先日、私が知っている有能な営業マンの方は即対応、即解決ができていると書きましたが、即解決は簡単ではないと思っています。

例えば、解決にスピードを重視した場合、お客様の望んでいるものと違う提案や解決方法だとどうなるか? その場では、解決したように思えるが、納得を得られていないので、後から振り出しに戻ったり、トラブル・クレーム対応につながったりする。結果として、時間がかかる。信用を落とす。

スピードは大事ですが、もっと大事なのは、お客様のニーズ、困っていること、望んでいることを、いかに的確にスピーディに察知、把握できることではないかと思います。

ニーズを把握し、お客様にも確認する。その後に提案に移るのが理想ではないでしょうか。

ただ、その提案もやはりピンポイント(独善的になりがち)にするのではなく、最初は包括的な観点から話していき、お客様と確認しながら、提案を絞っていくようにするとスムーズに進むのではないかと思います。
包括的から絞り込み、それもお客様と一緒に行う。このスタンスを取ることによって、最初は対面で話してたお客様と最後は横で話しているかのような関係性になれるのではないでしょうか。
お客様と一緒に考える、チームとして行動する。

この流れをスムーズに行うことが、即解決につながるのではないかと考えています。

日々、初心を立ち返りながら、仕事をしていきたいと思います。

また、気づいたこと、感じていることを綴っていきます。