「マルコス大統領の復活」と言っても、故マルコス元大統領が生き返るわけではありません。


1986年の民衆革命で失脚したマルコス大統領一家は、その後ハワイに亡命し、1992年に故マルコス大統領の死後、フィリピン政府の許可を得て帰国します。


イメルダ夫人は、その年の大統領選に立候補するも落選。現在はマルコス家の地元イロコス・ノルテ州選出の下院議員を務めています。


一人息子のフェルディナンド・マルコス・ジュニア、通称「ボンボン」は、1957年生の56歳。米オックスフォード大学卒でマルコス家が亡命する前はイロコス・ノルテ州の州知事を務めていました。2010年からは上院議員として国政に関わっています。


86歳のイメルダ夫人は、再びマルコス家が脚光を浴びる日を夢見ているのでしょうけれど、当のボンボン上院議員は消極的なようです。


「父親が大統領になったのに、何故自分が政治に関わらなければならないのか」と政治には元々興味がなかったと伝えています。


現在も裁判が続けられているマルコス家の不正蓄財問題も、同氏の大統領選出馬に影響を与えると考えているようです。


フィリピンでは、国民の直接投票で大統領が決まります。


統計で、国民の5割以上が貧困を経験したと言うフィリピンで、本当にフィリピンのために働いてくれる大統領が選ばれるのか。


いつも疑問です。


(Atsushi)