CM 分離発注はまやかしの建築方式

CM分離発注で建てた終の住み家は無残なことに・・・
CM方式の呆れるばかりの実態を見てください。
これから家を建てる方が被害者となりませんように。

最後の最後にJIA(日本建築家協会)の第三者性についてお話させてください。
 

「JIAは一級建築士のうちでも、施工者や不動産会社とは独立して建築の設計・監理(※)のみを専業とする建築家の集まりです。」

と述べています。

設計者と施工者が同一の場合は、チェックが甘くなり、最悪の場合、癒着が起きます。
良い建物が出来ません。
それを防ぐために、JIAは倫理観の高い理念を掲げているのでしょう。

ですが、
設計士が実質的施工者となるCM分離発注はこの理念を逸脱するだけではなく、
実質的施工者となりながらも責任だけは免れるという、あり得ない悪質なシステムです。

それを黙認するというのであれば、JIAの存在意義はありません。
CM分離発注を採用する設計士の中には、JIAに所属していることを信頼性の証として宣伝する人もいますから、JIAは害にすらなっています。どうぞ自浄努力をしてください。その一歩としてCM分離発注をする建築家は脱退させるべきです。現在も何食わぬ顔をして、A氏もA氏を紹介したD氏も、JIA所属の建築家として活動しています。

 

これまでブログを読んでいただき有難うございます。
私が受けた被害のすべては書き尽くせませんが、
CM分離発注の酷い実態についてお分かり頂けたのではないかと思います。

これ以上被害者が出ないことを心から祈り、
これで一旦ブログは終了させていただきます。

(※)ここで言う監理とは設計士が設計図書通り実施されているかチェックすることで、現場管理とは違います。漢字も違います。
管理は具体的に工事をまとめることです。管理をする人は現場監督と呼ばれます。

ほとんどの素人はこの違いについて曖昧です。悪質な設計士は、「分離発注では工務店のように管理もする」と口頭で説明しますが、契約書では「管理」という言葉は使用せず、「現場運営」といったまやかしの言葉に置き換えてしまいます。工事中問題が起きると「設計士として監理はしますが、分離発注では法的に管理する責任はない」と逃げる道を用意しています。
つまり、分離発注は、このブログでの実例として挙げたような瑕疵だけではなく、家全体に係わるようなこと、例えば台風が来て建築中の家が水浸しになろうが吹き飛ばされようが、管理責任は施主が負うことになるというリスクが高いシステムです。

本来、監理は設計士が建て主の立場に立って行うもので、現場管理の利益とは相反するものです。従って相互チェックが行われるよう監理者管理者は別々でなければならないのです。

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ここまで読まれて、なぜA氏を訴えないのだろうかと思われた方もいるでしょう。
材木残金の裁判で理不尽な思いを味わいましたが、それでも私はA氏を訴えたいと思っていました。弁護士や信頼できる建築関係者に何度も相談しました。しかしながら、現在の司法制度では、家が傾いて住むことができない、雨漏りがひどくて住むことができないというような重大な欠陥であっても、裁判で勝訴することは難しく、もし勝訴できても補償は不十分で、裁判費用とその労力を考えれば止めたほうが賢明であると説得されました。特にCM分離発注では、設計士の責任が曖昧で、その瑕疵を認めてもらうのはなおさら難しいとのことでした。

納得し難い現実です。

CM分離発注は欺瞞です。
通常、設計士が設計をした後は工務店が工事を取り仕切ります。
工務店は現場を管理し、完成まで導きますが、それは簡単にできることではありません。手腕と経験が要求される仕事です。
勿論、能力が低い工務店の場合も問題が起き得ますが、CM分離発注をする設計士は工務店の利益も手に入れることを望み、出来もしない現場管理を安易に行うので瑕疵が続出することになるのです。
しかも高額なCM業務代を取りながらも瑕疵の責任は負わないという都合のよいシステムです。
そして施主にはそのリスクについてあえて説明を避け、巧妙に誤魔化して契約を結ばせます。
 

国と県の建築部門は、甚大な被害が続出しているという認識をしっかり持ち、CM分離発注方式を規制する法律を作って下さい。少なくとCM分離発注を行う設計士に対して、瑕疵の責任を持つように規定すべきです。
近所にCM分離発注で建てたご家族がいることを知りました。やはり色々な欠陥があり非常に苦労されています。住宅サイトでも多くの方がCM分離発注の被害を訴えられています。泣き寝入りされている方が大勢います。

こちらの記事は、幸いにもCM分離は発注で家を建てた施主が勝訴したという内容です。
本当に良かったです。ですが、その道のりはどれだけ長かったことでしょう。
 しかも、業者は責任を求められましたが、設計士は何も責任を負わずに済んでいます。 
     ↓     ↓
  http://www.npo-jp.org/column/column-75.html



業界の方がまとめられているCM分離発注方式の一般的注意点です。
実際は私のケースのように、もっと深刻な事態となることが多いのですが、簡潔で分かりやすいので参考までに。
    ↓     ↓ 

  http://www.ads-network.co.jp/gyokai-keiyaku/gyokai-zinn-01.htm 
 
  

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“価格が全く見えない家づくり”にさらに貢献する予備費に関して、お話ししたいと思います。

 

CM分離発注では、“予備費”という項目が見積もりの中にあります。

A氏の設計事務所は建築費に係わらず、一律100万円の予備費を計上します。予備費とは「想定外のことが起きた際に使われます」との説明でした。しかし工事が始まると、A氏は自分とスッタフのミスは予備費から出すと平然と言い始めたのです。高いCM業務費を取っておきながら、自分たちのミスを補う費用はさらに施主に出させるということです。

 

事前には、設計ミスはJIA(日本建築家協会)の保険からカバーされると説明されました。ところが工事が始まると実際には設計士とスタッフのミスは設計ミスというよりも、現場管理においての不注意なミスが多く、保険でカバーされない類のものでした。各業者は自分のミスに関して責任を負わなくてはならないのですが、“設計士は別”という都合のよい建築方式です。これでは設計士とスタッフが無能であれば工事代金はどこまで膨れ上がるのか、最後までわからないという事です。

 

予備費の存在は、設計士が甘えた姿勢で仕事をする一因でしょう。

 

例えば、発注ミスでも予備費が適用されます。

我が家はサンワカンパニーのシステムキッチンを入れました。こちらのキッチンはリーズナブルではありますが、発注を間違えると返品がききません。施主がスタッフ作成の見積書をチェックすると、シンクとレンジの位置が逆の品番であることに気が付き、危うく発注ミスとなるのを間際に防ぐことが出来ました。もし間違って発注していたら、この代金も予備費から支出することを求められたと思います。大きい額です。

 

CM分離発注を推進する組織があります。

そちらへ先日メールを送り、設計士の責任範囲はどこまでか、具体例を挙げて質問してみました。

A氏だけがおかしいのか確認したかったからです。

すると、具体例に対しては触れず「予備費は多少必要ですが、それよりも全体のメリットを考えてください。」と、煙に巻くような返事が来ました。

 

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