きみに読む物語ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス
ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ、
出演のラブストーリー。
公開日:2月5日


☆ストーリー☆
とある療養施設にひとり暮らす初老の女性。
老いこそは迎えているが、たたずまいも美しく過ごす彼女はしかし、
情熱に生きた過去の思い出をすべて失ってしまっている。
そんな彼女のもとに、定期的に通う初老の男性がいる。
デュークと名乗るその男は、彼女の気分が比較的よさそうなときを見計らい
物語を読み聞かせてやっているのだ。
語られるのは、古き良き時代の、
アメリカ南部の小さな町のきらめくような夏の恋物語。
1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。
渡り鳥の飛来する美しい川と朝露に霞むしだれ柳。
歓びに溢れたこの陽光の土地に、
家族とともにひと夏を過ごすためにやってきた、まだ10代のアリー。
南部の大都市チャールストンの裕福な家庭に育った良家の子女である。
カーニバルの夜、友人とはしゃぐ彼女を見かけた地元の青年ノアは、
一目で彼女と自分が赤い糸で結ばれていると直感する。
自分のとりまきにはいない、ロマンチシズムと心地よい強引さを感じたアリーもまた、
激しく彼に惹かれていくのだった。
良家のひとり娘と材木工場で働く青年の恋は激しく燃え上がる。
しかし、幸せのときは長く続かない。
2人の交際を認めない彼女の両親が、
彼女をチャールストンに連れ戻してしまったのだ。
夏は終わり、アリーは学校へ、ノアは勃発した第二次世界大戦へと、
互いの世界を引き裂かれていく。
ノアは毎日アリーに手紙を書いた。365日毎日手紙を書いた。
「愛してる、今もだ」
しかし、ノアの悲痛な愛の告白は彼女の母親に密かに妨害され、
アリーのもとへ届くことはなかった。
想い出を胸の奥深くにしまって鍵をかけたアリーは、
戦時下にボランティアで看護した元兵士、ロンとの新たな恋に落ちる。
裕福な弁護士であるロンとの縁組に、今度は両親も大賛成であった。
そして、ロンとの結婚式も目前に迫ったある日、
なにげなく手に取った地元の新聞でアリーは1枚の写真を目にする。
彼女が見たのは、
見事に改築された“約束”のあの家の前に無愛想に立つ、少し大人びたノアの姿。
激しく動揺するアリー。
忘れかけていた胸の中の炎が再び大きく燃え始めるのを感じたアリーは
もう一度シーブルックを訪れる決意をする。
「それで、彼女はどちらを選んだの?」
無邪気に尋ねる初老の女性。
優しく微笑みかえすデューク。
ノアとアリーの情熱の物語が、やがて2人に巻き起こす奇跡を待ちながら・・・。

☆cocoaの感想☆
いやー、ノア、ステキすぎ。
最初のアプローチから、仲良くなっていく過程でのエピソードも、
仲良くなってからも、すべて。
「平凡な男だが、人生で1つ自慢できるのがひとりの女性を命がけで愛したこと。」
こう言いきるノア。
若いころのノアも、老いてからのノアも、ずっと一途に愛し続ける彼がステキでした。
そして、今は忘れてしまっているアリーもまた、必死に彼を愛していた。
こんな風に愛し愛されたら、幸せですよね。
若い2人のラブストーリーは人を愛する“歓び”と“幸せ”と“辛さ”と“せつなさ”を、
老いた2人のラブストーリーは“こんな風になれたら”“こんな風に愛されたら”と
胸がキュンとする、ステキな心温まるストーリーでした。
障害のせいで互いにちょっと傷つき、他人も傷つけてしまうけど、
それはどんなラブストーリーの裏にも、見えていなくてもあるものだと思います。
ノアの台詞は結構胸を打つものが多かったなぁ〜。
365日、毎日手紙を書くなんて、愛ですよね。
今でいうと、毎日ラブレターならぬラブメール?すごい。
いるかなぁ〜、ノアみたいな人♪
観終わった後は、ほんわか、優しい気持ちになれる映画です。
痴呆になってしまった最愛の人に、
想いだしてもらえるかもわからない自分たちのラブストーリーを読んで聞かせる。
昔も今も、どんなに愛しているか。
とてもステキな愛情表現だなぁと思います。
ノアの愛情が奇跡を起こすとき、ほんとにステキ。
自分の人生が終わるとき、あんな終わり方を迎えられたらいいなぁ・・・
アリーの結論を受け入れてくれたロンも、きっとステキな人なんだろうな。
反対していたアリーの母親の、最期のアドバイスもステキでした。
選択するのは、自分。
どの道を選んでも、最期に幸せだったと思えたらきっとそれで満足。
自分が、全てを忘れてしまったら、
ノアのように愛してくれる人がそばにいてくれるんだろうか。
相手が、全てを忘れてしまったら、
自分はノアのように愛せるんだろうか。
2人のラブストーリーはもちろん、
渡り鳥が飛来する川や、夕焼け、その風景、映像もとても美しかった〜。

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