2011年02月

山の畑(12)埋め立て工事

今年も種まきの季節がやってまいりました。
去年は頑張って20坪くらい耕しましたがナス、ジャガイモ、トマト、ピーマンなどナス科の野菜は連作障害が出るので5年くらい置いた方が良いらしいです。
しかし輪作するとなると面積が足りないため休耕期を利用して北側の斜面も埋め立てて有効利用することにしました。

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最初、自分でブロックを積んで土入れだけ業者に頼むつもりでしたが、野菜の師匠のKさんが時間がとれるようになって、やってくれるというので一式お願いしました。 
普通にブロックを積むだけでは時間が経つと土に押されて倒壊する恐れがあるので下にL型のコンクリートを打って重い石を先に埋めてから土を入れるそうです。 自分で素人工事やっていたら強度に問題が出るところでした。
ついでに畑に重機を入れて掘り返してもらいました。
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上の写真のようにフルイにかけて畝用の土を作ります。
本当は5トンくらいの大量の堆肥をこのとき混ぜてしまえばベストなのですが予算の関係で今年もタダの馬糞と木材チップをもらって積むことにしました ^^;
埋め立て用の土も近所の工事で出てきた廃土をタダでもらってきてくれるというので大助かりです。 写真は掘り返してフルイにかけた土。
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小型ダンプで何回も往復してやっと斜面が埋まる。

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トータルで50坪くらいに拡張されました。 結構広いです。
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フェンスも最初溶接機を買って鉄筋にワイヤーメッシュを溶接して自分で作ろうかと思ってましたが、却って高くつくことがわかったので溶接もプロのKさんに作ってもらいました。
さて今週から畝作りをして 歓びの種 でも蒔きましょうかね。

ベテルギウス

オリオン座の肩の部分にペテルギウス((Betelgeuse)という赤い星があります。

orion






ペテルギウスは直径が太陽の1000倍もある赤色巨星ですが、
この星は過去15年で15%も収縮しているらしく、近い将来超新星爆発の可能性があると言われています。

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NASA が発表した爆発の兆候=表面のデコボコと白い斑点






直径が太陽の1000倍に達するいうのは太陽を置き換えると大きさが地球や火星の軌道を飲み込んで木星に達するくらい巨大です。

この星は我が太陽系から640光年という比較的近いところに居るのですが
それでも大阪に置いたソフトボールを東京から見るくらいの視野角にすぎません。
それが最新の望遠鏡技術で周囲を流れるガスの様子までわかるというから驚きです。
もし超新星爆発した場合は2週間ほどの間、空に太陽が二つ輝くというスターウォーズの世界のようになるとも言われています。
Betelgeuse_Explosion






爆発した場合の様子はこちら。

シリウスのように太陽系から8.6光年しか離れていない星が超新星爆発をおこすと地球上の生命は全滅するそうですが、ペテルギウスの場合は無害なのか、地球が蒸し焼きになるか、学者の間でも意見が分かれているようです。
ガンマ線バーストで上層大気に大規模な電離が起きてオゾン層が破壊されるくらいはありそうだ。

2012年はマヤ歴が終わる年ということもあって、あまり根拠のない天変地異説が大流行ですが、こちらは数十億年という恒星の寿命からすれば100年くらいは誤差の範囲かもしれませんが、爆発するのは間違いなく、ひょっとしたら現在はもう存在していないのかもしれません。
(なんせ地球に光が届くのが640年後ですから)
いや、「現在」というのも相対論では絶対ではないので、この言い方は間違いですね!

さてNASA がアップした我が太陽の表面活動です。
NASA 3-D Sun Active Region (red/cyan)

左目に赤、右目に水色(シアン)のセロファンを貼ったメガネで見ると飛び出して見えますヨ。

太陽の周辺に見える怪しげな物体??
*ALERT* Space Vehicle *ALERT* 


スタートレックに出てくる荷電粒子でできた巨大な知的宇宙生物だったら面白いね。
物理学者のフリーマン・ダイソンもどこかでそんな事言ってたような。。



 

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