Netflixドラマを見たので、ご紹介します。

↓【Apache: La vida de Carlos Tevez】
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サッカー選手として有名な、カルロス・テベスの幼少期〜青年期を描いた作品です。

Apache(Fuerte Apache)というのは、ブエノスアイレスのCiudadela地区内にある貧民街のことです
Fuerte Apacheもまた、ブエノスアイレスで最も危険な地域のひとつなのだそうですね。

カルロス・テベスの情報を見ると『Ciudadela出身』とありますが、細かく言うとCiudadelaの中にあるFuerte Apacheという所で生まれ育ったのだそうです。
(ちなみに、ブエノスアイレス最大規模の貧民街として知られるVilla 31も、地区で言うとRetiro地区に区分されるのだそうで。Villa 31出身の有名人も、公式にはRetiro地区出身と表記されていたりするのだそうですよ。)

↓予告動画


私は、カルロス・テベスについて、風貌や所属クラブ、貧民街出身であることといった簡単な情報は知ってはしましたが、具体的にどのような幼少期を送り、どのような経緯でBoca Juniorsに所属するようになったかといったことまでは知らなかったので、とても興味深いドラマでした。

と同時に、Fuerte Apacheの様子や日々起こっている出来事を知るきっかけにもなり、複雑な気持ちにもなりました。
アルゼンチンの貧富の差には、日本人には到底理解できないほどの格差があって、しかもとても高い割合で貧困層(または極貧層)が存在しているので・・・

こういった貧困層の人の生活を描いたドラマは、これまでいくつも見てはいますが、この【Apache: La vida de Carlos Tevez】が一番切なかったような気がします。

『生まれたのがたまたま貧民街だった』ことで、いくら誠実に生きても、真面目に努力しても、どうにもできない現実があり。
その中で、大人も子供もその時できる事をやって懸命に生きるという姿を目にし、胸が締め付けられるような思いがしました。

そして、そうした環境の中、自分の実力でボカ・ジュニアーズに入団し夢をつかんだカルロス・テベスは、きっと多くのアルゼンチン人にとっての希望や夢なのだろうなーと。

マフィアや犯罪者が主人公ではなく、厳しい環境の中、ひたむきに生きる幼少期のテベスが主人公だったという点も良かったです。
マフィアのお話になっちゃうと、やっぱり他人事みたいな目でしか見れないので...

正直、ドラマを見始めた時は「貧民街の中で起こる『ドラック、殺人、暴力』が多く描かれるのかなぁ、ドラッグの売買で揉めるシーンを見ても、共感できないんだよなぁ」と少しテンションが下がったのです。
というか最初から最後まで暴力的なシーンは多くあって、そういうシーンに関しては一切共感はできませんでしたけど。でもとにかくそこがメインのストーリーではなかったですよ。

↓テベスと親友との友情、切なかった...!
1-Apache

というわけで、サッカー好きな人もサッカー好きじゃない人も、アルゼンチンという国を知る上ではとても参考になるドラマだと思いました。

以上、【Apache: La vida de Carlos Tevez】のご紹介でした。