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むかし、僕がまだサラリーマン現役の頃、部下や後輩に対してこう言っていた。

「健康管理と時間管理ができない奴は、何をやらしても結局ダメな奴だ」

今思えばすごく上から目線で、いやな奴と思われただろうな。
でもそれは、不器用で出来の悪い僕自身が先輩や上司から言われたことでもあるんだ。

実際に社会人になって健康管理と時間管理はとても大切なことで、優秀でありながら健康を害したり、時間をおろそかににして失敗した先輩や同僚を何人も見てきた。
最近は社会的に労働問題としてもマスコミをにぎわしているが、今に始まったことではない。昔からずっとあった問題なのだ。

そうはいっても、僕も若いころは時間に追いまくられていた。
学生の頃は、のんびりその日その日をきままに、だらだらすごしているばかりだったが、30、40歳代の働き盛りの頃は、時間との競争、いや戦いの日々だった。やってもやっても次々に仕事が湧いてくる。相当な無理もした。僕だけではない、周囲がみんなそうだった。あの頃の日本人は、皆経済と繁栄と言う熱にうかされていた。未来は必ず良くなると思っていた。

人生80年の時間は秒数で換算すると、約25億2300万秒だという。

もうその大半を使い果たした僕だが、しかし今となって思う、時間と言うものはかけがえのない貴重なものだ。
僕は時間を大切にしただろうか。

今この瞬間の一秒も、残り少ない時間おうちの一秒だ。
それならば、この一秒一秒を楽しく有意義にしようではないか。
人生は、砂時計。
ほら、だんだん残り少なくなってゆくよ。

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よくもの忘れをする。
歳のせいだと言いたいが、小学校の通知表の先生意見欄に、良く宿題を忘れると書いてあったところを見ると、生来粗忽者なのだろう。

最近は、人の名前はもちろん、漢字、昨日の食事のメニューなんかなかなか思い出せない。
特に、仕事上の取引先と面談するとき、相手の名前がなかなか出てこない時は困る。
あれこれ話題を変えながら、なんとか思い出すのに苦労する。

必需品の老眼鏡をどこに置いたか忘れれるのはいつものこと、あちこち探し回り、挙句細君を動員する。
「呆けたら面倒見らんよ!」と細君は冷たく言い放つ。

物を探すと言う行為は、全く無駄な時間である。
それに、非常に疲れる。精神上よくない。

あるアメリカの企業による調査では、人がものを探している時間は一ヶ月平均で76分だそうである。
1年間だと約15時間になるという。
パソコン内のデータを探す時間も含まれる。

そういえば、僕の職場の若手職員のパソコン画面はファイルでいっぱいになっているな。
あれでよく仕事ができるものだと感心する。

日々の整理整頓が大切なことは解かっているが、、、。
これも性格なのだろうな。

と言いながら、ええ~と、あれは何処にいったかな?

むむ、そもそもあれって何だったかな?

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早朝、いつもの散歩に畦道を歩く。
田圃の稲刈りは半分ほど終わっている。
刈り取りが終わっていないまだ青味がかった稲穂も頭を垂れている。
この残った稲は飼料用だろうか?
家畜用の稲を育てているとは最近TVで知ったばかりだ。
人間の食糧不足の世界で、家畜用の米生産はなんだか不思議な気分になる。

畦道には、いつのまにかコスモスが咲いている。
白やピンクの花が満開だ。
コスモスが秋風に爽やかに吹かれている。

コスモスの 所々に 咲く日かな

雲間から陽が差し始めた。
細い茎に健気に咲く花、コスモスに心を癒される。

TVニュースで75歳と72歳の夫婦の車が岸壁から海に落ち、夫は亡くなったらしい。
警察は事故と自殺の両面で捜査中とか、、、。
この夫婦に何があったのだろうか。豊かさの狭間で苦しむ人々もいる。

好いことばかりでもなく、悪いことばかりでもないこの世の中。
とにかく僕等は生きてゆかなければならないのだ

風に揺れるコスモスを見ながら、今がある幸せを思ったのである。

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