開発道中記



 盛者必衰、栄枯盛衰…物事には移り変わりがあり、始まりがあれば終わりがあります。この世に不変なモノなどなく、森羅万象つねに何かしらの変化が起きています。

 なんだか小難しい導入ですが、小難しいコトを書こうとしてるので、そのための雰囲気づくりです。文章もデートと一緒で、雰囲気づくりが大事なんです。うまく自分の世界に誘導して、こう徐々に徐々にですね…なんの話でしょうか。

 デート講座はまたの機会にして、世の中はつねに変わっているというはなしでしたね。つねに変わっているにもかかわらず「変わり映えのない日々」という慣用句はいろんなとこで耳にします。これはあれです、世間の変化や流れに自身がついていけてない状態なんだと思います。ぼくは世間を渦に例えて考えるのですが、世の中は大小様々な渦でできていて、その渦の中心には発生源となる人やモノがあり、その人やモノに惹かれて人が集まり渦となります。それぞれの渦では発生源の生み出す流れに沿うのがあたりまえであり、流れに沿わない石は取り残され、いずれ渦から弾かれてしまいます。渦の一部であるにも関わらず、自身ではなにもせずに渦の変化を望んでしまうと、周りは動いているのに自身の位置は変わらず、変化していないように感じてしまうんですね。なにもせず渦の変化を望んでいるその状態が「変わり映えのない日々」を生みだしている、とぼくは考えてます。

 などとそれっぽいコト言っているぼくは、もっぱら仕事、趣味、育児の渦にもみくちゃにされて激動の日々を過ごしています。忙しいし大変ですが、えも言われぬ充実感がありますね。これからもそんな日々が続くのでしょうが、頑張り過ぎず頑張ります。

 それでは。