アンサンブル(ENSEMBLE)…。

フランス語で「一緒に」とか「一揃い」とかいう意味だと。
音楽の用語でいうと『合奏』で、合わせて演奏する意味、
演劇の用語でいうと、ミュージカルなんかで
バックコーラスを歌うような『その他大勢』のことを
指すことが多いようで「端役」的な意味合いで使われるようです。
今日はそんな“アンサンブル”のお話…。


先週の木曜日、高知に行ってきたんですよ。
北海道の演劇ユニット、今、日本で一番チケットのとりにくい劇団、
TEAM NACSの3年ぶりとなる本公演・全国ツアー
『WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン』を観てきました。
ホントはGWに大阪で観る予定にしていたんだけどねぇ、
残念ながら予定が合わず…、チケットはヤフオクで買ってもらって
反芻(w)用に買っておいた高知を役にたたせた、というわけです。

まだ公演は日本全国、津々浦々で続いておりましてね、
東京の大千秋楽まではまだ1ヶ月弱ありますし、
どうやら追加公演も決まったようで、やはり大盛況です。
なので、なかなか芝居の感想をネットに書き込むのは
憚られるのでありますが、まあ、ココはそんなに見られて
ないでしょうからw、少し書かせていただきますね。
ま、といっても芝居の内容そのものについては、
もちろん書かないですけど。

今回の本公演、NACSとしては2003年の『ミハル』以来、
森崎博之 作・演出の公演としては2004年の『LOOSER』以来、
久しぶりにTEAM NACSメンバー5人以外の“アンサンブル”が
舞台に立つ公演でした。

2002年のTEAM NACS 公演『WAR 〜戦い続けた兵たちの誇り』で
男性20人の大人数で舞台をやってから、ちょうど10年ぶりということですね。
『WAR』は札幌だけの公演で、DVDも出ていませんから、
ネットで流れていた荒い画像のモノしか観られませんでしたけど
大音量の音楽に曲合わせで連なるキメ台詞と、
群舞というか大人数の動きとライティングがハデで、
NACSというのはこういう勢いのある劇団なのだなと理解しました。
まあ翻っていえば、演技としてはタイシタコトナイが、
若くて動きがカッコよくて、扱うテーマが風変わりで、
物珍しい地方の劇団、ともいえた訳ですけどもね。

その『WAR』以降、戸次重幸 作・演出の『ミハル』で
実験的な舞台(舞台の上で実際にハンバーグを焼く・
流しそうめんをするw)をメンバー5人だけで演じました。
そして、『LOOSER』が初めて札幌以外(東京・サンシャイン劇場)で
公演されて大好評、一気に全国的な人気を博する劇団となるわけです。
『LOOSER』『COMPOSER』『HONOR』そして、
『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』はDVDも出ていますし、
『COMPOSER』以降のの3公演はどれも全国で60公演!程度の
ロングラン公演です、これもなかなか他では見られないこと。
全国で4〜50,000人を動員するわけですからスゴいことですね。
ちなみに今回の『WARRIOR』は70,000人だそうでねwスゴイ!

劇団のクオリティも作を重ねるごとに加速度的に上がっていったと
思いますね。色んな試行錯誤やぶつかり合いを繰り返す中で
劇団としても個人の役者さんとしても成長し続けてきた
TEAM NACSをファンとしてとても喜ばしく誇りに思っています。

正直私は、その5人だけの舞台が好きでした。
5人が作り上げる、濃く熱い人間関係の細やかな描写が、
とても感動的で、その丁寧な作品作りに共感していましたから。

しかし、今回の『WARRIOR』でアンサンブルと一緒に舞台を作る、
それも大人数、15人のアンサンブルということを聞いたとき、
『WAR』のときに感じた、ハデだけどあまりテーマが伝わってこねぇな、
という感想が先入観となってよみがえりましてね。
心配だったのです>自分がねw ちゃんと舞台に入れるかな?
評論家ヅラしてふんぞり返って分析しちゃわないかな?とね。

……杞憂でしたね、全くねw
始まって早々、ふと我にかえったとき、口が開いてました。
これぞ、アホ面、ぽかーんっちゅうヤツですよw
そのぐらいの大迫力と、のっけからグイグイ引き込む演出。
演出家・森崎博之の真骨頂というべき、照明と音楽の使い方です。
ライブ・ステージ、ナマの迫力というものが分かっている。
そしてTEAM NACSメンバー5人の演技の強さ!
コイツらやっぱし、ウマなっとる!>失礼w

こっからは誤解も承知で語らせてもらいますけどね。
アンサンブル、つまり共演として名前が並ばない役者、
これは動く舞台装置、小道具、いわば記号なんですなぁ。
もちろんその場その場で役名が与えられてたり、
呼び名があったり、台詞でのカラミもあるわけですから
ちゃんと演技はしているのでしょうがね。
あくまでもこの『WARRIOR』はTEAM NACSの本公演、
出演者はその5人だけなんです、あとは誰でもエエの。
そのくらい5人が5様に光っていました。
ちゃんとTEAM NACSの本公演になっていましたよ。
堪能させていただきましたねぇ。
東京の追加公演、ダメもとでエントリーしてみます。
なんとかもう1回、観たいデス。DVDまで待てないw

一応弁解しとくと、アンサンブルの役者さんたち、
一様にお若く、そこここに魅力を感じる演者でありました。
特にスパイス・ガーデンの5人と、JACのお二人は
とても丁寧に気を遣った動きが、この舞台に対する愛情と
気概を感じさせてもらって嬉しかったです、応援するぜw
ハードな殺陣芝居もご苦労さん、痛かったやろうw
ケンタウロス、最高!>おっと、ネタバレだw

NACSの芝居エエですよ、オススメします。
DVD買って観てください。
sax1011


saxでした、


さてもうひとつ、音楽のアンサンブル。>まだ続くよ

リーダーとdejigo兄ィと一緒に参加させてもらった
サザンのコピバン、「Standard All Stars」
日曜日のギグで一旦終了、これも楽しかったですよ。
bar-Standardに出入りする数多くのミュージシャンたちには
たいへん失礼なバンドのネーミングなれど、
まあSASのパロディということでご容赦いただきたいっすね。

改めてサザンってコピーしようとすると難しいなと実感。
んでもまあ、なんとか仕上がって、ええライブができたよね。
お客さんに助けられて実力以上のモンが出せた気がする。
ウチアゲの席でも言うたけど、キメの1音1音がぴったり合うて
ホントに気持ちよかった。これぞバンド・アンサンブルでした。

お客さんがノッってくれてるのがステージから見えると
こちらもやはりええ演奏ができるよねぇ、まったく。

良い演奏と、良いお客さん。
ニワトリが先か、卵が先か、みたいな話かもしれんけど
ワタシらプレイヤーは来てくれるお客さんに甘えることなく
アンサンブルの精度をあげておかねばなりませんな、
と、これも改めて実感した次第。
使う使わないじゃなく、やはり「クリックとヒューマニズム」よねw

cococuもウェルピア・ワンマン・ライブまで、あと練習2回。
細かいトコの詰めと全体の流れの確認を次回で決めて、
ええライブになるようにしましょうや!>よっしゃ、キマった!

伊予市で演奏やからねぇ、移動も考えて
打ち上げの段取りも詰めとかんとイカンねぇw
また、イタメシ行く?予約しとこうかw
>ココ、大事!>ある意味、アンサンブルより大事w>異論は認めない