ソーシャル・ネットワーク

  • author: cocacocacoca
  • April 02, 2011

ソーシャル・ネットワーク

 

SNSFacebook 創設者マーク・ザッカーバークと周辺の人間を

描いた一応ノンフィクションの映画である。

これは本人の了解の下で作成された映画ではない。

 

面白かった点

(1)   振られた女性エリカが原動力であったように描かれている。

  まず、フェイスマッシュという女の子の顔の格付けを行なう
  サイト
立ち上げた。そして、SNSをハーバード以外の大学まで
  広げたところ。

  ショーンというマークに影響力を与えた若き企業家も、一人の
  女の子
の関心を引きたいことが原動力だったというような発言
  をしている。
若い男の子たちが、実はそんな些細なことから
  凄いことをする、
とでもしたかったのだろうか?

(2)   マークやショーンというのは、コンピューターを駆使して、

  コンピューターの威力故の影響力の大きさに自らが圧倒されな
  がらも
ただそれに打ち込んで、
  あっという間に世界規模の仕事を
成し遂げていく様子を
  描いている。他のことなど、何も気にしていない。

  コンピューターは、使用してくれる人がいるだけで
  あっという間に
何かを作り出していくスケールの
  大きさがあったから、

  彼らはただコンピューターに没頭すればよかったわけだ。

  それが他のものづくりとは異なるのだろう。

(3) マークは確かに、ハーバード在籍の優秀な学生であっただろう。しかし、ハーバードの価値というものを十分に享受するような恵まれた、かつ典型的なハーバードの学生ではなかった。

  だから、ハーバード流というような、
  伝統的な考え方も振舞い方も
持ち合わせておらず、
  だからこそ、ただ没頭して
Facebook の成功があった。

(4)   しかし、Facebook はハーバード的な排他的な基準を組み込むことで成功したのであり、そのアイディアは、
まさに典型的なハーバードの
学生とも言える
ボート部の学生達から提供されたと言うことは可能だろう。

(5)   コンピュータプログラムを作る頭脳というのは
確かに必要だろう。

  しかし、その頭脳と、プログラムのアイディアは別物である。

  アメリカのような特許王国であれば、知的所有権として
  アイディアを
高く評価するのは事実である。

 

ビルゲイツが評価しているとは、初めて知りました。

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