「先生の思い出」

お題を振ったわりには、あまり強い想い出はないのですがw

高校2年のころ、国語の担任だった女性の教師が
なんとも強烈な個性の持ち主でした。
有り体に言えば「偏屈」でしょうかww

全体的にクールというか、醒めたビジネスライクな感じ、
とでも言うんでしょうかね?

んでこの先生、たぶん通信制の担当もしていたのでしょうか、
指導室という名前の、教員室ではないスペースを、
ほとんど独占状態で占領してましてね。
授業のないときはその個室でひとり、能の謡本を見ながら
コーヒー飲んでる、変わった先生でした。

冬場の学校への行き返り、近所に住んでいたのでしょう、
徒歩で通ってらっしゃいましたけどね。
ウールのロングコートを羽織って、ヒールで大股闊歩しつつ
詩吟を口ずさむという、ワタシ的にはカッコいい先生でしたw

なんとなく仲良くなって、授業をサボって遅刻したときなんか
指導室へもぐりこんで、コーヒーをご相伴になったりしてました。
(アカンやろw)

ここで飲ましてもらったコーヒーが旨くてねぇ。
もう今はお店がないですが、三越前にあった蘭館っていう
小さなコーヒーショップのフレンチ・ローストで、
その先生のお気に入りだそうでした。
それを蘭館と同じく、ネルドリップで淹れて飲むんですが
これが旨いのよ!すっかりワタシもハマってしまいました。

自分でも淹れたくて、蘭館で豆買って、ネルドリップの道具も
買って、自室でよく飲んでましたよ。いまでもあの味が一番だと思う。

ヘンな説教もせず、ほったらかしにしてくれてた
あの指導室での時間って、ホントに今思っても貴重でしたね。

saxでした、


先日、ツレと話していて、初めてわかったことがあるんですが、
件の先生、当時はまだ20代だったんですって・・・。
なんじゃろう、あの落ち着きようは・・・。20代には思えんかったww

というわけで、ワタシの「先生の思い出」は、

『若い女教師に、ほろ苦い大人の味を教えてもらった』

ということになりますなw どっとはらい。