ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
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1作目より、大人っぽいストーリーと展開になってたかな。
人間っぽさも増していたし。

カスピアン王子の角笛に導かれて再びナルニアに戻った4兄妹。
彼らが目にしたナルニアは、かつての国とは違っていて
あの美しかった宮殿も滅び、木々も動物たちも言葉が通じず、
タムナスさんもいない。そしてもちろんアスランも。

アスランの王国を取り戻すべく、
侵略してきたテルマール人vs伝説の4人の王+カスピアン王子+ナルニアの民
の戦いは、意外とファンタジーのわりにリアルというか、甘くない。
そもそも4人の王は子供だし。。。
カスピアン王子は何気なく弱いし・・・(トロイのオーリほどではないけど)
ナルニア勢は数も少ないし。
時間も武器も少ないし。
この国がこんな風になる前に、なんでアスランは助けにこなかったの?
って思ってたら、ルーシーが同じことを言っていた。

そして・・・
ついにアスラン登場!!
そしたらあっという間に勝利。
カッコいいっす、アスラン。
やはり彼がいないとダメだよね。
すべての運命はカスピアン王子に握られていた・・・というけど、
いやいや、私はやっぱりアスランだと思うんだけど、どうでしょう?
確かに王子が角笛を吹かなかったら、4人の王は戻れなかったわけだけど。
それを言うなら博士のおかげ!?

そして今回は次男のエドマンドが成長していたなーって思った。
葛藤する兄に助言したり、魔女に傾いてしまいそうなときに助けたり。
1作目の問題児っぷりからすると、成長してるよなぁ。
ピーターとスーザンは大人になってしまうのかな。
次回のナルニアには来れないのかな。
でも4人揃ってこそ伝説の王なんじゃないのかな?
そんなことをにおわせつつ、2作目は終わってしまった。

次回、ナルニアには何が起こって、何と戦うんだろう。