カテゴリ: 旅/静岡

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木製シャンデリアのある駅舎の壁一面には色鮮やかなマリメッコのファブリックパネル…。そして木製改札口の先には桜並木…。天竜浜名湖線の都田駅は、一度訪れたら忘れられない無人駅となりました。

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茶畑、天竜川、奥浜名湖、みかんの段々畑…。温暖な遠州地域をのんびり走る天竜浜名湖線は、天浜線と呼ばれ、沿線に住む人々だけでなく多くの鉄道ファンからも愛されています。そういえば静岡県には魅力的なローカル線が多いですね。

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天浜線が鉄道ファンに人気のある理由のひとつに、多くの駅や橋、施設が昭和初期に開通した当時の姿を残していることがあげられるかもしれません。
39ある駅のうち11の駅が、さらに橋や駅施設などを含めると、全部で36施設が登録有形文化財に指定されています。
今回、フォトジェニックな都田駅だけでなく、過去何度か訪れたことがある天浜線の春の風景をまとめてアップしてみます。

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掛川駅から3つ目、ヤマハの工場に隣接する桜木駅。天浜線の無人駅は、郵便ポスト大きさや設置場所が違うだけで、だいたいこのようなつくりです。

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春の花に彩られた構内。

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登録有形文化財制度の長所は、現状とほぼ同じ外観であれば、建物内に手を入れても構わないということ。桜木駅の駅務室はケーキ屋さんと工房にリノベーションされていました。

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愛らしい案山子がお見送り、お出迎えしてくれます。駅が無人で寂しくなるよりも、お店として使われれば地域の人々のコミュニティになります。天浜鉄道さんにとっても、駅が荒れる心配がないし、利益を得ることもできます。

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こちらは原谷駅。“姫乃”という駅名標は、“ウォーターボーイズ2”のロケ地となったからです。

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使い込まれた木製改札口。

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踏切が鳴り、ディーゼル独特のエンジン音とともに列車が入線してきました。ホームに桜並木があるのどかな駅です。

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遠江一宮駅。ここの駅務室はお蕎麦屋さんにリノベーションされていました。

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排気口の上には燕の巣…春ですね。

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緩く曲がったホームとレールが印象的で、ついつい長居してしまいます。

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天浜鉄道の本社と車両基地がある天竜二俣駅。

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この車両基地の先には、開業時から現在まで稼働している転車台と扇形車庫があり、見学ツアーを毎日実施しています(時間は天浜鉄道さんのHPにて)。機会がなく、見学会に参加したことはありませんが、週末は賑わうそうです。

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天竜二俣駅にはたくさんの登録有形文化財があります。そのうちのひとつが、島式のホームに建てられた重厚感のある上屋。柱や梁の一部には古レールが転用されていました。

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木製ベンチが歴史を感じさせます…夜はどんな雰囲気になるのだろう。

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そして都田駅…登録有形文化財に指定されてはいませんが、マリメッコのファブリックパネルと木製改札口の先の桜並木がなんともフォトジェニックです。

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地元の企業さんによって、駅cafeとしてリノベーションされています。

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グッドデザイン賞のパネルが貼られていました。古いモノを活かしつつ、若い人が集まる要素が取り入れられており、地域の町おこしに一役かっているようです。

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もともと、都田駅は桜並木の美しい駅。マリメッコと桜並木…春にしか見ることができない風景です。
マリメッコのカーテンとヘッドレストカバーに模様替えされたイベント車両も運行しています(運行日は天浜鉄道さんのHPにアップされています)。

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都田駅の2つ先の金指駅。ホームと一体となった独特な形状の旅客上屋と、

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高架貯水槽(蒸気機関車に吸水するためのコンクリート製貯水タンク)が登録有形文化財に指定されています。

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ここは寸座駅…ちょっと座りたくなる駅です。西気賀駅を過ぎたあたりから奥浜名湖が見えてきます。ところが、ホームから湖が望める駅は意外と少ないのです。

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湖からは少し離れていますが、峠に作られた高台の駅なので開放感があります。ホームには雨がしのげる程度の待合室と、地名の由来となった“大きな石”があるだけでとても静か。

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この駅は昨年単行本化された“いぬじゅん”さんのケータイ小説「無人駅で君を待っている」の舞台となって話題になりました。どうやらストーリーのクライマックスは夕暮れ時なので、天気の良い夕方は賑やかになるのかもしれません。たしかすぐ近くには、本州で一番夕日が美しく見えるサービスエリア(個人的な感想です)浜名湖SAがあります。寸座駅のホームから湖に沈む夕日は見えないかもしれませんが、オレンジ色に色づく奥浜名湖は楽しめるはず。機会があれば見てみたいですね。

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最後は浜名湖佐久米駅。11月〜3月にかけて、多くのユリカモメが訪れる駅として話題になっています。

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駅舎内に貼られていた写真…凄いですね。こういうの苦手な方も居ると思いますが、子どもたち大人気です。

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鳥インフルエンザの影響で餌やりは自粛されていましたが、ホームに立つだけで、こちらの様子を伺うユリカモメが集まってきます。離島へフェリーで旅をしたことがある方なら共感してもらえると思いますが、人間から餌を貰ったことがあるカモメの執念と体力は凄まじいものがあります。

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天浜線の無人駅は、トイレを含め清掃や整備が地元の人たち主体で行われています。だから駅の建物が古くても清潔でキレイ。

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これが訪れた人の好印象を生み出しファンが増える要因なのかもしれません。
人里離れた山間部を走り、秘境駅もある大井川鐵道。車内から工場夜景が楽しめる岳南電車…静岡県は良い意味でローカル線の宝庫ですね。

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NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台になった奥浜名の引佐(いなさ)町。

番組オープニングシーンで、ここ立須(たちす)と呼ばれる石灰岩の岩場の上空からの映像が使われ、当時話題になりました。


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どうやら直虎ブームは落ち着いたようで、町は平穏を取り戻しているように見えます。

ここは天竜浜名湖鉄道(天浜線)の金指駅国登録有形文化財の味のあるプラットホーム。


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SL時代の名残り、高架貯水槽。

天浜線の鉄道施設には、たくさんの国登録有形文化財がありますね。


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立須へは金指からR257を北へ向かい、井伊谷(いいのや)交差点を右折してまずは三岳神社を目指します。

三岳神社には駐車スペースがあり、三岳山へ向かう登山口があります。


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三岳神社入口から車で1分、徒歩で10分ほど先に滝沢展望台へ続く分岐があります。

この分岐を右に登っていくと風力発電の風車があり、34台駐車できるスペースがあります。


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そこが立須への山道入口。

立須までは300mほど…5分とかかりません。


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石灰岩がゴロゴロ現れてきました。


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立須ですこの石灰岩の岩場を登っていきます。

奥浜名・浜名湖北岸は、“秩父帯”と呼ばれる25千万年に自然が作り上げた石灰岩地帯。

特に井伊谷付近は石灰岩の山が多く、鉱山跡・採石場跡があり、以前アップした鍾乳洞の竜ケ岩洞(りゅうがしどう)も近くにあります。


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岩場を登りきると開放感のある絶景が広がっています。


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眺めは素晴らしいのですが、腰を下ろす場所が少なく、ゆっくりのんびりと休憩できないのが難点。

そして石灰岩の隙間にスマホやデジカメなどを落としたら回収に難儀しそうです


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直虎ブームが落ち着いた今以前のように静かに絶景を堪能することができました。

ふだん山歩きをされない方には

岩が珊瑚礁のように尖っているので、スニーカーではソールが傷んでしまうかも。

そして手袋があった方がよいでしょう。

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いくら春霞が酷くても、さすがにここまで近づけば、富士山をくっきり見ることができます。

富士サファリパーク近くの越前岳(愛鷹山)へ向かう登山道の途中にある十里木高原展望台。

ちびっ子でも、ゆっくり時間をかければたどり着ける、富士山絶景スポットです。


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展望台までは木段が続く東コース(400m)となだらかな西コース(700m)。


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ここは富士山との距離感が絶妙だと思います。


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均整の取れた円錐形のシルエット。


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宝永火口と宝永山…ごつごつとした荒々しい富士山。


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今年も多くのハイカーさんが登るんでしょうね。


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十里木高原展望台から数分登ると電波中継塔があります。

この辺りも広々としていて、馬ノ背見晴台まで行かなくてものんびりできます。


富士山…その雄大な姿は、何百年、何千年も昔から見る者の心を震わせてきました。

登山を楽しむ、眺望を楽しむ、撮影を楽しむ、スケッチを楽しむ…富士山の楽しみ方はさまざまですね。

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晴れているのに遠くの景色がぼんやりとかすんでよく見えない…春の霞み。

松崎町・雲見の絶景スポットの一つ、高通山(たかとりやま)からの景色はまさにそんな感じでした。


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高通山は波勝崎の北にある標高519mの里山。

山頂付近には山桜、そしてGWの頃にはツツジで赤く染まる絶景スポットですが、山歩きをされない方には馴染みが薄いかもしれません。


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WCがある高通公園の駐車場。


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春の日差しが降りそそぐうららかな季節。

桜の開花前なので、今日はどうやら貸切りのようです。


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山頂まではわずか850m…木段と石段の山道をひたすら登ります。


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心地よい海風…20分ほどでようやく見晴らしがよくなってきました。


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さらに10分ほどで山頂に到着。


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波勝崎・南伊豆方面の展望。

ぼんやりしてますね…黄砂の影響かもしれません。


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北側の展望広場へ移動してみます。


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西伊豆・堂ヶ島・雲見方面。

本来なら堂ヶ島の先あたりに富士山がドンっとそびえているのですが。

こんなに晴れてるのに肉眼でも確認できません。


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眼下には、以前アップしたことのある烏帽子山(雲見浅間神社)と千貫門。

▶︎http://blog.livedoor.jp/club007/archives/1836130.html


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烏帽子山の展望台から千貫門と高通山方面の展望。強風時には身の危険を感じます…


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春の風物詩の一つである春霞ですが、黄砂や花粉などの影響もあってか、年々酷くなっている気がします。

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波浪警報発令時は、昼寝どころじゃありませんが…西伊豆・戸田の御浜岬はカップルにおすすめなところです。


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寒くて近づいてきたニャンコ…でも、一定の距離は保っています…


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夕暮れ時もおすすめ。


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その他、画像が少なすぎて記事にできない伊豆の風景を。


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大瀬崎の神池は、ドローンでも使わない限り、良い絵は撮れませんね。


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とある小学校前の歩道橋。

毎日、この眺めを見て成長していくんですね。


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ドライブ・ツーリングの定番スポット。

風の強い日は、大袈裟でなく飛ばされます…


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そして最後は、知人の別荘地から眺めた不思議なマジックアワー…


南から来た火山の贈りもの…

やはり、いろんな表情を見せてくれる伊豆は素晴らしいところです。

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