いつも鶏舎に近づくと私が来たことに気がついてソワソワ動く鶏が、今日は見えないのでどうしたのか、と思っていたら樽と柱の間にはさまって死んでいました。
高い場所で糞が見られなくなり、もう体力があまりなかったようですが、虫でも見つけて追いかけて樽にはさまって、抜けなくなったのか、可愛そうな死に方でしたが3年と2か月の命でした。
栗の木の根本に埋めました。
体から溶け出したカルシウムなどが木の成長を助けてくれるでしょう。
植物に骨はなくてもカルシウムは細胞を活性化して根や実の成長を助けるそうです。
一方でOさんの鶏舎には今年生まれたヒナがやってきました。
卵を産まなくなった老鶏は一緒に入れるとヒナを突くので別の鶏舎に移動しています。
継続して飼うには最低2つの鶏舎が必要です。
ヒナが小さい間は家の台所で飼っておられたそうですが、まあ毎日賑やかだったでしょうね。^^;
大きさは中ヒナですが、すでに好奇心の強いのや気の弱そうなのや、個性が出ています。
好奇心の強いのが板を乗り越えて出てきますが、ちょっと探検してすぐに戻っていきます。^^;
種類は「岡崎オーハン」ですが、卵の黄身が大きいのが特長でケーキ屋さんで需要が高いそうです。
畑ではキャベツやサニーレタスが旬ですが、すこし前までモンシロチョウがペアで乱舞していました。
キャベツとレタスを混植していますが、小さい苗のころからモンシロチョウは見ているとキク科のレタスを避けてアブラナ科のキャベツにだけ留まって卵を産んでいます。
1000分の1 グラムもなさそうな脳でどうやって識別しているのか、驚きです。
このところ食卓では毎日レタス1個がノルマです。^^;
自分で野菜を作りはじめると、優雅なモンシロチョウの舞いも作物を食い荒らす害虫にしか見えないので素直に楽しめなくなるのが困ります。^^;
新鮮なキャベツは個人的には炒めて食べるのが一番おいしいですね。
今年は梅の実を見落としていて、青梅の梅酒は作っていませんが、地面に落ちていたのを見つけて残りの実をすこし収穫しました。
これは梅ジャムにしていただきましょう。
堆肥箱の中にコガネグモが巣を張っています。
足が2本ずつペアで4本足に見えます。
脚の先端の糸に白いジグザグ模様がついていますが、「隠れ帯」とい名前でクモの姿を隠すものという意味だそうですが、この程度ではあまり隠れ効果はなさそうな・・・(笑)
最近は紫外線を反射させて獲物を引き付ける、という説もあるようです。
自分の体の数十倍の構築物を作るのは蜘蛛だけですが、尻から出した糸を足で外側に持って行って、3次元を認識して器用に糸を操る様子は圧巻です。
トウモロコシも70cmくらいに育ってきました。
近くの小さい田んぼに水鳥が3羽いました。
このまま居ついてくれると稲につくカメムシ、ウンカなど害虫を食べて土をかき混ぜることで光を遮って雑草も育ちにくくなります。
湯気が上がるような面白い巻雲です。
鉤状雲というのになりそうな感じですが小さい氷の粒が流されて途中で気流の速いところで吹き流されたものでしょう。
鶏がいなくなって餌やりも必要なくなり、梅雨で野菜の水やりも必要ないので、しばらく家にひきこもることにします。^^;
モンシロチョウや蜘蛛にも驚くべき知性が見られますが、小鳥にも人間に近い情動があるようです。
メス鳥の死を悼むオス鳥