。


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そして子供たちの絵と習字が駅舎とマッチしていて、懐かしい気持ちになり、小学生の頃を思い出してしまいました。


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平衡感覚を狂わせる曲がった改札ラッチ。


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ホーム側から…とても素敵でため息が出ました。


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ハンドメイドのベンチや、


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造り付けの木製ベンチなど、駅舎廻りはベンチで囲まれています。


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そして季節の花々…自生の花ではなく、プランターで育てられた季節の花々が持ち寄られて、駅舎を覆いつくしています。


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コキアもありますね。

手入れが行き届いていて地元の方々の愛情を感じます。本当に素晴らしい…


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そうこうしているうちに、足尾方面から上りのトロッコ列車?が入線してきました。


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ちなみにこちらは春の間藤駅。


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そして同じ木造駅舎の足尾駅…駅前の桜が満開でした。


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足尾駅には旧型列車が保存されています。


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春にはどんな花々が持ち寄られるのでしょう。

来春に訪れるのが待ち遠しい駅となりました。

価値が認められ保存されている旧駅舎跡も好きですが、やはり素敵な現役駅舎はイイですね。

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覚満淵の次に向かったのは地蔵岳。

山頂には多くの電波塔がそびえ立っているので、麓からみてもすぐにわかる峰です。


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赤城山には、ボート遊びや、ワカサギ釣りで賑わう大沼(おの)に、前回アップした覚満淵、そして四季によって湖面が変わる神秘的な小沼(この)という3つの水辺があります。


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地蔵岳はこの3つを箱庭的に望むことができて、なおかつ短時間で登れてしまうので個人的には黒檜山(くろびさん)より登る機会の多い山です。


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雨上がりなので、八丁峠の登山口から木階段を登ります。


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このコースだと山頂までは600m。


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10分もたたないうちに神秘的な小沼(この)が見えてきました。

逆光ですが奥に関東平野が広がっているのがわかりますか?


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20分ほどで山頂の少し下にある小沼(この)のビュースポットに着きます。

ここ好きです…地蔵岳の山頂付近は広々としていてとても気持ちいい。


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やはり白樺が多いですね。


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控えめながらも美しい紅葉のコントラストだと思います。


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前回アップした覚満淵。


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そして、


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関東平野越しに望む富士山…

何時間でもボ~っとしてられます。


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山頂へ移動すると展望は北東側へと変わり、赤城おろしの冷たい風を感じます。


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広がるのは大沼と赤城山最高峰黒檜山。


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赤城神社。


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ハイカーの方なら、黒檜山~駒ヶ岳~覚満淵~小沼~地蔵岳と歩くと、より本当の赤城山が満喫できると思います。

ところで、小沼を眺めながらコーヒーを飲んでいると…あたりから鈴の音や笑い声、子供の声まで聞こえてきます。

尾根伝いの山の先を見ると、人の姿が豆粒のような大きさで見えました。

たぶん地形によるものだと思いますが、今までの中で一番音が通る山かもしれない…

人の悪口をいいながら登るのは危険です…

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