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枯れたテッポウユリから花が落ちて種ができています。
ユリの種は光にすかしてみるとコハクの輝きがあります。






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純白のツバキはこの近所ではちょっとめずらしいです。物理学者の寺田虎彦先生はツバキが仰向け、うつ伏せ、どちら向けに落ちるかについて論文を書いていたようですが、高いところから落ちた方が回転するので仰向けになりやすい、という結論であったと記憶します。
ツバキとサザンカの違いはサザンカは散るときに花弁がバラバラになりますが、ツバキは丸ごと落ちること。
サザンカは山茶花と書きますが、サザンカやツバキは葉っぱを日干しにしてお茶になります。
「山茶花=サンサカ」が訛ってサザンカになったとか。。
葉っぱはアロエみたいに傷薬になって種は椿油になる、という利用価値の高い植物ですね。
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桜は散りはじめましたが、ちょっと山に行くとヤマツツジが見ごろで目が洗われます。
咲き始めたばかりのところもあり、まだ2か月くらい楽しめそうです。

mこぶし










山ではモクレンがまだこれからのところもあります。
木の名前をあまり知らないので花が咲いてないと私にはこれがモクレンとわからないでしょう。^^;








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桜の木は横に筋が入っているので花が咲いてなくても それとわかります。
これは台湾原産の緋寒桜(ヒカンザクラ)。
ソメイヨシノと違って花弁がうつむき加減に袋状に垂れています。

メジロは桜の蜜が大好きでよく緋寒桜に止まっているのを見かけますが、実に絵になりますね。






mクスノキ
桜が横の点線に対してクスノキは縦の直線のウロコ状。
枝の張り方も独特です。













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トトロでおなじみのクスノキは長いものは樹齢が2000年以上ともいわれて直径3メートル以上の巨木になります。
楠はもともと樟と書きますが、衣類の防虫剤に使われる樟脳(しょうのう)は楠のチップから抽出するようです。
葉っぱを湯船に浮かべるだけでも天然の入浴剤になりますよ。









mコナラ
同じ縦線でも白っぽい筋のこの木はコナラです。
コナラは椎茸の原木を作るのに沢山切らせてもらったので一番なじみのある木です。^^;












mサツキ
サツキはこれからですが、もう芽が膨らんでいました。
サツキとツツジは花がよく似ていますがサツキの方が小さいです。











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道を歩いていて見つけたこの羽根。
きれいなメタリックブルーに輝いてますが形はトンボやセミではなさそうです。
タマムシにしては色が均一ですね。
手にとると割れてしまいました。

その後、コガネムシが仰向けに倒れてジタバタしているのを見つけて救出したのが本日の一日一善でしたが、畑ではナメクジを3匹踏みつぶしたのでトータルポイントはマイナスでしょうか。。^^;
しかし仰向けになっただけで死んでしまう昆虫にとって、「裏返り」は文字通り「死ぬほど怖い」話でしょうね。