カテゴリ: 富士山

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ご存じ千円札の表面は野口英世博士そして裏面は富士山と桜。

その富士山の絵は、ここ中ノ倉峠から写真家・岡田紅陽氏(1895年~1972)が撮影した湖畔の春の画像がベースとなっています。

2024年には紙幣が刷新され、新千円札の裏面は葛飾北斎の浮世絵富嶽三十六景の有名な神奈川沖浪裏に決定していますね。

ツーリングやキャンプで何度も訪れている本栖湖ですが、この展望台は富士山が世界文化遺産に登録された後…2016年に新たに整備されたということもあり未訪でした。前回アップした山中湖の石割山から移動します。


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混雑している河口湖畔を避け、オーソドックスにR 139で本栖湖へ向かいましたが、途中西湖付近の青木ヶ原樹海の紅葉がとても綺麗でした。


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もののけ姫の世界を超える樹海の森


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本栖湖畔まで来ると河口湖ほど混雑していませんでしたが、多くの観光客が湖畔の富士山ビュースポットで撮影していました。

駐車場のWC横に山道入口があります。

案内板によると680m30とても整備された歩き易い山道でしたが、山歩き未経験・運動不足な方にとってはすべてがえらいはずゆっくりと登ってください。山歩きに興味を持つきっかけになってくれればと思います。

途中、木を伐採し見晴らしが良くなっているところが2箇所ありました。


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残り310mとの案内板がある地点。

湖畔から数分登るだけで富士山の表情が違って見えます。


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宝永山が見えないからか柔らかな印象そして何よりも本栖湖が碧い


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もう一つは精進湖と本栖湖の中間にあるパノラマ台への分岐案内板ある地点の手前


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小さな岩が目印です。ここは上りの際はわかりづらいかもしれません。


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紅葉の季節に映えるところですね下山時には誰もが気づくはずです。


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そして中ノ倉峠展望地からの富士山湖畔のビュースポットが下の方に見えています。あそこやキャン場からではあまり感じませんでしたが、本栖湖は富士五湖の中で最も深いだけあって吸い込まれそうな碧さです。


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向かって右手に竜ケ岳の峰が伸び、左手には富士山の裾野にかぶるように大室山があります。岡田紅陽氏が撮影した千円札の富士山と同じ構図です。


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そもそも本栖湖で逆さ富士が見られるのは極めて稀で、そのチャンスは年に一、二度ともいわれています。千円札の逆さ富士はお預けです。

湖畔で見る眺めと同じだ、と言う人もいるかもしれませんが、ほんの少し高度を上げるだけで、こんなにも眺めが変わるものなのかと実感しました。

前回アップした山中湖の石割山と違い、富士山・本栖湖・竜ヶ岳・青木ヶ原樹海に大室山、すべてが一つに調和した絵画のような風景。ここへは春にもう一度訪れたくなりました。

最後にスナップ画像をいくつか


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富士五湖の中でも河口湖畔は大変な賑わいでした。それは昔も今も変わらないのですが、インバウンドが増え、オーバーツーリズム状態のような気がしました。

人混みが“らしさ”だったりする秋葉原や難波と違い、富士山を中心に自然を楽しむ場所ですから静かに景観を楽しみたいものです。

それでも自分だけのお気に入りの絶景を見つけようとしている人が多くなった気がします。

ようするに旅行サイトなどで取り上げている有名なスポットだけでなく、あたり均等にのんびりと散策している人が増えたようで、混雑によるストレスを感じることはありませんでした。

難波化しつつある京都などでは感じない感覚です

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前日の雨があがって、この日は穏やかな陽気富士五湖周辺では紅葉狩りを楽しむ観光客で大変賑わっていました。


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早朝の山中湖きららからの富士山。


だいぶ積雪エリアが拡がってきたようです。

富士五湖周辺の山に登り、山頂から富士を眺めるいよいよ富士見登山の季節です。

予報では今夜からまた下り坂らしく、他にも訪れたい場所がたくさんあるので、コースタイムの短い石割山に登ってきました。


石割山は山中湖の北側にあり標高は1313m。山頂からの展望が素晴らしく、富士見の山としてハイカーさんにとても人気があります。


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山歩きの始まりは平野バス停から徒歩でスタートしてもいいですし、登山口である石割神社の鳥居まで車を利用してもOKです。


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まずは鳥居の向こうに罰ゲームのような403段の石段が待ち構えています。最初は、傾斜が緩いため手すりが設けられていませんが、途中から一気に勾配が突き上がるようになってくるので中央手すりが設けられています。朝一番膝にシビれる石段です。


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石段を登りきると東屋のある富士見平ここから少しだけ尾根歩き。落ち葉がフカフカして気持ちいい


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しばらくすると林道のような砂利道が続き、砂防ダムを越えると、の字に似て割れた巨大な岩が鎮座する石割神社に到着します。


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初めて訪れた方はびっくりするかもしれませんしめ縄が凄い


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岩の割れ目を3回通り抜けると幸運が開けるといわれています。胎内くぐりのような感じですね。


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ここから先、山頂までは狭い登山道が続きます。大きな段差ができているところは露出した岩や木の根、ロープなど掴んでよじ登って行くようになります。混雑時は時間がかかるかもしれません。


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突然視界が開け、鳥居から1時間弱で山頂に到着です雲ひとつない青空と白無垢の富士山。

美しさと雄大さに惚れ惚れしてしまいます。


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富士山は何かと組み合わせるとより見方が多彩になりますが、遮るもの無く裾野からどっしりと構える姿を目の当たりにすると感動がひとしおです。


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これだけ天気が良いと、山麓どこからでも素晴らしい富士を眺めることができますね。

海外からの観光客の皆さんもこんな晴れの日に最高の日本を満喫できて大満足だったのでは。

このハイキングルートはこの先、富士見の稜線を歩き、平尾山で一歩富士へ近づいて、大平山で山中湖と富士山を間近に見るという4時間弱の極上の縦走コースです。

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いくら春霞が酷くても、さすがにここまで近づけば、富士山をくっきり見ることができます。

富士サファリパーク近くの越前岳(愛鷹山)へ向かう登山道の途中にある十里木高原展望台。

ちびっ子でも、ゆっくり時間をかければたどり着ける、富士山絶景スポットです。


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展望台までは木段が続く東コース(400m)となだらかな西コース(700m)。


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ここは富士山との距離感が絶妙だと思います。


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均整の取れた円錐形のシルエット。


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宝永火口と宝永山…ごつごつとした荒々しい富士山。


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今年も多くのハイカーさんが登るんでしょうね。


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十里木高原展望台から数分登ると電波中継塔があります。

この辺りも広々としていて、馬ノ背見晴台まで行かなくてものんびりできます。


富士山…その雄大な姿は、何百年、何千年も昔から見る者の心を震わせてきました。

登山を楽しむ、眺望を楽しむ、撮影を楽しむ、スケッチを楽しむ…富士山の楽しみ方はさまざまですね。












以前掲載したことがある湯之奥猪之頭林道

http://blog.livedoor.jp/club007/archives/761473.html


久しぶりに行ってきたので新しい画像を掲載します。











相変わらず通行止めの多い林道ですが訪れるたびに新しい発見があります





























パラグライダーのランチャー台が新しく増設されていました


角度によって様々な表情を見せる富士ですが、西からの眺めは「ワイルドな富士山」。

ここから眺める富士は大沢崩れがくっきり見えます。











真っ二つに割れる富士

大沢崩れは今も進行していて、崩壊地は拡大し続けています(朝霧高原から富士を眺めていると雷のような異音が聞こえることがありませんか?)

しかも、崩れている土砂の量は、1日あたりで大型ダンプカー30台弱。総崩壊土量は、東京ドーム約60 杯分











ダイヤモンド富士で有名な田貫湖とこの辺りからの眺めが大沢崩れのベストスポット











富士山噴火の溶岩の流れ道、大沢崩れ。数百年後、数千年後。

富士山はどのような姿になるのでしょうか?

湯之奥猪之頭林道は、生きている富士を目の当たりにすることができる場所だったりもします。













最後は山中湖越しの眺望


河口湖と山中湖はとても大きくて、モーターボートが走ったり遊覧船が回遊していたりと、楽しみ方のスケールも違ってきます。

湖畔には、小粋なレストランやホテル、雰囲気の良い美術館、公園なんかも整備されていてお洒落なリゾートといった印象があります。


ここは山中湖から県道730で三国峠へ向かう途中にある有名な展望スポット、パノラマ台。

駐車場が狭いうえに、車中泊しているキャンピングカーが止まっていたり、昼夜問わずいつも混雑しているところです。

運良く駐車できたら、明神山へ向かうススキに囲まれた遊歩道を20分ほど登れば、びっくりするほど静かです。












背の高いススキの群生地なので、遊歩道から一歩入ってみてください。

ここは遮るものが無いので広々として気持ち良いです。












遠く南アルプスの山並みを眺められるのもポイントが高い。もっと楽しみたい方へは、石割山から平尾山~大平山にかけてぐるっと周回するのトレッキングがおすすめ。

山歩きは4時間程度です。












山中湖畔からのぞむ富士は、宝永山が目立つせいか、リアル富士というかゴツゴツしていて…直感的に生きている山だな燻っている山だなと感じます。


海越しに眺めても、山から眺めても、湖越しに眺めても忍野八海からや花畑の公園越しの富士も































とにかく世界中の人々を魅了する山ですね。

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