2010年04月16日

ココ

4月12日(月)
食いしん坊キャットのあだ名を持つココが、喉を撫でるとゴロゴロするものの、元気なく、朝ごはんに見向きもしませんでした。

去年の11月に一時、吐く様になって病院に行ったり、ブリーダーさんに相談したりして、対症療法で回復し、じゃらすと遊んだりして、相変わらず気まま〜に過ごしていたココ。

その日の午前中、オットがかかりつけの病院で言われたことは、とても受け止められない言葉でした。
「おそらくコロナウィルスによる腹膜炎でしょう。もって...2、3日です。」
あまり苦しがるようなら安楽死を、病院で看ることも可能ですが、出来るならば、ご自宅で看取ってあげて下さい、との事でした。

みんな今まで流したことがないほど、涙がこぼれました。
子ども達はココを撫でて撫でて、何度も呼びかけました。
ココは時折、目で人を追ったりしても、意識がボーッとしているようで、苦しい声をあげたりすることはありませんでした。



4月13日(火)朝4:10
ココは大きく息を吸って、深く眠ってしまいました。

あまりに全てのことが急すぎて、何をどうしていいのかわからないまま、ただただ涙がこぼれました。

まだ暗い中、たくさんのお花を買いに行きました。
お花を買って家に戻る時に空が明るくなっていました。

子ども達は昨晩遅くまで何度も何度もココの様子を見て声をかけていました。
朝、起きてきた子ども達にココの最期を知らせました。

2〜3日もつ、と聞いていたのに、あまりにも急でした。

11月に病院に行ったあと、他の病院でも診てもらうべきだったのか?
それとも、11月の嘔吐とは全く関係がないのか...
嘔吐がストレスとなって免疫が落ちたのか...
私達はやるべきことが出来ていたのか、後悔と悲しい思いが巡りました。

ココは人と同じように弔うことを決めました。

市の施設で、持ち込みに限り、火葬後、ペットのお骨を持って帰れることがわかり、子ども達を学校へ見送ったあと、車で出かけました。

すべてが始めてのことで、混乱しているなか、施設の方がココをとても丁寧に抱いて「最後のお別れをしてあげて」と言ってくれたのが心に残っています。
何か言うべきだったのに、言葉は何も出ず、涙だけが出ました。

オットとココのお骨を拾い、家に帰った後、またどうやって帰ったのかも記憶にありませんでした。


いつかはこういう日が来るかもしれない...
と、思ってはいてもあまりにも早いココの死でした。

4歳8ヶ月と12日...

その日はとても耐えられないほど辛く、永遠にこの辛さは続くのではと思うほどでしたが、時間が経って、少しずつ受け止められるようになりました。

ココは人が好き、子どもが大好き。
ちょっぴりビビリで神経質
ウンチをこれでもか!というほど
念入りに砂をかいて隠す子でした。

下を這うものが好きな「ハコ」でした。

優しいけど、ダメなものはにははっきりNOを言う
仲の良い子ども達にも時には本気で怒る子でした。
そういう意味ではきっと自分をネコだと思っていなかったかもしれません。

自己主張をしっかりとして
遊びたい時は押入れの1番上の天袋までジャンプして
おもちゃを誰かの前まで銜えて持ってくる子でした。

お見送りはしないけど、必ずお出迎えをしに来ました。

体を洗われるのは大嫌いだけど
お風呂上りの子ども達にくっつくのが大好きでした。

ほとんどの缶詰は好きだけど、モンプチは食べませんでした。
しらす、かつお、ターキーの入ったものは食べませんでした。
カリカリでは「銀のスプーン」が大大大好き!
これにハマった時、ちょっとだけ太ってしまいました。
サイエンスダイエット系のフードも好きじゃなかったな。
チキン、まぐろ、コーン系が好きな子でした。

KFCにも目がなく、ヨーグルトも好き、バニラアイスの匂いが好き。
マックポテトも好きでした。

他のニャンズから聞く悪戯はほとんどした事がない
本当に真面目な子でした。

干したての布団も大好き。
お日さまの匂いが大好き。

ココの話しは尽きません。

もう立ち直れないと思ったけど、不思議なもので火葬を済ませ、遺影を探し、ココの場所を作ると何か区切りがついたような、妙な安心感というか不思議な感じがしました。

今まで身近な人の死に立ち会って、自分の時は火葬したら葬式もいらないし、海にでも散骨して、全部私のものは一掃して何も残さないでって思っていましたが、それは違うのかもって思うようになりました。残された人のために...。

ココの遺影用にと今までの写真を探しました。
とてもおかしなことですが、ココが写った写真はたくさんあるにもかかわらず、ココだけの写真がなかなか見つからず苦労しました。
いつもこども達と頭をくっつけて嬉しそうに目を瞑って笑っている写真ばかりでした。
ココは美人猫だと言われましたが、美人さんも子どもといる時は変顔だったり、口をガーーーッと開けていたり、おかしな写真ばかりでした。

ここまで気持ちの整理もつかないままダラダラと書いてしまいましたが、ココと私達を支えて下さった方々すべてに、心から感謝いたします。

5年前の春にノラの仔猫に出会い、ネコに思いを寄せるようになり、凛とした姿のアビシニアンに惹かれ、さまざまな縁でココに出会った日はついこの間のようです。
とても短かったけれど、とても深い日々。
本当にありがとう。




cocoaby at 08:56│Comments(0)

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