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セークスピア俳優の、ケネス.ブラナーがポワロを演じ監督もしている、アガサクリスティ名作「オリエント急行殺人事件」を観た。
今までのポワロは、NHKで放映のデビット.スーシエ(声:熊倉一雄)を見慣れていたせいか、画面のポワロに慣れるまで違和感と言うか、不思議な気分であった。

しかしさすが、映画館で観るとスケールが凄い。
イスタンブール発カレー行きのオリエント急行がもくもくと煙を吐いて、優雅にしかも力強く走る姿は、素晴らしいの一言に尽きる。
イスタンブールの街並み、セルビア~クロアチア間の雪の山岳地帯、雪の渓谷に掛かる巨大な木造の鉄橋、思わず息をのむ素晴らしさ。
この景色を見るだけでも映画館に来た価値はある。

しかし、この映画は従来のポワロ像とは全く異なる人物に仕上がっている。
今でのポワロと言えば、偏屈で自信家、頭でっかち、運動神経なしだが、
とにかく、ブラナーのポワロが恰好好過ぎるのだ。
トレードマークの髭さえカッコよい。
しかも、身軽で腕力もあり、ポワロと言うよりはシャーロックホームズに近い。
映画は007ばりにスリルとアクションが加味され、場面展開もスピーデイだ。
セリフ回しは、まるでセークスピア劇を観ているようだ。

この作品は今まで何度も映像化されているが、今回は一味違う味付けである。
色んな意味で一見の価値あり。

しかし、一つ残念なのは、事件のカギを握る列車内での赤い衣服の女性の目撃を、言語では赤い「キモノ(竜の刺繍の着物)」と言っているのに、字幕では「赤いガウン」と訳していたのが不自然であった。
そこは「赤いキモノ」でも良かったのではないか。

次回作は「ナイルに死す(ナイル殺人事件)」

これも大い期待したいものだ。

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「私、失敗しないから!」
TVドラマ好きの僕は、ドクターXのこの決めセリフが好きだ。
勧善懲悪でいつもスカッとする。
これはもう、「これが眼に入らぬか!」と、格さんが悪人に差し出す、現代版水戸黄門の「印籠」であり、旗本退屈男が「天下御免の向こう傷!」と言って見えを切る構図である。

気持ちが好いはずである。

それに、米倉涼子の人を食ったあの高慢な態度が、世の小父さん達の心をくすぐる。
ミーハーの僕などはたまらないのだ。

しかしである。
僕達は今まで、どのくらい多くの失敗を重ねてきただろうか。
そしてどれだけ悔んだろうか。

発明家のトーマス・エジソンは
「私は決して失望などしない。どんな失敗も、新たな一歩になるからだ」
と名言を残しているが、彼のように強い信念の持ち主は稀であろう。

普通の人間は失敗するとなかなか立ち直れないのだ。

しかし、何事も時間が解決することも事実。
そしてやがて、失敗しない人間などいないと気付くのだ。

ここからが肝心である。

失敗の後で、踏み出す「勇気ある一歩」こそが、人間の成長である。

エジソンはまさに、そのことを言っているのである。

失敗多きご同輩諸君! 次の一歩を目指せ! 勇気をもって!

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TVの旅行番組が好きで、細君といつも観ている。
何本も録画がたまって見きれない位だ。
今なら日本の紅葉巡りが好いが、世界の絶景巡りも好い。

TVの前で世界に行った気分になりながら、熱いコーヒーを飲む。
手軽でお金もかからない、う~ん気持ちいい。

アジアは若いころ仕事の関係で、中国、韓国、香港、シンガポール、マレーシアには行ったことがある。
だがヨーロッパには行ったことはない。

イギリスのロンドンには一度行ってみたいなと思う。

テームズ川、夏目漱石が書いたロンドン塔、シャーロックホームズが住んでいたベーカー街、ビートルズのアビーロード、

そして有名なビッグベン。

ビッグベンは、イギリス国会議事堂の時計塔に付いている巨大な時鐘である。
重さが13.5トン、高さ95m、鐘の直径2.7mで1860年に完成した。
4面にある時計盤は直径7.5m、小さな鐘が15分毎、大きな鐘が1時間ごとに鳴っていた。

鳴っていた、と言うのは本年8月から大規模な補修のため、特別なイベントを除き、2021年まで鐘を鳴らさないのである。
なにせ158歳を超えた大時計、その機能維持のために3人の時計職人が、エレベーターのない時計塔の334段の階段を昇って、毎日時報を聴きながら時刻を合わせているのだ。
観光名所の歴史的遺産はこうして、職人たちによって守られている。

♪人生は短い(life is very short)  と ビートルズも歌っている。

体が動くうちに、なるべく多くのものを見ておきたいね。お金と余裕があれればね!

そしてロンドンに行くなら2021年以降にね!


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