October 14, 2011
久惠真由美【金沢→大館・ゼロダテ/秋田/滞在3日目】 ゼロダテと市民が両思いになる瞬間
滞在三日目、大館から県庁所在地の秋田市へ。
地図上直線距離でおよそ60キロ。
電車で二時間弱、
1890円。
高い!
遠い!
大館が秋田で二番目に大きい都市ですよ、と聞いたので、一番はいったいどんなもんじゃいと思い来てみました。
普通に都会です。

都市にあるべきものは大体あるなーという印象。
オシャレなカフェやショップではドローイングが飾られていたり、普通にアートが取り入れられているのもみうけられました。
資料館的な意味合いが強いですが駅前には美術館も。
藤田嗣治と親交が深かった地元の名士のコレクション美術館。
20メートルの秋田の祭事を描いた壁画はちょっとした珍品で。
藤田像。。。

美術館の前には蓮畑。

それを切り取る謎のフレーム

ほら!こうすればどこでも絵画になりうる!絵画の概念が問い直されますね♪
。。。。。現代美術のスカスカな構造ををみるようでつらいです。
しかし、秋田と大館は本当に差があり、秋田の経済は秋田市で回っているのだろう事が
容易に想像でき、金の仕組みはどこを切り取ってみても、中心が生き残るためにあるのだなと思ってみたり。
そういうわけで、少ししょんぼりしながら大館に帰ると、駅前が闇に包まれておりさらに寂しくなってしまいました。
暗い。

寒い

ゼロダテに着くと明かりが着いていて落ち着きます。
中によく見ると人が。
しかもすごく熱心にいろいろ聞いている。
図録やTシャツも購入!
前から興味があって、でも入れなかったんだけど
今日はたまたま、ハチ公小道(近所http://www.hachiko.or.jp/index.php?cID=196)
でスケボーをされていて、その帰り道、勇気を出して入ってきてくださったそうで。
私も紹介していただいて、ゼロダテについてお話していると。。。。
「ゼロダテは、大館の宝です」
!!。。。。。わーーーーっ!!
ちょっとお話聞かせてください!

大館で働く人は、日々に疲れてしまっていて余裕がない。
だから、こういうスペースはとてもうれしい。みんなが元気になる。
自分たちにとって非日常のもの(アートやデザイン)が、非日常のまま身近におりてきてくれていると、
一歩めは大変かもしれないけれど、近寄りやすい。
アートに全然縁のない自分にまで、活動が知れ渡っていて、影響しているのはすごい、きっと五年地道にやってきた成果ですよ。
と、言うような事をお話ししてくださいました。
なんだか我が身の事のようにうれしかった(勝手に)
ちゃんと見て、評価して、必要としてくれてる人がいる。
そういうのある場所が居場所って言うんだろうなと思いました。
作品を制作だけしていると、
自分が価値がある事をしている、無駄な事ではないという自信や自覚がだんだん削られていってしまうことがあります。
誰もが誰かとつながり合いたい、と願う中、アーティストだけは例外、などという事はなくて。
自分がやるべきだと信じている事を、堂々とやれる場所をつくる、それは0から作るには時間がかかることだろうけれど、
本当に求めるところを無視せずに過ごすなら、必要な事だろうと思うのです。
地図上直線距離でおよそ60キロ。
電車で二時間弱、
1890円。
高い!
遠い!
大館が秋田で二番目に大きい都市ですよ、と聞いたので、一番はいったいどんなもんじゃいと思い来てみました。
普通に都会です。

都市にあるべきものは大体あるなーという印象。
オシャレなカフェやショップではドローイングが飾られていたり、普通にアートが取り入れられているのもみうけられました。
資料館的な意味合いが強いですが駅前には美術館も。
藤田嗣治と親交が深かった地元の名士のコレクション美術館。
20メートルの秋田の祭事を描いた壁画はちょっとした珍品で。
藤田像。。。

美術館の前には蓮畑。

それを切り取る謎のフレーム

ほら!こうすればどこでも絵画になりうる!絵画の概念が問い直されますね♪
。。。。。現代美術のスカスカな構造ををみるようでつらいです。
しかし、秋田と大館は本当に差があり、秋田の経済は秋田市で回っているのだろう事が
容易に想像でき、金の仕組みはどこを切り取ってみても、中心が生き残るためにあるのだなと思ってみたり。
そういうわけで、少ししょんぼりしながら大館に帰ると、駅前が闇に包まれておりさらに寂しくなってしまいました。
暗い。

寒い

ゼロダテに着くと明かりが着いていて落ち着きます。
中によく見ると人が。
しかもすごく熱心にいろいろ聞いている。
図録やTシャツも購入!
前から興味があって、でも入れなかったんだけど
今日はたまたま、ハチ公小道(近所http://www.hachiko.or.jp/index.php?cID=196)
でスケボーをされていて、その帰り道、勇気を出して入ってきてくださったそうで。
私も紹介していただいて、ゼロダテについてお話していると。。。。
「ゼロダテは、大館の宝です」
!!。。。。。わーーーーっ!!
ちょっとお話聞かせてください!

(左はゼロダテスタッフのトモローさん)
大館で働く人は、日々に疲れてしまっていて余裕がない。
だから、こういうスペースはとてもうれしい。みんなが元気になる。
自分たちにとって非日常のもの(アートやデザイン)が、非日常のまま身近におりてきてくれていると、
一歩めは大変かもしれないけれど、近寄りやすい。
アートに全然縁のない自分にまで、活動が知れ渡っていて、影響しているのはすごい、きっと五年地道にやってきた成果ですよ。
と、言うような事をお話ししてくださいました。
なんだか我が身の事のようにうれしかった(勝手に)
ちゃんと見て、評価して、必要としてくれてる人がいる。
そういうのある場所が居場所って言うんだろうなと思いました。
作品を制作だけしていると、
自分が価値がある事をしている、無駄な事ではないという自信や自覚がだんだん削られていってしまうことがあります。
誰もが誰かとつながり合いたい、と願う中、アーティストだけは例外、などという事はなくて。
自分がやるべきだと信じている事を、堂々とやれる場所をつくる、それは0から作るには時間がかかることだろうけれど、
本当に求めるところを無視せずに過ごすなら、必要な事だろうと思うのです。