バタフライ・エフェクトアシュトン・カッチャー
エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット
エルデン・ヘンソン、メローラ・ウォルターズ
エリック・ストルツ出演のサスペンス。
公開日:5月14日

☆ストーリー☆
エヴァンは普通の少年だった− 時折記憶を喪失してしまうことを除いて。
幼い頃から度々記憶を失っていたエヴァンは、
精神科医の進めで治療のため日記をつけ始める。
13歳の頃、エヴァンは幼なじみのケイリーたちと悪戯をして大事故をひき起こすが、
その瞬間も彼の記憶は空白だった。
やがてエヴァンは引っ越すことになり、
虐待傾向のある父と乱暴な兄トミーと暮らすケイリーに「迎えにくる」と伝え残す。
時が経ち、大学生となったエヴァンは、記憶を失うこともなくなっていた。
しかし、7歳のころからつけていた日記を見つけ、
その日記を紐解いたとき、いつしか彼の意識は日記を書いた当日の光景の中にいた。
忘れていた出来事が鮮明に甦る。
ケイリーと引き裂かれることになった決定的な理由。
彼女との約束を果たせなかったエヴァンは、彼女への思いゆえ、ある選択をする。
それが取り返しのつかない、新たな状況を引き起こすとは夢にも思わずに・・・。

☆cocoaの感想☆
−もしも過去が少しだけ変えられるとしたら、
                      あなたは誰のために何をしますか?−
過去を変えることが、それも個人の能力で出来るなんて、すごい世界。
“もしもあのとき、こうしていたら”誰でも1度や2度思ったことがあるはず。
もし、そんなことが可能なら、自分はいつに戻ってなにをするだろう。
そんなことを思っちゃいました。
“バタフライ・エフェクト”は、
「小さな蝶が羽ばたくと、地球の裏側で竜巻が起こる」という
わずかな違いが後に大きな結果の差を生む理論だそう。
出だしからなんともスリリングな始まり方で、
どんな展開をするのか、予想もつかないサスペンス。
果たせなかった約束さえ叶えられれば、彼女の運命は変わるはず。
自分のため、彼女のため、エヴァンはちょっとだけ過去に“違い”を生じさせる。
それは<神にも許されない行為>。
思い描いた結末にならず、次から次へと繰り返すうち、
自分や彼女だけでなく、周りの人の運命まで大きく変えてしまっていること、
そしてそれは必ずしもハッピーな結果に繋がっていないこと、
それらを痛感するエヴァン。
そんな彼が最終的に選ぶ結末・・・。
最初は彼女のため、次第に自分の望む未来のため、繰り返してきた過去の書き換えも
自分が起こしてきた“違い”のせいで変わってしまう未来に、
彼はある決断をする。それは愛するがゆえの切ない選択。
どんなに違った道を選んでたとしても、今よりよかったとは限らないよね。
すごくよく出来た作品で、面白かったし、引きこまれてあっという間でした。
サスペンスってなってるけど、サスペンスであり、
ある意味ホラーであり、一途なまでのラブストーリーであり、
五感を刺激するこの映画、ジャンル分けは難しいくらい。

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