携帯電話ってね、
いつごろから皆持っていることが当たり前の道具になったんですかね?
携帯電話を持っていないっていう人がビックリされるようになったのは
いつごろからですかね、などと考えたりするのでありました。

ワタシが広島から平成6年の末に松山に帰ってきて、
程なく初めて携帯を買ったのがdocomoのDハイパー、
デジタル・ムーバの出始めだったかな。それでも割と早いほう。
当時は030から始まる10桁の番号だったですよ。
今でもそのナンバーを引き継いでます、長いですねw
ということはもっと前からアナログ電波の携帯電話は
普及してたわけですが、それでもまだ携帯電話を持っている人は
過半数ではなかったでしょうね。

そういえば広島で勤めていた会社の社長は
でっかいセルラーの携帯電話を持ってたなぁ、当時のハシリ。
あまりにデカイのでポケットとかには入れられず、
携帯できないのでよく現場とかに忘れて帰っちゃってましたよ。
「携帯できんのは携帯電話じゃないですよ、社長!」なんつって
よく怒っていたモンです。
島根で仕事を終わらせて、夜道を広島まで帰る途中で
携帯電話を忘れたことに気付き、取りに帰ったときは
ホンマに腹がたちましたね。
その前っちゅうたら、もう少し大きな会社に勤めていたころ、
営業所の所長車には自動車電話が搭載されていましたねぇ。
ほんで肩掛け型の電話も配備されてました。
若手の下っ端だったワタシなんかは、その肩掛け電話を
よく持たされていましたから、用事があるたんびにあちこち呼ばれて
所長が電話をかける横に突っ立って「ワシャ、動く公衆電話か!」と
心の中でツッコんだこともありましたねぇ。

今、たとえば1ヶ月間、会う人全員に「携帯電話持ってますか?」と
尋ねて、乗っていないと答える人が1人もいなくても驚きませんよね。

ほんで今日ふと感じたのが、待ち合わせのやり方も変わったよなぁと。

先日のことでした。
北海道のお取引先の社長さんと、東京で初めてお会いするというとき、
事前に電話で打ち合わせたのは、「品川プリンスホテルで会いましょう」
ということだけでした。朝1便の飛行機で東京に到着して、
そのまま京急で品川まで出て、品川駅を降りたところで電話して、
品川プリンスホテルに向かって歩きながら、ロビーにいらっしゃった
その方に、お互い電話を耳に当てながら「どーも、はじめまして」w

お会いする方の、年恰好も風貌も服装も全く尋ねませんでしたね。
携帯電話の番号を知っているというだけで、行って電話すりゃ
わかるだろうということですよね。あたりまえなんですね、今や。

それで思い出したのが昔聞いた友人のエピソード。
高校3年のときでしたかね、受験で東京に出かけることになって
少し東京見物でもしようと、別便で行った友人たちと渋谷でおちあう
算段をつけようとしましてね。
「渋谷駅の売店前で待ち合わせよう」と言ったという…。
ナンボほど売店があるっちゅうハナシやねんw
携帯電話もポケベルも無かった当時、イナカモン2人が東京の
渋谷駅でずらりと並んだキオスクの前で途方にくれたでしょうね、
ホンマにやってたら、それw

あと、最近気になってたのが「今、電話、よかったですか?」
というフレーズ。
携帯電話を皆が持つようになってからフツーに聞くし、使います。

これも今日ね、電話がかかってきて、あいにく電話に出られず、
1分後ぐらいに折り返し電話をかけたら、
「ゴメン、今、朝礼中で、後からかけ直すわ」って小声で言われて
「ああ、すいません」と電話を切ったものの、
ふとなんとなーく違和感を感じてねw なんだろうなぁとw 1分後やで?

「今、電話、よかったですか?」と尋ねて
「いや、ダメです」って答えられたら、慌てて電話切ってから、
ふと、「ほんなら何で電話に出たんや?」と違和感を感じませんかw

いや、そん時そん時の事情もあるし、責めたり文句言ったり
してるわけじゃないんですよ、わかってね、ソコんトコはw

まあ、そのぐらい常套句になってるっちゅうことなんでしょうね。

まあ「こんにちは」っちゅう挨拶だって、
「今日は、お日柄も良く、其方様に於かれては
御加減は如何で御座いましょうか?」の省略だと思えばね。

言葉や行動が、その使われる状況に応じて変化してきて
使う人々がその変化を変化と認識しなくなって、
当たり前だと感じるように、疑問も持たなくなってくると、
そのことは「文化」と呼ばれるようになるんだろうなと思います。

もはや携帯電話を持っているということが大前提で
会話が成立することのほうが、考えてみたらホンマは不思議なんですねぇ。

待ち合わせや約束の時間なんかはフレキシブルにルーズになる一方、
「電話に出ない」「メールを返さない」ことにはシビアになる。
そんな文化が、いつごろから文化になったのか時々不思議に思います。


などと、徒然なるままにPCに向かって、
思いついたどーでもエエ事を
なんとなーく、だらだらと書いてみたりすると、
なんとなーく、ヘンな気分になってくるものですよ、なんつって。

ケンコーでした、ちゃうわ、

saxでした、

…、
せっかく技術も発達したんですからねぇ、
留守番電話も進化してね、インテリジェントなAIかなんか活用してね、
使用者の状況をリアルタイムに把握して、それに応じた応答メッセを
返してくれるようになったりすると便利なんじゃないですかね。

そうすりゃ、電話に出られなかったこと(=連絡がとれなかったこと)に
必要以上の罪悪感を持たなくてもすむようになるし、
そうそう四六時中連絡が取れないことのほうが、実は当たり前なんだよ
ということも再認識できるんじゃないでしょうかね?


『…お電話ありがとうございます。あいにくですがこの電話の持ち主は
ただいま、電話帳の秘密フォルダに番号登録のある25歳の女性と
セックス中でありますので、電話に出られません。持ち主の平均的な
持続時間から推定いたしますと、あと3分ほどで行為は終了すると
考えられますので、そのころにおかけ直し下さい。緊急のご用件が
おありでしたら、GPSデータによる現在地が○○ホテルですので
お部屋の直通電話※※番までおかけください。』…なんつってね。

>ソレハ、マズイナ、ゼッタイ、要ラナイ…www
>このエピソードはフィクションですww